上下町の魅力あふれる事業者をWebサイト「上下のippin」で紹介(上下町商工会)

[これまで29事業所を取材し、事業者の想いと商品の魅力を掲載。新たに5事業が追加され合計34事業所に]

上下の魅力が詰まったWebサイト「上下のippin」

 上下町商工会では経営発達支援計画に基づき、会員事業所の優れた逸品と隠れた魅力を掲載したWebサイト「上下のippin」を公開しています。平成29年からスタートし、年間5事業所のペースで、これまで29の事業所を掲載しました。取材にはプロのライターとカメラマン、WEB制作者が同行。お店や商品だけでなく、事業者の人柄や想いまでも伝わる濃い内容に仕上がっています。

 

 今年度、新たに5つの事業所が追加されました。上下町商工会の大谷経営指導員は、「管内事業所の魅力を外へ向けて発信することで、少しでも上下町に興味を持ってもらえると嬉しいです。このサイトが上下町を訪れるきかっけになり、新たなファンの獲得に繋がることを目指しています」と話します。

 

 「人に会いに行きたくなる」。そんな「上下のippin」をぜひご覧ください。

 

「上下のippin」はこちら

 

 

 

プロのライターとカメラマンによる丁寧な取材で、人とものの魅力を伝えます

今年度、新たに加わったのはこちらの事業所

 

上下七色農園 代表 林新二さん

https://jyoge-ippin.jp/company/658/

 

(株)北尾種苗店 代表取締役 北尾滋敏さん

https://jyoge-ippin.jp/company/673/

 

(株)槇岡肥料店 代表取締役 槇岡亨さん

https://jyoge-ippin.jp/company/690/

 

小川時計店 代表 小川幸太郎さん(https://jyoge-ippin.jp/company/705/

 

三艸(みくさ) 代表 岡田尚三さん(https://jyoge-ippin.jp/company/719/

 

●お問合せ 上下町商工会 TEL0847-62-3504

 

事業所紹介-Deco suru(広島東商工会)

[プレゼントにもぴったり!世界で一つだけのオリジナルゴルフマーカーを作ろう]

ゴルフマーカーは、ハットクリップ付から、裏面磁石タイプ、カジノタイプなど種類も豊富

 ゴルフマーカーにも個性を出したい!そんな方におすすめなのがこちらのお店。スワロフスキーを使ったオリジナルデザインのゴルフマーカーを制作・販売しています。ゴルフマーカーとは、ボールがグリーンにのった時に、マイボールの位置を示すためのもの。プラスチック製でシンプルなデザインなものが多い中、キラキラと光り輝くアイテムは、太陽光を反射して目立ちやすいメリットもあり、人気を集めています。

 

 株式会社デコスル代表で作家でもある今林美穂さんは、4人のお子さんのお母さん。9年前に子どもとの時間を優先しながら自分の好きな作業に没頭したいと思い、スワロフスキーを使ったハンドメイド作品の制作と販売を始めました。ゴルフマーカーの制作依頼があったのを機に、隠れたニーズを知った今林さんは20225月に専門店をオープン。販売のほとんどがオーダーメイドの受注です。

 

 作品はその人の性別、年代、好きなブランド、ウエアのカラーなどを丁寧にヒヤリングして、好みと趣味を反映したデザインを提案。全てその人のためだけに作る1点ものです。女性だけでなく男性にも好評で、プレゼントとしても喜ばれています。

 

「飲み放題イベントなども開催しています」と今林さん

 また、店内にはシミュレーションゴルフができるカフェ「Palf café(パルフカフェ)」を併設。安芸地区で唯一、シュミレーションゴルフで遊べるカフェです。アルコールもあり、フードは持ち込みもOK。ゴルフ好きが集まるお店として注目を集めています。料金は1時間(ワンドリンク付)1870円。「ゴルフに興味がある方、始めたばかりの方、ゴルフ友達がほしい方、ゴルフを教えてほしいという方、どなたでも気軽に遊びに来ていただきたいです」と今林さん。

 

 シミュレーションゴルフ「スカイトラック」は、広島東商工会のサポートを受けて申請した広島市チャレンジ補助金で導入しました。今林さんは、日本一ゴルフ仲間ができるカフェを目指しています。

 

 これまでの作品やコンペなどの告知、今林さんによるスイング動画などは、インスタグラムで発信中です。こちらもぜひチェックしてみてください。

 

Deco suruのインスタグラムはこちら

 

 

Palf caféのインスタグラムはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

Deco suru(デコスル)

