支援事業者紹介
事業所紹介-ワキヤコーヒー(五日市商工会)
[約35種類も揃う豊富なラインナップと毎日楽しめる手頃さが魅力のコーヒー豆専門店]
投稿日:2023.02.20

「100gから購入できるので、気軽にどうぞ」と代表の岡村さん
店内に大型の焙煎機を備え、熟練の焙煎士が高い技術で豆を焙煎。高品質の豆をリーズナブルな価格で購入することができるコーヒー豆専門店です。長年愛され続けている理由の一つが、豊富なラインナップ。店内には約35種類の豆が並び、期間限定商品も登場します。定番からグァテマラの農園を指定して仕入れる高品質なスペシャルティコーヒーまでバラエティ豊か。好みの味がきっと見つかるはずです。
焙煎は中煎りから深入りが中心。生豆の種類や状態に合わせて、焙煎士が毎日丁寧に焙煎しています。その豆の良さを最大限に引き出す焙煎は、この道30年のプロがいるこの店だからこそ成せる業。また、大型の焙煎機で煎ることで全体的にムラなく焼き上がり、香りと風味がアップ。コストを抑え毎日続けやすい価格で提供できるのも魅力です。
コーヒー豆の他、OEMで作った「マイルドアイスコーヒー」(594円)、「カフェ・オレ・ベース」(695円)やお家でも気軽に水出しコーヒーが楽しめるドリップバッグ(1個140円)などのオリジナル商品も展開。「豆から購入するのはハードルが高い」という人は、店内で挽いてもらうことも可能です。
「今後は、豆とオリジナル商品をセットにしたギフトにも力を入れていきたい」と代表の岡村慎太郎さん。ネット販売などで販路を拡大しながら、もっと気軽にコーヒーを楽しんでもらえる方法を模索しています。五日市商工会に相談しながら、融資や補助金なども活用していきたいと考えています。

今ではなかなか見ることができない大型の焙煎機
同店では一般の消費者だけでなく、企業や飲食店向けの商品も展開中です。豊富なラインナップから選べ、少ロットでも対応できるのが最大の特徴。細かなニーズにも応えてくれます。職場やお店にワキヤコーヒーを導入してみたいという方。ぜひお問合せください。
○ワキヤコーヒー
住所/広島市佐伯区三宅1-1-10
TEL/082-924-1255
営業時間/10:30~18:00
休み/月水金曜
事業所紹介-庭尾屋根工事店(広島東商工会)
[先代から受け継いだ、日本伝統の瓦葺き工法を今もなお守り続ける瓦屋根工事店]
投稿日:2023.02.07
広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第18弾。

広島市販路拡大等チャレンジ応援事業の助成金を活用して導入した「組み立て式荷揚機」
先代が昭和44年に矢野で創業し、現在は2代目である庭尾英治さんご夫婦とその息子さんの3人で切り盛りする瓦屋根工事店。広島市内を中心とした近隣地域を中心に、個人・集合住宅、神社社務所・薬師堂等の新築瓦工事や屋根修理を行っています。
屋根瓦の魅力は、「地震にも風にも強い」「自然素材で長持ち」「夏涼しくて冬温かい」「安全・経済的・塗り替え不要」など多くのメリットがあること。こちらでは、新築工事から屋根修理まで、定期的なメンテナンスを含めてワンストップで行うことが可能です。
最近では金属屋根材のシェアが粘土瓦やスレート瓦を抜いて1位となり、瓦屋根の市場は減少し続けています。しかし、コロナ禍で家のメンテナンスや屋根修理等の建築・屋根工事業の「巣篭り需要」は増加。顧客のニーズに応えるため、同店も体制を整えてきました。
街の屋根屋さんとして、さらに地域に密着した営業を展開するため、令和4年9月には広島東商工会の支援を受けて作業効率の向上を重視した事業計画を策定し、広島市販路拡大等チャレンジ応援事業に挑戦。採択を受け、「組み立て式荷揚機」を導入しました。また、店舗情報満載の懸垂幕も作成し、同店のPRに役立てています。

代表の庭尾英治さんと息子さん
息子さんもすでに事業を承継することを決め、さらにパワーアップした同店。今後も顧客への迅速な対応、短納期を心掛けながら、信頼できる瓦屋根の専門店として瓦の良さを広く伝えていきます。
○庭尾屋根工事店
住所/広島市安芸区矢野東7-5-3
TEL/082-888-1928
事業所紹介-山田書道教室(沼田町商工会)
[子ども一人ひとりのタイミングを大切に。「楽しい!」がモットーの書道教室]
投稿日:2023.01.26

