事業所紹介-そば処 松蕎庵(安芸太田町商工会)

[職人気質の店主が最高の食材で作る絶品そば。ドライブがてら訪れたい一軒]

店主の松本眞一さんと奥様の節子さん

 中国自動車道戸河内ICのすぐ近く。一軒の古民家を4年がかりで改装したそば処があります。本当にいいものを厳選して作るそばは、そば好きたちをうならせ、休日になると遠方からも多くの人が訪れます。

 

 店主の松本さんが趣味でそば打ちを始めたのは今から約10年前のこと。奥深いそばづくりの世界に魅了され、「本当に美味しいそばを作りたい!」とその味を追求。手打ちそばの元祖と言われる横浜市の「一茶庵」で修行し、念願のお店をオープンしました。

 

 そばは国産のそば粉を石臼で製粉。挽きたての粉を使った打ち立て、上げたての新鮮なそばが自慢です。また、つゆに使う鰹節は枕崎産本枯節の2年物、昆布は利尻の1等級。一流の素材を使って丁寧に取った出汁は、風味を香りも他店と一線を画します。

 

 おすすめは並せいろ、そば豆腐、そば稲荷、そば搔き吸い物、デザートがセットになったそばづくしの「そば御膳」(1,500円)。そばへの愛とこだわりが伝わる看板メニューです。また、季節に合わせて登場する変わりそばもこちらの特徴。49日までは桜の花びらで色づけしたさくらそばを提供。そのほか、秋には柚子そば、けしそば、茶そばなど、県内ではなかなかお目にかかれない、珍しいそばに出合えます。田舎そばも登場予定です。

 

そばの魅力が存分に堪能できる「そば御膳」(1,500円)

 多彩なそばを提供できるのは、幅広い知識と技術があればこそ。そばの仕上がりに納得がいかない日は提供しないこともあると言います。最高級の食材と職人技で作る絶品の手打ちそば。食べてみたくありませんか?

 

 安芸太田町商工会は令和4年度伴走型小規模事業者支援推進事業により、9事業所のショート動画を制作しました。「そば処 松蕎庵」も安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルで紹介されています。ぜひご覧ください。

 

安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルはこちら

 

○そば処 松蕎庵(そばどころ しょうきあん)

住所/山県郡安芸太田町上殿2112

TEL080-9502-8245

営業時間/11:0015:00LO14:30

休み/水木金曜

HPhttps://www.shokian.net/

「ちいさなお店のおおきな仕事」プロジェクト第2弾が公開!(江田島市商工会)

[島でがんばる事業者の魅力を全国に向けて発信。動画と冊子で事業者の魅力に迫る]

事業者の誠実な人柄にも触れられる一冊です

 「島でがんばる事業者を応援」をコンセプトに、20223月から「ちいさなお店のおおきな仕事」プロジェクトに取り組んでいる江田島市商工会。会員事業者のPR動画や小冊子の作成を行い、全国に向けたPRを行っています。

 

 2023年3月には第2弾となる「ちいさなお店の大きな仕事2023」が完成しました。島の特産品である牡蠣の養殖業者や明治から続く歴史ある料亭旅館、市外からも人気が高い豆腐店など5事業所が登場。事業者自らがお店や施設の魅力を語るスタイルで、3分ほどの動画にその魅力がぎゅっと凝縮されています。

 

 また、事業者の想いや新しい取り組みなどについてインタビューした小冊子も作成。江田島市内の各港や出演事業者の店舗、施設で配布しています。

 

 見れば行きたくなる素敵な動画の数々をぜひ一度ご覧ください。

 

坪希旅館の紹介動画はこちら

 

Hawk Nest Family Villageの紹介動画はこちら

 

長田製菓舗の紹介動画はこちら

 

寺本水産の紹介動画はこちら

 

徳永豆腐店の紹介動画はこちら

 

●お問合せ 江田島市商工会 TEL 0823-42-0168

事業所紹介-Re Bone(神辺町商工会)

[3月16日オープン!キャンプ好きのオーナーシェフが手掛けるバラエティ豊かな洋食を]

訪れたら絶対に味わいたい牛タンステーキ

 ステーキなどの鉄板料理やキャンプ飯など、バラエティ豊かな洋食が味わえるお店が316日に福山市神辺町にオープンしました。キャンプ好きのオーナー自らが手掛けた店内には、人口芝を引いたフロアにキャンプイスを配したアウトドアテイストの空間もあり、遊び心いっぱいです。