住所/広島市安芸区矢野西4-3-10

TEL082-521-9041

営業時間/10:0017:00、金土日曜は18:0022:00

休み/不定休

事業所紹介-so Leirolia(神辺町商工会)

[スムージーも楽しめるプランツショップが神辺町に誕生。珍しい珍奇植物もセレクト]

店内いっぱいに並ぶグリーンたち。「一つひとつ丁寧にセレクトしています」と滝口さん

 神辺町商工会の創業支援を受けて20238月にオープンしたばかりのこちらのお店は、バラティ豊かなグリーンをセレクトしたプランツショップ。販売の他、広い空間のあるオフィスや病院などへのレンタルも行っています。

 

 店内には観葉植物があふれ、定番はもちろん、なかなかお目にかかれない珍奇植物も並びます。大きさや種類も多彩に揃い、その一つひとつを見て回るだけでも楽しめる空間です。「全て丁寧にセレクトした植物です。大切な方へのプレゼントとして購入される方も多いんです。『これでいいか』ではなくて『これがいい!』と思っていいただけるような植物を届けたいです」と店長の滝口裕子さん。

 

 また、全国に出向いて買い付ける花きは、どんなインテリアにも調和し、植物を際立出せるアイテムをセレクト。センスがキラリと光る一品が並びます。植物と器を一緒に探している方はコーディネートのアドバイスも受けられるのでぜひご相談ください。

 

 

 

 

 

オシャレな花きはプレゼントにもぴったり

 グリーンのほか、店内では東京の人気スムージー店「F&P」とコラボした6種類のスムージーも販売しています。スムージーは1杯で野菜不足やビタミン不足を解消してくれる今注目のドリンク。店内の一角にあるカウンターでグリーンとともに楽しめるほか、テイクアウトも可能です。カウンターは地域の方がふらりと立ち寄る憩いの場になっています。

 

 2024年には店内の一角にネイリストによる施術が受けられるネイルコーナーも新設予定。楽しさいっぱいのプランツショップへと進化は続きます。

 

so Leirolia(ソレイロリア)

住所/福山市神辺町川北533-1

TEL084-916-0446

営業時間/10:0017:00

休み/木曜

『「せとうちskip」1泊2日補助金ツアーin川尻町&安浦町』の参加者募集!(呉広域商工会)

[呉市川尻町と安浦町の魅力を満喫できる旅行プランを用意。お得に参加できるチャンス!]

野呂山から見る瀬戸内

 呉広域商工会では、呉の魅力を広く発信しようとwebサイト「せとうちskip」を立ち上げ、呉市の川尻町、安浦町、蒲刈町、下蒲刈町、豊浜町、豊町、音戸町、倉橋町の8つのエリアのグルメ、お土産、宿泊、おすすめスポットなどを紹介しています。

 

 今回、その魅力を肌で体感してもらおうとツアーを企画しました。同商工会が用意したプランはグルメあり、体験あり、観光ありの充実した内容。プランは12日で、平日コースと土日コースの2種類を用意。自家製うどんと醤油屋秘伝の出汁とつゆが堪能できる「やまき醤油蔵」での昼食や手作りのお惣菜やスイーツ、地域の特産品などを販売する「豆ナ茶屋」での買い物、約100年の歴史を持つ筆屋「文進堂 畑製筆所」での小筆作り体験、ボランティアと行く野呂山の散策など、盛りだくさんの内容で楽しい旅をお届けします。

 

筆づくり体験

 参加条件は、写真やアンケートにご協力いただける方。各種メディアが同行する場合があり、ツアー動画や写真をメディアや同商工会関係機関の各種媒体、SNSで掲載します。

 

 今回のツアーは、伴走型小規模事業者支援推進補助金を活用し、地域振興と小規模事業者の収益アップを目的とした事業のため、お一人さま8,800円という破格での実施になります! 川尻&安浦の新しい魅力を発見してみませんか?

 

ツアーのお申込みはこちらから

【募集QRコード】

 

詳しくはHP→https://www.kure-kouiki.jp/news/skip-in/

 

【第1回目:土日】

 日 時:令和6年1月20日(土)~21日(日) 11:20集合

 

 

【第2回目:平日】

 日 時:令和6年1月24日(水)~25日(木) 11:20集合

事業所紹介-やまみのクリエイト(広島東商工会)

[商品や企業の魅力を分かりやすいお絵かきムービーで紹介。ドラマティックなストーリーが心を動かす]