「丁寧にかけば誰でもきれいな字が書けるようになります」と山田さん
1980年に安佐南区沼田地区で書道教室を開き、これまで多くの子どもたちに書道の楽しさを伝えてきた山田昌子さん。今では親子3代にわたって通う子どもたちもいます。
山田さんは小学校低学年で書道を始め、先生からかけてもらったひと言で書道の虜になりました。「目が覚めるような書だね、と言ってくださった先生の言葉が嬉しくて。子どもたちにもそんな言葉をかけてあげたい」と山田さん。社会人になり一度は書道から離れていましたが、結婚を機に再び練習をスタート。こつこつと腕を磨き、師範の認定を受けました。現在は松宗集会所で月に3回、金曜日に指導を行っています。
山田さんが指導する上で大切にしているのが『楽しさ』。「子どもたちには自分も感じたように、楽しく書道を続けてほしいと思っています。ブランクができても、いつかまたやってみたいと思えるような時間にしていきたい」と話します。その子一人ひとりのペースに合わせた指導も山田さんのこだわり。「焦って叱咤激励するのではなく、待つ指導を心掛けています。今はできなくてもいい。その子が楽しいと思えるタイミングで進んでいけばいい。子どもの持つ力を信じています」と力を込めました。
今後はSNSを活用した広報の一環で、教室の魅力や子どもたちの作品などを発信していきたいと考えています。これまで、沼田町商工会主催のセミナーなどにも参加。沼田町商工会では、引き続きセミナーの開催や専門家派遣などを通じて、サポートを行っていく予定です。

小学6年生の生徒のみなさん。作品を仕上げた後は達成感いっぱいの笑顔に
字がきれいになるだけでなく、集中力がついたり、あいさつができるようになったり、様々なメリットがある書道教室。お子さんの習いごとのひとつにしてみませんか?
○山田書道教室
TEL/080-1905-4279
事業所紹介-SPACE MAKER(尾道しまなみ商工会)
[古い家を自らリフォームして新しい宿主へ。空き家のない魅力あふれる島を目指して]
投稿日:2023.01.17

オーシャンビューの寝室。美しい景色を独り占め
東京で飲食店や民泊、レンタルスペースなどを手掛ける経営者として14年のキャリアを持つ代表の横山裕樹さん。故郷である向島に空き家が多くあることを知り、なんとか解決の一役を担えないかと2年前に戻ってきました。現在は不動産賃貸業を営み、古い家を購入して自らリフォームして賃貸しています。
もともとDIYが得意だった横山さん。フロアの張り替えや壁の張り替えなどできることは全て自分の手でリフォーム。専門的な知識や技術が必要なところはプロにおまかせするスタイルで、これまで島内6軒、尾道市内6軒、福山市内1軒、合計13棟のリフォームを行ってきました。
横山さんは「空き家は持ち主にとっても深刻な問題で、困っている方が非常に多いと感じています。リフォームすることで古い家に付加価値が付き、次の誰かに引き継がれる家になる。向島を空き家のない町に、そして移住者が移り住みやすい町にしていきたい」と話します。

「今風のデザインと暮らしさにこだわってリフォームしています」と横山さん
リフォームした中の1棟は、築50年の民家を一棟貸しの宿「KAKUREGA」として再生。2階の寝室から瀬戸内海の多島美を望む絶好のロケーションが魅力です。キッチン付きで食材を持ち込んで料理をしたり、BBQも楽しめます。また、サイクリスト向けにサイクルスタンドも設置しています。料金はBBQなしで28,000円、BBQありで31,000円。同料金で1名から6名まで宿泊可能です。予約は電話、HP、LINEで受付中。プライベート空間で過ごす、贅沢な時間を提供します。
公式LINE登録はこちらから
尾道の観光大志としても活躍する横山さん。最後に「微力ですが、島が活性化する一躍を担えたら嬉しいです」と笑顔を見せてくれました。
○SPACE MAKER
住所/尾道市向島町2387-4
TEL/090-5423-4321
事業所紹介-select shop Laughing Beach(尾道しまなみ商工会)
[夏と海をテーマに、一つひとつに物語があるアイテムを取り揃えるセレクトショップ]
投稿日:2023.01.16