 

 ここを訪れたらぜひ味わってほしいのが牛タンステーキ(1,078円)。オーナーシェフの西岡さんが「利益なし!」と言い切るボリューム満点の一品。柔らかくてジューシーな牛タンは、肉のうま味や風味がダイレクトに伝わる塩でシンプルに味わうのがおすすめです。

 

 また、おおぶりな「とりのからあげ」(935円)も看板メニューのひとつ。醤油ベースの秘伝のタレに一晩漬け込んで下味をつけ、ひとつひとつ丁寧に成形した鶏肉を、米粉と片栗粉をブレンドした粉をつけて揚げたオリジナル。表面はカリッカリ、中からあふれ出る肉汁がたまりません。そのほか、食べごたえ抜群の餅、まろやかな酸味がアクセントになる紅ショウガ、ネギを半熟卵で包み込んだ「もちとんぺい焼(825円)」など、鉄板料理、サラダ、ピッツァ、パスタなど約50種類以上のメニューが揃います。

 

 キャンプの達人・西岡さんのキャンプ愛溢れるキャンプ飯も用意。ホットリボーンサンドやカマンベールベーコンなど、気軽にキャンプ気分が楽しめるのもうれしいところ。キャンプのやり方や道具などの質問にも気軽に応えてくれます。

 

キャンプ気分が楽しめる空間も楽しい!

 神辺町商工会では、オープンに向けて資金調達などの面でサポートを行いました。今後は広報支援など知名度アップのための取り組みについても支援を行っていく予定です。

 

 お一人さまから団体まで幅広く利用できる使い勝手の良いお店です。「今後はイベントの企画やコース料理なども提供していきたい」と西岡さん。キャンプ好きな方、興味のある方、そうでない方も満足すること間違いなしの一軒です。

 

Re Bone(リボーン)

住所/福山市神辺町湯野304-1

TEL084-966-3905

営業時間/17:0024:00LO23:00

休み/水曜

青年部が地元高校生に地元を想う川柳を募集(神辺町商工会)

[250作品の中から6作品を選出。地元について考える、想いを馳せるきっかけに]

神辺高校の体育館で行われた授賞式の様子

 神辺町商工会青年部がまちづくり委員会の活動の一環として、神辺高校の全校生徒に神辺町にちなんだ川柳の募集を行いました。集まったのは約250作品。神辺愛にあふれる作品が揃いました。「地元神辺を思う川柳を考えることで、神辺について考えたり、神辺愛を育んだりするきっかけになれば」と委員長の松岡さんは話します。

 

 集まった川柳は一次選考で40作品を選出。青年部の例会で青年部員約30名、外部審査員として地域のまちづくり推進委員会の代表者4名にも参加してもらい、上位6句を決定しました。選考には「インパクト性」「メッセージ性」「アイデア性」の3つを重視。松岡さんは、「大人にはない学生らしい発想から生まれた、面白い作品が揃いました」と振り返ります。

 

 受賞した作品はこちら

【最優秀賞】

『六番砂留 四季を彩る 堂々と』

 

【優秀賞】 2作品

『鬼門櫓 新緑香る 街見渡して』

『彼岸花 堂々川に 帯を巻く』

 

【入賞】 3作品

『路地まがり タイムスリップ 土蔵造り』

『神辺に 古墳たくさん 古代ロマン』

『歴史ある 本陣集まり 茶で雑談』

 

 320日(月)には、学校の終業式にあわせて青年部員が神辺高校を訪問。体育館に集まった全校生徒を前に表彰式を行いました。受賞者にはガラスの盾と作品を筆でしたためた額が贈られました。

 

 青年部が高校生に川柳を募集したのは今回が初めて。今後は幅広い世代を対象にした作品募集を行っていきたいと考えています。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-SHOKU LEAD(沼田町商工会)

[選手のパフォーマンス向上に欠かせない栄養のこと。スポーツ栄養士に相談しませんか?]