ちょっと懐かしさもある柔らかなイラストも魅力

 お絵かきムービークリエイターとして活躍する山口美信さん。企業や事業者が伝えたい想いをオリジナルのイラストとストーリーでドラマティックに仕上げたアニメーション動画を制作しています。その種類は大きく分けて2つ。商品やサービスをより分かりやすく説明する「プロダクトムービー」と、選ばれてファンになってもらうための「ブランディングムービー」です。

 

 山口さんが作る動画の特徴は、見る人の心が動くストーリー性の高さ。その元となっているのが丁寧なヒヤリングです。商品であれば、その良さだけでなく開発までにかかった苦労や失敗談、人物であれば成功体験だけでなく後悔したことや身近な出来事なども盛り込み、見る人がより同じ感情を共有できる作品に仕上げています。「商品の裏にある物語や企業の創業ストーリーなど、熱い想いを伝えることで新しいファン層の獲得に繋げてほしい」と山口さんは話します。

 

「人の人生を描くことができる素晴らしい仕事に誇りを持っています」と山口さん

 商品やサービスの魅力を伝えたり、カンパニーヒストリーを制作して採用に繋げたり、自分自身を知ってもらうための「人生ストーリー」を描いたり。その用途は無限大です。料金は1555,000円~。シナリオから動画制作まで一貫して担当するので、完成までとてもスムーズです。また、お絵かきムービーは一度作れば、どんな媒体でもずっと使える優れもの。「こんなに良い商品なのに魅力が伝わらない」「何度も同じ話や説明をするのに疲れた」「同業他社とは違う魅力を印象的に伝え、ファン層を拡大したい」という企業、事業者の方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 山口さんは、「客観的に自社の歴史や商品の魅力、自分自身が歩んできた道を振り返ることができるのも制作する魅力のひとつ。これまでやってきたことの足跡が残せることが、最大の魅力かもしれません」と話します。ご依頼はお電話またはメールでどうぞ。

 

 山口さん自身の人生ストーリーを描いたブランディングムービーはこちら

 

○やまみのクリエイト

TEL090-8242-5808

E-mailyamakikaku50@gmail.com

HP/https://minori-yamano.amebaownd.com/

 

事業所紹介-プランツギャザリング 寄せ植え工房 桜梅桃李(神辺町商工会)

[土を使わず根が付いたままの植物をアレンジ。育てる楽しさも味わえるギャザリング]

根が付いたままの植物を数種類束ねて、根をアート苔で包んだルーティー・ブーケ

 ギャザリングとは、根が付いたままの植物を花束のように組み合わせたルーティー・ブーケを作り、それをさらに組み合わせてブーケのように仕上げていく技法です。最大の特徴は根が付いたままの植物をつかうこと。根は水苔で包み込み優しく保護しながら水分も吸収できるため、フラワーアレンジメントなどに比べて美しさが長持ちします。

 

 また、土を使わないため庭がなくても楽しめ、汚れたり虫がわいたりする心配もなし。さらに軽いので作業も楽でメリットいっぱい。単体では出せない「豪華さ」と「美しさ」、そして手軽さがルーティー・ブーケの魅力です。

 

 ギャザリストの長谷川惠利子さんは、コロナ禍でギャザリングに出合い、これまで知らなかった新しい寄せ植えのスタイルに魅了されました。講師のレッスンを1年間受け、全課程を終了。免状をもらい資格も取得しました。ギャザリングの魅力をもっと多くの人に届けたいと2023年福山市で創業しました。

 

 予算に合わせてオーダーメイドで販売するほか、レッスンや企業向けのレンタルなどを展開。「切り花やブリザーブドフラワーなど、植物を楽しむためのアレンジはたくさんありますが、その中でもギャザリングはこれからも生きていく植物を育てていく楽しさがあります。植物の組み合わせも無限大でデザインに個性が出て面白い。作るところから育てるところまで長く楽しめるのがギャザリングの魅力です」と話します。

 

観葉植物を使ったギャザリングを得意とする長谷川惠利子さん

 202310月に全国の書店で発売された「あおき式園芸手法」には、監修した青木英郎さんのお弟子さんの作品が紹介されています。その中には長谷川さんの作品も4ページに渡って紹介されています。

 

 将来的には自宅の庭を整備して、作品の展示や教室も開催できる店舗を構えたいと考えている長谷川さん。現在、神辺町商工会のサポートを受けながら事業計画書を作成し、小規模事業者持続化補助金にもチャレンジしています。

 

 オーダーメイドのご依頼や教室の開催状況などのお問い合わせは、お電話で受け付けています。お気軽にお問合せください。

 

 

長谷川さんの作品。育てる楽しさも味わえます

 

 