キュートなトレーラーが目印。オーナーの時本さん
ロケーション抜群の海沿いを走っていると突如現れるキャンピングトレーラー。いつの季節も夏感満載のこちらは、海や夏を肌で感じられる雑貨を販売するセレクトショップです。サーフィンが趣味というオーナーの時本裕美さんがその中で出合った、環境に配慮されたもの、体に優しいものを中心にセレクトしたアイテムが揃います。
時本さんは、福山市からIターンで向島に移り住んで10年。向島のロケーションに惚れ込み「何かしたい!」という思いをずっと胸に秘めていました。海沿いでひと際目を引くキャンピングトレーラーは、アメリカのシアトルから輸入したもの。「夏が好きな人とこだわって作られたいい商品を共有したい」。このお店には、時本さんのそんな想いが詰まっています。
店内には、サーファーの女性が保存料を使わずに手作りした石鹸や生後6週間から使える体にも環境にも優しいハワイの日焼け止め、南アメリカでフェアトレードされた珍しい香木、バリ島で丁寧に作られた草木染のアパレルなど、その一つひとつに物語があるこだわりの商品が並びます。隅から隅まで1点ずつ見てほしいものばかり。そこにある物語を時本さんから聞くのも楽しみ方の一つです。
春には時本さんが手掛ける「波アート」作品も販売予定。「波アート」とは、木製のパネルにレジンを使って波を表現したもの。お家に飾るだけで、いつでも海を感じることができ、空間がぐっと華やぎます。また、アパレルブランドの水着や新ブランドの雑貨なども入荷する予定です。

植物由来の成分で手作りされた環境にも体にも優しい石鹸
いつでも夏と海を感じられるハッピーオーラ満載のショップ。ドライブがてら、ぜひお立ち寄りください。
○select shop Laughing Beach(セレクトショップ ラフィンビーチ)
住所/尾道市向島立花283-1
営業時間/11:00~16:00、冬期は13:00~16:00
休み/日曜・祝日、ほか不定
※お問合せはインスタグラムのDMからどうぞ(アカウント名laughingbeach)
事業所紹介―竜栄組株式会社(広島東商工会)
[土木女(ど・ぼ・じょ)を増やして、まちの土木屋さんとしてまちをキレイに]
投稿日:2022.12.26
広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第17弾。

補助金を活用して掲載した本社壁面の広告
広島市安芸区矢野で土木工事に携わり始めて30年。「竜栄組」はこれまで矢野の町のこと、住民の方々の生活環境のことを最優先に考えて事業を行ってきました。現場と事務を分業するため、令和3年1月に前代表取締役の奥様である野田利恵さんが後を継ぎ、現在に至っています。
創業当時から公共工事の下請け工事を中心に技術を身に付け、現在では公共工事の元請けとなれる信頼と実績を積み重ねてきました。「まちの土木屋さんとして、矢野の町をキレイにしたい」。そんな想いで近年は、土砂災害による被害を受けた地元「矢野」の町を、一日でも早くきれいな元通りの姿にすべく、復旧工事に全力で取り組んでいます。住民の方の心は少しでも晴れるよう、できるだけ災害の爪痕を感じない美しい町にしたいと考えています。
令和元年には、広島東商工会のサポートを受けて、小規模事業者持続化補助金を申請。採択を受け、ホームページの作成や地域情報誌への広告掲載、本社の壁面に広告を掲載するなど、知名度アップに努めてきました。これからは公共工事で積み上げてきた工事技術を矢野地域のために活かし、駐車場の舗装やコンクリートブロック塀の補修などの外構工事、引っ越しや大掃除で出た不用品の回収、庭の草刈りや、所有する土地の伐採など、暮らしの中で生まれる困りごとにも対応します。庭の雑草のことなど、「こんなこと相談してもいいのかな?」と思ってしまうような些細な悩みでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

「地域のお役に立てる企業になりたい」と代表取締役の野田利恵さん
○竜栄組 株式会社
住所/広島市安芸区矢野東7丁目34-1
e-mail/tatsueigumi@ab.auone-ne.jp
お問合せはメールでどうぞ
事業所紹介-フラワーショップなかの(広島東商工会)
[頼れる町のフラワーショップ。丁寧なヒアリングで贈る人をイメージした最適なギフトを提案]
投稿日:2022.12.15