「ベストパフォーマンスのお手伝いをします!」と馬明さん

 スポーツ栄養士として活躍する馬明真梨子さんは、チームや団体、個人を対象に、スポーツ選手の栄養サポートを行っています。チームに帯同して、食事や栄養のアドバイスを行ったり、講習会を開いたり、運動している子どもたちに食の大切さを伝えたりと様々な活動に取り組んでいます。

 

 スポーツ栄養士を目指したのは、自身が学生だった頃の経験から。ソフトボールの強豪校に進学しレギュラーとして活躍していましたが、ケガが多く食も細かったことが悩みの種でした。ハードな練習に耐えるために、無理な量を泣きながら食べた苦い経験があります。「当時は時々トレーナーが来てくれていましたが、一人ひとりに寄り添ったものでなく、自分がどうすればよいのかが良く分かりませんでした。その時に、自分に合った食事と運動のサポートを定期的にしてくれる人がいてくれたらと思ったんです。そして、いないのなら自分がなろうと思いました」と話します。

 

 卒業後は管理栄養士の養成校である県立広島大学に進学。管理栄養士の勉強に励みながら、フィットネスクラブでアルバイトしてトレーナーの資格も取得しました。現在、スポーツに特化した「公認スポーツ栄養士」は全国でも500人弱。県内には9名という貴重な存在です。

 

一人ひとりの考える力を大切にしたサポートを行っています

 県内のラグビー強豪校やアーチェリー選手などの栄養スタッフとしてチームに参加しています。大切にしているのは自ら考える力を養うこと。「『こうしなさい』ではなく、ヒントをアシストして、そこから選手自らが自分に合った食べ方、栄養の摂り方を見つけてほしい」と馬明さん。食事を味方につける術を身に付けて、目標を達成するだけでなく、次のステージでも活躍できる土台を築いてほしいと考えています。また、時にはメンタルをサポートする母親のような役割になることもあるのだそうです。「スポーツ栄養士は、選手がベストパフォーマンスをするための裏方の仕事。主役である選手たちを輝かせたい」と微笑みます。

 

 スポーツ栄養士の認知度アップのため、イベントなどにも不定期で参加。42日(日)には、馬明さんが企画から参加した「こんさぽフェスタ2023」をCLiP HIROSHIMAで開催。16日(日)には、安佐南区伴東にある「r.d.k kitchen+」の一周年記念イベントにも参加します。

 

 馬明さんは、スポーツ栄養士についてもっと知ってもらうため、沼田町商工会が主催する広報に関するセミナーにも参加。補助金の申請や著作権に関する個別相談も行っています。同商工会では引き続き、販路開拓などのサポートを行っていく予定です。

 

 体と心の土台となる食事の面から選手をサポートしたいと考えている、チーム、団体、個人、企業のみなさん。ニーズや予算に合わせて、プランを提案してもらえます。スポーツ栄養士と一緒に取り組んでみませんか?お問合せはメールでどうぞ。

 

SHOKU LEADHPはこちら

 

 

SHOKU LEAD(ショクリード)

E-mail/iroha96mari@gmail.com

 

事業所紹介-渓流茶園(安芸太田町商工会)

[春のお出かけシーズンに合わせて釣り堀が営業開始。大自然の中でリラックス!]

思い通りにいかないところも釣りの面白さ

 西中国山地、深入山の麓に位置する「渓流茶園」は、豊かな自然の中で魚釣りが楽しめる釣り堀です。天然石を使用して自然の川を再現した釣り堀には、ストレスなく育った美味しいヤマメが元気に泳ぎます。

 

 竿・エサは1セット1,000円(平日500円)で時間は無制限。釣った魚は1350円で購入し、その場で食べたり、持ち帰ることができます。釣った魚は必ず購入するルール。おすすめは、釣った魚をその場で調理してもらって味わう名物の唐揚げ(魚代+50)。カリッとした食感とほくほくの身がたまらない一品です。そのほか、炭火で焼く塩焼き(魚代+50円)、刺身(魚代+300円)も楽しめます。うどんやそば、おにぎりと一緒にランチメニューとしても人気です。

 

 土日や祝日には多くのファミリーで賑わう施設ですが、自然の中でリラックスしたいお一人さまや女性客も増加。「いろいろな層のお客さまが、それぞれの楽しみ方をしています。釣りの楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいですね」と代表の入澤肇さん。囲炉裏席の貸し出し(15,000円)もあり、BBQも楽しめます。幅広い層に楽しんでもらうため、トイレを改装するなど、気持ちよく利用してもらうための努力も怠りません。

 

名物のヤマメの唐揚げ

 同施設は安芸太田町商工会のサポートを受けて、小規模事業者持続化補助金を申請。インバウンド需要も視野に入れた新しいホームページを制作しました。また、同商工会は令和4年度伴走型小規模事業者支援推進事業の一環として、9事業所のショート動画を制作。「渓流茶園」も安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルで紹介されています。

 

渓流茶園のHPはこちら

 

安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルはこちら

 

「渓流茶園」は415日(土)から今シーズンの営業をスタート!周辺には深入山や三段峡などの観光スポットやキャンプ場もあります。春のお出かけシーズンに、魚釣りを満喫してみませんか?