○プランツギャザリング 寄せ植え工房

 桜梅桃李(おうばいとうり)

 住所/福山市神辺町下竹田896-36

 TEL090-8358-7010

白木産小豆を使ってビジネスの可能性を広げる「小豆セミナー」開催(高陽町商工会)

[小豆の歴史から白木産小豆の特徴、レシピまで、その道のプロが分かりやすく解説]

一部で広島県産小豆について熱く語ったJA広島市の主幹・和田信幸さん

 20231130日(木)、高陽町商工会が同商工会本所にて「小豆セミナー」を開催しました。国産の食材に注目が集まる中、小豆は県内でも生産が拡大している食材のひとつ。もともと広島は平安時代から小豆が生産され、江戸時代には年貢として納められるほど、生産が盛んな地域でした。広島を小豆の生産地として復活させようとJA広島市が中心となって活動を開始。現在、三次市、世羅町、白木町で栽培されています。品種は「丹波大納言」。県内産の大納言は北海道産に引けを取らない大粒で濃い色が特徴で、粒あんにすると粒が際立つ上品な味わいです。

 

 同商工会では、地元白木で新しい特産品の栽培が行われていることを広く知ってもらおうとセミナーを実施。セミナーは2部構成で1部では県産小豆の歴史や特徴についてJA広島市の主幹・和田信幸さんが解説。県内産小豆への熱い想いを語りました。「2022年からは品質も上がり商品開発にも本格的に取り組めるようになりました。大手の和菓子店だけでなく、地元の小売店や飲食店にも使っていただけるように、ストーリー性のある商品を届けたいです」と和田さんは話します。

 

2部でアイデア光る小豆レシピを紹介した稲葉えみさん

 2部ではフードコーディネーターの稲葉えみさんが、県内産小豆を使ったオリジナルレシピを紹介し、小豆の新しい食べ方を提案。試食会も行われました。1品目は「あんこ味噌ソース」。あんこと赤みそを使った和風ソースは、あんこの甘さを活かしてコクを引き出した味噌ソースが、出汁の浸み込んだ大根と見事にマッチしていました。

 

 もう一品は「あんこティラミス最中」。クリームチーズの酸味とあんこの甘味、コーヒーの苦みが調和。さっぱりとしたスイーツに仕上げていました。稲葉さんは実際に調理しながら、組み合わせや調理方法などのポイントを解説。メモを取りながら真剣に聞き入る人の姿も多く見られました。

 

 2部終了後には質疑応答が行われ、「小豆の炊き方を知りたい」「発酵あんこの作り方を知りたい」といったレシピにまつわるものから「自分のケーキ店で使ってみたい。どのぐらい仕入れることができるか?」といったビジネスに関するものまで、たくさんの質問が飛び出しました。今回、セミナーを企画した熊谷経営指導員は「セミナーを機に、地元に素晴らしい食材があることを知ってもらい、それを活用した新商品の開発やメニュー開発に活かしてもらいたいです」と話しました。

 

 今注目の県内産の小豆。これからさらに広がりを見せていくのは間違いありません。

 

○お問合せ 高陽町商工会 TEL082-842-0186

 

事業所紹介-Sunny Pan(広島東商工会)

[お店に行かなくても1個から購入できる!便利で美味しい移動式パン屋さん]

「企業だけでなく個人の方もご利用いただけます」と山田さん

 「Sunny Pan」は車で広島市内の広いエリアにパンを届ける移動販売専門のパン屋さんです。食パン、おかずパン、菓子パン、サンドウィッチ、焼き菓子など約50種類の商品を取り扱っています。どこか懐かしさを感じる昔ながらのパンが魅力です。

 

 わざわざ買いに行かなくても、家の近くまで来てくれる移動はニーズが高く、東は呉市、西は商工センターまで、幅広いエリアが対象。また、配達は1個から注文でき、3日前までの予約でお店や会社、自宅まで届けてくれます。

 

 バラエティ豊かなパンが揃う中、おすすめは芳醇なバターの香りがたまらないデニッシュ系。リンゴのデニッシュなど3種類があり、そのまま食べるとしっとり柔らか。トーストするとさっくりとして、また違った美味しさが楽しめます。また、月1回のペースで季節感のある新作も登場しています。

 

 「パンと一緒に笑顔をお届けします」と代表の山田華依さん。指定先まで来てくれる便利な移動販売は、今注目のビジネススタイルです。曜日によって販売エリアが異なります。お問合せやご注文はお電話またはメール(h28381973@gmail.com)でどうぞ。

 

Sunny Pan(サニーパン)