お店には種類豊富な花々が並びます
広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第16弾。
「フラワーショップなかの」は1986年創業、安芸区矢野地区で最も古いフラワーショップのひとつです。2代目である代表の西田とも子さんは国家資格であるフラワー装飾技能士1級、日本フラワーデザイナー協会講師の資格などを持つその道のプロ。毎日市場で約50種類の生花を仕入れ、花束、アレンジメント、鉢花、慶弔花などを販売しています。
最も得意としているのが、ギフト用のお花。お客様とのコミュニケーションを大切にし、花の色や種類、大きさ、価格、相手の年齢などを詳しくヒアリング。お客様のちょっとしたニュアンスさえも盛り込み、他店とは異なる視点で仕上げていきます。最近では、若い世代の男性顧客も増加。リボンやラッピングなどの資材も豊富に揃います。
今年9月には、ホームユースやイージーケアー商品などのギフト商品や花束の商品開発を進め、花のある生活の習慣化が浸透し始めている若年層に対して購入意欲を高めてもらおうと、広島東商工会の申請サポートにより広島市販路拡大等チャレンジ応援事業に応募。採択を受けて「フラワーキーパー」を導入しました。

代表の西田とも子(右)さんと助成金で導入したフラワーキーパー
花を保管する環境を長期間コントロールすることができるようになり、花の大きさ・色・香りなど、これまでSNSでは発信することができなかった魅力を伝えています。「店舗の入りやすさ」「わかりやすさ」「選びやすさ」の3つの「やすさ」を大切にしている同店。町の頼れるフラワーショップです。
○フラワーショップなかの
住所/広島市安芸区矢野東4-7-18
TEL/082-218-4038
営業時間/9:00~18:00(日曜日9:00~13:00)
休み/水曜日
事業所紹介-TANTO(広島東商工会)
[地域の人に愛されるイタリア料理店。本格的なイタリア料理をリーズナブルに]
投稿日:2022.12.13

ランチセットの前菜は、種類豊富で彩りも豊か
広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第15弾。
JR呉線矢野駅から徒歩2分の訪れやすい立地。ここは、本格的なイタリアンを気軽に楽しめるイタリア料理店です。生産者が丹精込めて作った食材を、その日一番おいしい状態でお客様に届けるのがオーナーシェフのモットーです。敷居の高い高級イタリアンとは一線を画し、2世代3世代で訪れることができる気軽さもこの店の魅力です。年配の方や小さな子どもでも食べやすいように橋で食べるイタリアンを提案しています。
人気メニューはコロナ禍に誕生した「お箸で食べるイタリアンランチ」(1,500円)。10品以上の前菜の盛合せとパスタまたはピザが選べるボリューム満点のセットです。オーナーシェフ自慢のパスタは、モチッとした食感と歯切れの良さが特徴の「淡路麺業の生パスタ」を使用しています。
その他、ディナーセット(1,500円~)やフルコース(3,500円~)、テイクアウトメニュー(ランチBOX 950円)、オードブル(3,500円)など、バラエティ豊かなメニューを用意。ニーズに合わせて、いろいろな使い方ができる一軒です。
スタイリッシュな店内には、掘りごたつのテーブルが8つあり、2名から最大40名まで収容可能。個室も1部屋あり、家族や仲間との会食をゆっくり楽しむことができます。

オーナーシェフの仙光友宏さんとホールを担当する奥様の絵理子さん
「生産者の心をお客様へ、お客様の声を生産者へ届けたい。鮮魚や精肉、旬の野菜を仕入れ、20年間以上料理と向き合ってきた経験を活かし、本当に美味しいと思っていただける料理をご提供します」とオーナーシェフの仙光友宏さん。その思いを事業として継続するために、広島東商工会のサポートを受けて事業計画を策定し、お客様の満足度の高い店作りに全力で取り組んでいます。
○TANTO(タント)
住所/広島市安芸区矢野西4-8-16
TEL/082-888-6492
営業時間/11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:30(L.O.20:30)
定休日/月曜日・火曜日
HP: https://www.tanto-hiroshima.com
Instagram:https://www.instagram.com/tanto_yano/
事業所紹介-株式会社世界新聞(尾道しまなみ商工会)
[移住人材と地元企業をつなぐ!尾道移住メディア「ANCHER」スタート]
投稿日:2022.12.12