 

○渓流茶園

住所/山県郡安芸太田町大字松原37-1

TEL0826-29-0181

営業時間/10:0016:00

休み/水木金曜

 

企業の魅力を伝えるタブロイド紙が完成!(神辺町商工会)

[45社のエントリーから選ばれた11社の取り組みを紹介。BtoBや採用にも活路]

企業の魅力をぎっしり詰め込んだ賑やかな中面

 経営力向上委員会・まちづくり委員会・なかまづくり委員会・組織活性化特別委員会の4つの委員会を発足し、地域を巻き込んだ先進的な取り組みに挑んでいる神辺町商工会青年部。組織の拡大などを担う組織活性化委員会が主体となり、積極的な経営を実践している企業11社の取り組みを紹介するタブロイド紙を制作しました。

 

 中面では、「Business Award 2022」と題して、「事業躍進部門」「マッチング部門」「スタッフ自慢部門」の3つのカテゴリーで企業とその取り組みを紹介。掲載する企業は、エントリーした45社でスピーチ大会を行い、参加者の投票により上位11社が選ばれました。前向きに事業に取り組んでいる企業のイキイキとした「今」を写真とともに伝えています。

 

 同委員会で副委員長を務めた橋本さんは、「私自身、商工会や青年部が何しているところか、良く分からずに入った経験があります。しっかりと関わらなけば分からなかった多くのメリットを伝えていきたいというのが、今回のタブロイド紙制作のスタート。『お付き合い』ではなく、前向きな気持ちで入会・入部する事業者を増やすためのツールとして活用したい」と話します。

 

表面・裏面には商工会や青年部について紹介しています

 創刊号は3000部を印刷し福山市内の企業や地元の学校、大学に配布する予定です。今後は商工会・青年部のブランディングツールとして活用するだけでなく、BtoBのきっかけやさらには採用に繋がるものに成長させていきたいと考えています。

 

 様々な可能性を秘めたタブロイド紙。来年度以降も継続して発行していく予定です。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介‐フットケアサロンWill(広島東商工会)

[看護師の経歴を持つフスフレーガーが一人ひとりに合った施術で足裏を整えるフットケア専門店]

広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第20弾。

 

痛みを感じない施術を得意とする二川さん

 「フットケアサロンWill」は、県内でも珍しいフットケアの専門店。巻き爪の矯正や足裏にある魚の目、タコのケア、足の爪のケア、足つぼのもみほぐし、フットネイルなど、足に関する美と健康をトータルでケアしてくれるサロンです。

 

 代表の二川けい子さんの前職は看護師。「医療の現場で足が傷んでいる人を多く見てきました。看護学校では足裏について専門的に学ぶことはなく、見よう見まねでケアするように。そのうちに足裏を整えることの大切さに気づき、もっと本気で学びたいと思いようになりました」と二川さん。病院に勤務しながらフットケアのスクールに通い、足の様々なトラブルを解消しケアする足の専門家「フスフレーガー」のライセンスを取得。2022年11月に独立しサロンをオープンしました。

 

 サロンでは丁寧なカウンセリングで一人ひとりの症状や悩みに合わせたコースを提案。悪い所を直すだけでなく、全体的な姿勢やバランスまで考慮した施術を行っています。「腰痛や頭痛、肩こりの原因が足裏からきていることもあるんですよ」と二川さんは話します。

 

 「足裏を整えたいけど、ヒールは履きたい」「時間はかかってもしっかり整えたい」「とりあえず今の痛みだけとりたい」。さまざまなニーズに合わせて、あなたにぴったりのプランを提案してくれる頼れるサロンです。プランに+1100円~追加できるジェルネイルも人気。オシャレになった足先にテンションが上がること間違いなしです。

 

設備の整った清潔感溢れるサロン内。ヘアサロンの一角にあります

 同店は広島東商工会のサポートを受けて「広島市販路拡大等チャレンジ応援金」に応募。採択を受け、補助金でドイツ製のフットケアマシーン、電動ベッドなどを導入しました。今後も同商工会では販路開拓に向けたサポートを行っていく予定です。

 

 足の爪や足裏をきれいに整えたいという方はもちろん、不調の原因が分からない、何をやっても改善しないという方も一度ぜひお試しください。

 

