高校生が地元企業の課題を解決!? ビジネスコンペを開催(神辺町商工会)

[授業を活用して生徒から新商品のアイデアや商品名を募集。地域の学校と企業の架け橋に]

体育館に2年生が集まり、事業所から直接最優秀賞が発表されました

 神辺旭高校が実施している「旭タイム」は、総合的な探求を目的とした授業です。その「旭タイム」を活用して、神辺町商工会青年部が学生たちのビジネスコンペを開催しました。コンペには生徒のほか、有限会社藤井リボン、株式会社フジトラベルサービス、健康発酵生活舎、日栄産資株式会社の4事業所が参加。神辺旭高校の2年生が各事業所から出された課題に対して提案を行っていくというものです。

 

 昨年7月にスタートし、まずは生徒たちに各事業所の事業内容を紹介。考えてほしい内容について説明しました。眞田紐を製造する有限会社藤井リボンは真田紐を使った新商品のアイデアを募集。旅行会社のフジトラベルでは学生たちの新しい感覚を取り入れた旅行プランの考案を依頼しました。酵素玄米の製造・販売を行っている健康発酵生活舎は新商品のネーミングを募集、業務用のコンテナ資材を作っている日栄産資株式会社は、梱包資材を使った新しい商品開発を依頼しました。

 

 学生たちは64チームに分かれ、それぞれが担当する事業所の課題について話し合い、10月にはコンペのための資料を作成。1015日に4事業所の担当が学校を訪れ、ビジネスコンペが開催されました。11月には神辺旭高校の体育館に生徒と事業者が集まり、講評と最優秀賞を発表しました。

 

学生のアイデアを試作した弓袋を説明する有限会社藤井リボンの藤井社長

 有限会社藤井リボンの最優秀賞は弓道の弓をくるむ弓袋。発表当日にサンプルを持参し、考案したグループに副賞として進呈しました。健康発酵生活舎の新商品は「美米(be-my)に決定。考案したグループには、酵素玄米1年分が贈られました。また、日栄産資株式会社は、防水性、耐久性に優れ安価に作れる素材の特徴を活かした災害用テントを考案したグループが最優秀賞を受賞。学生のアイデアを基に自立式パーテーションのサンプルを持参してお披露目しました。フジトラベルでは、すぐにプランとして採用できるプランはありませんでしたが、「販促に活かせるアイデアがあった」と評価しました。各担当者は「学生たちのアイデアからたくさんの発見があった」と講評。学生たちも地元の事業所のこと、ビジネスのことについて学べる良い機会になりました。

 

 20231月には1年生を対象とした新しい「旭タイムⅠ」がスタート。資源回収を行う株式会社かこ川商店が参加し、資源について学びます。内容は学校で不要なものを資源に変えて、得た利益で必要なものを購入するというもの。生徒一人ひとりが資源と真剣に向き合い考えます。

 

神辺旭高校の1年生(240人)を対象に行う出前授業「旭タイムⅠ」で説明する(株)かこ川商店の水主川社長

 

「旭タイムⅠ」を紹介した神辺町商工会のHPはこちら

 

 

 神辺町商工会青年部の小林さんは「引き続き地域の学校との連携を図りつつ、子どもたちが地元企業に興味を持ったり、身近に感じてもらえるような取り組みを進めていきたい」と話してくれました。

事業所紹介-山田書道教室(沼田町商工会)

[子ども一人ひとりのタイミングを大切に。「楽しい!」がモットーの書道教室]

「丁寧にかけば誰でもきれいな字が書けるようになります」と山田さん

 1980年に安佐南区沼田地区で書道教室を開き、これまで多くの子どもたちに書道の楽しさを伝えてきた山田昌子さん。今では親子3代にわたって通う子どもたちもいます。

 

 山田さんは小学校低学年で書道を始め、先生からかけてもらったひと言で書道の虜になりました。「目が覚めるような書だね、と言ってくださった先生の言葉が嬉しくて。子どもたちにもそんな言葉をかけてあげたい」と山田さん。社会人になり一度は書道から離れていましたが、結婚を機に再び練習をスタート。こつこつと腕を磨き、師範の認定を受けました。現在は松宗集会所で月に3回、金曜日に指導を行っています。

 

 山田さんが指導する上で大切にしているのが『楽しさ』。「子どもたちには自分も感じたように、楽しく書道を続けてほしいと思っています。ブランクができても、いつかまたやってみたいと思えるような時間にしていきたい」と話します。その子一人ひとりのペースに合わせた指導も山田さんのこだわり。「焦って叱咤激励するのではなく、待つ指導を心掛けています。今はできなくてもいい。その子が楽しいと思えるタイミングで進んでいけばいい。子どもの持つ力を信じています」と力を込めました。

 

 今後はSNSを活用した広報の一環で、教室の魅力や子どもたちの作品などを発信していきたいと考えています。これまで、沼田町商工会主催のセミナーなどにも参加。沼田町商工会では、引き続きセミナーの開催や専門家派遣などを通じて、サポートを行っていく予定です。

 

小学6年生の生徒のみなさん。作品を仕上げた後は達成感いっぱいの笑顔に

 字がきれいになるだけでなく、集中力がついたり、あいさつができるようになったり、様々なメリットがある書道教室。お子さんの習いごとのひとつにしてみませんか?