「移住するならANCHERを見ないと、と言われる存在になりたいです」と松崎さん
海外各地の旅人がライターとなって、現地の情報を伝えるWebメディア「世界新聞」を立ち上げた代表取締役の松崎敦史さん。2013年から運営し、月に20万人が観覧するメディアにまで成長させた経験の持ち主です。1年前に埼玉県からIターンで尾道市の向島に移住し、企業向けにホームページの制作やSNSの運用支援などを行っています。松崎さんの強みはこれまでの経験を活かしたクオリティの高いホームページが制作できる点。出版社で編集者として培ったスキルも活かして、その企業の特徴を深掘りし、より魅力的に見せるホームページの制作が可能です。
これらの経験を活かしてWebマーケティング事業を本格的にスタート。「尾道移住メディア ANCHER(アンカー)」の運営を11月17日からスタートしています。このサイトはこれから尾道に移住したいという人を対象に、尾道に移住することの魅力を発信。具体的に移住してからの暮らしがイメージできる移住者のインタビューをはじめ、必ず必要になる仕事の情報も提供するため、地元の企業の魅力を掘り下げた記事も掲載しています。松崎さんは「尾道の企業と移住したい人をマッチングできるサイトにしたい」と話します。記事には企業の求人要綱を掲載し、専用フォームから求人を申し込むこともできるようにしました。
サイト立ち上げのきっかけは、ホームページの制作やSNS支援などで企業を訪れた際、求人に悩んでいる企業がとても多いと感じたこと。「1年間、尾道市の企業を回ってたくさんの素敵な事業者さんに出会いました。そしてその多くが、人材不足に頭を悩ませていました。自分の経験でこの課題にアプローチできるいい方法はないかと考えた時、求人も見込める情報サイトの立ち上げにたどり着きました。尾道移住の魅力、そこにある企業の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と松崎さん。
尾道移住の核となりえる「尾道移住メディア ANCHER(アンカー)」。今後はSNSなどを通じた広報活動を行っていく予定です。尾道しまなみ商工会では、広報支援、販路開拓支援のほか、移住者とのマッチングサポートにも取り組んでいきます。
事業所紹介-心花(広島県央商工会)
[豊栄産の食材を使った心温まる家庭料理を。サービス精神旺盛な店主の人柄も魅力]
投稿日:2022.12.09

「本日のおすすめ」。この日のメインは油淋鶏。彩り豊かで栄養バランスも◎
2021年3月にオープンした定食屋の心花は、働き盛りの人もしっかりと満足できるボリュームが魅力。町内のレストランに従業員として勤めていた店主の橋本佐佳江さんが定年退職したのを機に、夢だった自分の店を構えました。大切にしているのは、『自分がおいしいと思うもの』を提供すること。味に納得がいかないと捨ててしまうこともあると言います。もともと料理好きだったこともあり、その腕前は確か。美味しさはクチコミで広がり、今では遠方から食べに訪れる人もいるほどです。
料理は、豊栄産の食材を中心に旬の食材を盛り込んで手作りする家庭料理。店で手切りした厚切りのトンカツなど、7種類の定食が揃います。なかでも一番人気は、日替わりのメインに小鉢が3つ、ごはん、汁物漬物がセットになった「本日のおすすめ」(1000円)。ボリューム満点で栄養バランスもばっちり。運ばれてきた時には、そのボリュームの多さに目を丸くしていたお客さんも、ペロッとたいらげてしまうのだそうです。美味しくて体にも優しいメニューは男女を問わず人気を集めています。
土曜、日曜と平日でも女性グループには手作りデザートが付く嬉しいサービスも用意。モンブランやアップルパイ、プリンなど専門店顔負けの味とラインナップ。店主の底抜けに明るい人柄がかもす、アットホームな雰囲気も魅力です。

リクエストにもできるだけ応えてくれるサービス精神旺盛な店主の橋本さん
現在、お店と看板となる新しいメニューを考案中。地元のジビエを使ったシチューを試作しています。ジビエとたっぷりの野菜を4時間以上煮込んでうま味を凝縮した自信作。完成間近で年内には提供できる予定です。味自慢のお店の新しいメニューにも期待が高まります。
同店は今年、広島県央商工会のサポートを受けて小規模事業者持続化補助金を申請。採択を受け看板を設置しました。設置後、認知度も上がり来店者数は右肩上がり。リピーターも増えたと言います。大通りから少し入った場所にある隠れ家的一軒。ドライブがてら訪れてみませんか?
〇心花(ここは)
住所/東広島市豊栄町清武1249-2
TEL/090-3744-9803
営業時間/11:00~18:00、18:00以降は要予約
休み/月曜(祝日の場合は翌日)