○フットケアサロンWill(ウィル)

住所/広島市矢野西4-6-2 LAMP矢野店内

TEL/082-881-1541

営業時間/10:00~17:00(最終受付17:00)

休み/月木曜、第1、3日曜

事業所紹介‐スナックスタンド カーム(広島東商工会)

[翌3時までお酒が飲めるスナックスタンド。上品な空間でお酒と会話を楽しんで]

広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第19弾。

 

「焼酎も常時4種類ご用意しています」と藤井さん

 朝3時までお酒が楽しめるスナックスタンドが安芸区矢野東にあります。その名も「スナックスタンド カーム」。現オーナーの藤井正嗣さんのお母さんが創業し、今年で56年目を迎えるお店です。創業当初からカウンター越しにお酒を提供する「スナック」というスタイルを貫いています。

 

 コロナ禍でも売り上げを伸ばしている特徴のひとつが営業時間。コロナ禍で早くに閉店してしまうお店が増える中、こちらでは翌3時まで営業することで、2軒目、3軒目として使えるお店を探している顧客のニーズを掴みました。

 

 木製の重厚なカウンターや品のあるシャンデリアなど、40年前から変わらない店内は、レトロでモダンな昭和の文化を感じさせ、大人の上品な社交場といった雰囲気を醸します。訪れるのは20代から80代の幅広い世代。会話とお酒をしっとりと落ち着いて楽しみたい人にぴったりの一軒です。

 

 藤井さんはバーテンダーとしても活躍。目の前でシェーカーを振って作るオリジナルカクテル(700円)もおすすめです。ここで味わってほしいメニューがもうひとつ。小腹が空いた時にぴったりの手作り出汁巻玉子。ふわっふわの食感と優しい味わいが心に染みます。

 

 同店は広島東商工会のサポートを受けて、広島市の「飲食事業者チャレンジ応援事業助成金」に応募。採択され換気もできるエアコン1台を店内に設置し、コロナ対策も万全です。今後はお客様の利便性に考慮してキャッシュレス決済も導入していきたいと考えています。

 

レトロで落ち着いた店内。カラオケも楽しめます

 心行くまでお酒と会話が楽しめる大人の社交場。「もう少し飲みたいな」、そんな気持ちを満たしてくれる一軒です。

 

○スナックスタンド カーム

住所/広島市安芸区矢野東1-1-36

TEL082-888-4532

営業時間/20:00~翌3:00

休み/月水木曜

 

「新」海田さつまの素を海田高校の生徒がひろしま夢ぷらざで試食販売します!(広島安芸商工会)

[高校生の地元愛から誕生した「海田さつまの素」がリニューアル。試食販売を実施]

新しくなった「さつまの素」改め「ごま鯛みそ」

 「海田さつま」は、海田町周辺の地域で江戸時代から伝わる郷土料理。旬の魚を焼いた後、身と骨に分け、骨で出汁を取り、身は焼いた味噌とすり鉢でゴマと一緒に混ぜ、出汁で伸ばした後にこんにゃくやネギを加えます。調理にとても手間がかかることから、近年では食べる機会も少なくなり、その存在自体を知らない住民も多くなってしまいました。

 

 「海田さつまの素」は、そんな「海田さつま」をもっと手軽に食べてほしいと考案されたもの。令和元年度、海田高校の生徒が(株)ますやみそに商品化を依頼し、同者の共同開発で完成しました。令和33月から販売をスタートしています。

 

 今年度は販売から2年を迎え、商品をリニューアル。商品名を「海田さつまの素」から「ごま鯛みそ」に変更し、一目で内容が分かるように工夫しました。パッケージの商品名は海田高校書道の生徒が担当。また、一袋に入っていた味噌を使いやすいように2袋に分け、完成品の見栄えを考慮して黒ゴマから白ゴマに変更しました。発酵調味料として、様々な料理に使える優れものです。

 

 329日(水)には、海田高校の生徒がひろしま夢ぷらざにて試食販売を実施します。試食では、ごま鯛みそをトーストにのせて提供。この試食販売で、たくさんの方にリニューアルした商品を周知するとともに、地元を大切に思う高校生の取り組みを伝えていきたいと考えています。

 

 試食販売は10時から15時まで。見た目も中身も新しくなった「ごま鯛みそ」をぜひこの機会にお試しください。

 

●お問合せ 広島安芸商工会 TEL 082-822-3728