 

○山田書道教室

TEL080-1905-4279

「オールクレ・クレコレバイヤーズ商談会」開催(呉広域商工会)

[呉が一丸となって実施する熱い商談会が今年も開催。今年は7社が初参加]

熱気に包まれた会場の様子

 呉広域商工会が主催し、呉市内の支援機関、行政、金融機関などが共催、後援して毎年実施されている「オールクレ・クレコレバイヤーズ商談会」が今年もクレイトンベイホテルで開催されました。この商談会は、呉市内の中小企業、小規模事業者等の路開拓支援事業として実施しているもので、今年で4回目。商談会には呉市内の18社と関東、関西、広島県内のバイヤー15社が参加しました。うち2社はオンラインで商談を行いました。今回は新規の事業所を優先的にノミネートし、バイヤーも時代のニーズに合わせて通販に力を入れたバイヤーをセレクトしています。

 

 はじめに呉広域商工会の住谷秀治事務局長が「呉市内には素晴らしい特産品がたくさんあります。一つでも多くの商談が成立するように祈っております」と挨拶。会場には新原芳明呉市長も駆けつけ、「呉のいいものを消費者に知っていただくために、商品の魅力をしっかりとバイヤーのみなさんに伝えてください!」とエールを贈りました。

 

 今回、実施された商談は全部で114商談。独自に開発した全身マッサージ用のホットストーンを販売するオフィスSERNE(セレーヌ)の代表理事、渡部志穂さんは今回商談会に初参加。使い方を伝える講習会とセットで販売する独自のスタイルのため、エンドユーザーは一般の顧客ではなく、それを使った施術を行うセラピストなどが中心です。商談は商品の良さをしっかりと伝えられただけでなく、新しい販路の開拓にも繋がりました。「介護の現場で使ったり、インバウンドにも視野を広げたり、商談の中で新しい販路の方向性が見えてきました」と話してくれました。

 

オンラインは事前に商品をバイヤーに送付して商談が行われました

 同じく今回初参加となったNPO法人地域ネット くれんどで広報を担当する広兼絵里奈さんは、2016年の「ひろしまS-1サミット」でグランプリを受賞した「瀬戸内チョコテリーヌ」と「くろまめびわのはちゃ」をバイヤーに紹介。「パッケージにもっとアピールポイントを入れるべきとご指摘をいただきました。プロの目線でアドバイスがもらえる良い機会。商品のブラッシュアップに繋げていきたいです」と意欲を見せます。イベントに声がかかったり、見積もり依頼があるなど、販路拡大への手ごたえも感じています。

 

 呉広域商工会の担当者である佐々木経営指導員は、「今回の商談会を販路開拓だけでなく、消費者ニーズの把握や商品のブラッシュアップにも繋げてほしい」と今後の動向にも期待を寄せました。

 

●お問合せ 呉広域商工会 TEL 0823-70-5660

「Meetsかんなべ」第2弾が完成!(神辺町商工会)

[地元の高校生が地元の企業を取材して紹介する冊子「Meetsかんなべ」の第2弾]

編集部会の様子。担当する企業について調べたり、質問内容を考えたり、準備万端で取材に挑みました

 令和3年度から神辺町商工会青年部が取り組んでいる「Meetsかんなべプロジェクト」。地元の高校生と一緒に編集部を立ち上げ、神辺町内の魅力的な商工会事業所を紹介する冊子を制作しています。第2弾となる今年度は、神辺高校と神辺旭高校の有志19人が参加。生徒が取材を担当し、高校生の目線でその企業の魅力に迫っています。青年部はスケジュール調整や取材現場の送迎、取材のアドバイスなどで学生たちをサポート。冊子には、製造業、保育関連企業、小売店、飲食店などバラエティに富んだ10社が登場します。

 

 青年部と学生たちは、これまで編集部会を4回開催しました。青年部員の河瀬さんは「回を重ねるごとに生徒から発言が増えたり、新しいアイデアが飛び出したり、学生たちの意欲的な姿勢が印象的でした。プロジェクトを通して、地元の企業に興味をもってもらえたらうれしいです」と話します。

 

 助成金を活用して発行した前回とは異なり、費用面で自立した仕組みづくりに着手したのも第2弾の特徴。掲載する企業から広告掲載料を集めることで、全額とはいきませんでしたが、費用の半分をまかなうことができました。補助金に頼らず事業を続けていくために今後も協力企業を募ります。河瀬さんは、「企業側からの反応もよく、プロジェクトに対する期待の大きさを感じています」と来年度の発行に向けて自信をのぞかせます。