住所/広島市安芸区矢野西5-20-2(店舗での販売はありません)

TEL080-6341-4057

営業時間/9:0016:00

休み/土日曜・祝日

 

事業所紹介-MITAKI PAIN(五日市商工会)

[シェフ、ソムリエ、パン職人、3つの顔を持つ実力派店主が作る風味豊かなパンたち]

食事パンから菓子パン、惣菜パンまで種類豊富

 三滝ゴルフセンターの駐車場に佇む一台のキッチンカー。ここは元フレンチの料理人、浦部亮さんが20234月にオープンしたベーカリーです。キッチンカーには、ソムリエの資格も持つ浦部さんが「ワインに合う」をコンセプトにしたパン約20種類が並びます。

 

 東京やパリで料理人として活躍していた浦部さんは、フランスで出合ったパンの美味しさに感動し、「自分もこんな美味しいパンが作りたい!」とパン職人になることを決意。地元広島に帰り、広島市や尾道市の有名べーカリーで10年に渡って経験を積んできました。

 

 生地はオーバーナイトといれわる製法で、一晩じっくりと寝かせ翌日に成形。粉にしっかりと水分が行きわたり、もっちりとした食感が楽しめます。添加物を使用せず、シンプルな材料で作るパンは、素材本来の風味や香りをしっかりと感じさせてくれます。

 

 国産小麦を使った口どけのよいベーグルや香味野菜と牛筋をトロトロになるまで炊いたカレーを包み込んだカレーパン、和菓子の老舗「こふじもち」のあんこを使ったあんパンなど、シェフ、ソムリエ、パン職人、3つの顔を持つ浦部さんだからこそできる逸品揃いです。

 

しっかりとした知識と経験をもとに、独自のパンを生み出す浦部さん

 今年、五日市商工会のサポートを受けてIT補助金を申請。補助金でエアレジを導入しました。同商工会は、今後も販路開拓などで幅広い支援を行っていく予定です。

 

 場所は三瀧寺からもほど近い場所。観光がてら立ち寄ってみませんか。

 

MITAKI PAIN(ミタキパン)

住所/広島市西区三滝本町2-13-10

TEL090-5699-3249

営業時間/10:0017:00(売切れ次第終了)

休み/月火曜(食パンのラスクのみ販売)

事業者紹介-舛谷重機興業(広島東商工会)

[県内でも珍しい女性クレーンオペレーター。取引先の細やかなニーズに応える柔軟な姿勢で業績も好調]

経験と技術が必要なクレーン車の操縦。大工と息を合わせて行います

 就職した建設会社でクレーン車の操縦に従事し、オペレーター歴20年以上のキャリアを持つ舛谷知恵子さん。取引先の細かなニーズにもっと応えたいと思うようになり、独立を決意し創業しました。主な仕事は住宅の棟上げ作業。大工とチームを組み、建築資材をクレーン車で吊り上げ、適切な場所へと移動します。その他、建築工事の資材運搬・設置、トラック積載物の上げ降ろし、造園工事現場での庭木運搬・設置なども手掛けています。

 

 舛谷さんが大切にしているのは、できる限り取引先の細かなニーズに応えること。さらに、依頼されたことだけでなく、いい方法やアイデアがあればこちらから提案できる柔軟な姿勢も持ち合わせること。「勤めていると会社の許可が必要だったり、自分で判断できないことも多く、取引先の求めていることに応えられないこともありました。こうした状況にもどかしさを感じて独立することにしたんです」と舛谷さん。一緒に作業する大工からの信頼も厚く、受注も徐々に伸びています。

 

 今年は広島東商工会のサポートを受けて、小規模事業者持続化補助金を申請。採択を受け、補助金で無線機と木造用クランプを導入しました。クランプとは、建築資材を掴むための吊り具のこと。木造用クランプを導入したことで、2×4工法の現場にも入れるようになり、仕事の幅も広がりました。「商工会はふらっと立ち寄って気軽に相談できる場所。これからも頼りにしています」と舛谷さんは話します。

 

青森県出身の舛谷さん。穏やかな人柄も魅力

 今年創業したばかりですが、今後は従業員を増やして、さらに取引先のニーズに合ったサービスを提供したいと考えている舛谷さん。「独立して不安もありましたが、みなさんの協力もあり楽しく仕事ができています。思い切って独立してよかったです」と笑顔を見せてくれました。

 

○舛谷重機興業(ますやじゅうきこうぎょう)

住所/広島市東区中山西2-8-5-103

TEL090-7565-5558

営業時間/8:0017:00

休み/日曜・祝日