 

最初は緊張していた学生たちも、取材を進めていくうちに自然と質問が出るように。青年部員も同行し雰囲気作りや話題作りで学生をサポートしました

 前回の8,500部から増刷し、今回は1万部を発行。121日(土)に青年部と生徒たちがフジグラン神辺などで配布しました。

 

Meetsかんなべ」を紹介する神辺町商工会のHPはこちら

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-SPACE MAKER(尾道しまなみ商工会)

[古い家を自らリフォームして新しい宿主へ。空き家のない魅力あふれる島を目指して]

オーシャンビューの寝室。美しい景色を独り占め

 東京で飲食店や民泊、レンタルスペースなどを手掛ける経営者として14年のキャリアを持つ代表の横山裕樹さん。故郷である向島に空き家が多くあることを知り、なんとか解決の一役を担えないかと2年前に戻ってきました。現在は不動産賃貸業を営み、古い家を購入して自らリフォームして賃貸しています。

 

 もともとDIYが得意だった横山さん。フロアの張り替えや壁の張り替えなどできることは全て自分の手でリフォーム。専門的な知識や技術が必要なところはプロにおまかせするスタイルで、これまで島内6軒、尾道市内6軒、福山市内1軒、合計13棟のリフォームを行ってきました。

 

 横山さんは「空き家は持ち主にとっても深刻な問題で、困っている方が非常に多いと感じています。リフォームすることで古い家に付加価値が付き、次の誰かに引き継がれる家になる。向島を空き家のない町に、そして移住者が移り住みやすい町にしていきたい」と話します。

 

「今風のデザインと暮らしさにこだわってリフォームしています」と横山さん

 リフォームした中の1棟は、築50年の民家を一棟貸しの宿「KAKUREGA」として再生。2階の寝室から瀬戸内海の多島美を望む絶好のロケーションが魅力です。キッチン付きで食材を持ち込んで料理をしたり、BBQも楽しめます。また、サイクリスト向けにサイクルスタンドも設置しています。料金はBBQなしで28,000円、BBQありで31,000円。同料金で1名から6名まで宿泊可能です。予約は電話、HPLINEで受付中。プライベート空間で過ごす、贅沢な時間を提供します。

 

公式LINE登録はこちらから

 

 尾道の観光大志としても活躍する横山さん。最後に「微力ですが、島が活性化する一躍を担えたら嬉しいです」と笑顔を見せてくれました。

 

SPACE MAKER

住所/尾道市向島町2387-4

TEL090-5423-4321

HPはこちら

事業所紹介-select shop Laughing Beach(尾道しまなみ商工会)

[夏と海をテーマに、一つひとつに物語があるアイテムを取り揃えるセレクトショップ]

キュートなトレーラーが目印。オーナーの時本さん

 ロケーション抜群の海沿いを走っていると突如現れるキャンピングトレーラー。いつの季節も夏感満載のこちらは、海や夏を肌で感じられる雑貨を販売するセレクトショップです。サーフィンが趣味というオーナーの時本裕美さんがその中で出合った、環境に配慮されたもの、体に優しいものを中心にセレクトしたアイテムが揃います。

 

 時本さんは、福山市からIターンで向島に移り住んで10年。向島のロケーションに惚れ込み「何かしたい!」という思いをずっと胸に秘めていました。海沿いでひと際目を引くキャンピングトレーラーは、アメリカのシアトルから輸入したもの。「夏が好きな人とこだわって作られたいい商品を共有したい」。このお店には、時本さんのそんな想いが詰まっています。

 

 店内には、サーファーの女性が保存料を使わずに手作りした石鹸や生後6週間から使える体にも環境にも優しいハワイの日焼け止め、南アメリカでフェアトレードされた珍しい香木、バリ島で丁寧に作られた草木染のアパレルなど、その一つひとつに物語があるこだわりの商品が並びます。隅から隅まで1点ずつ見てほしいものばかり。そこにある物語を時本さんから聞くのも楽しみ方の一つです。

 

 春には時本さんが手掛ける「波アート」作品も販売予定。「波アート」とは、木製のパネルにレジンを使って波を表現したもの。お家に飾るだけで、いつでも海を感じることができ、空間がぐっと華やぎます。また、アパレルブランドの水着や新ブランドの雑貨なども入荷する予定です。

 

植物由来の成分で手作りされた環境にも体にも優しい石鹸

 いつでも夏と海を感じられるハッピーオーラ満載のショップ。ドライブがてら、ぜひお立ち寄りください。

 

select shop Laughing Beach(セレクトショップ ラフィンビーチ)

住所/尾道市向島立花283-1

営業時間/11:0016:00、冬期は13:0016:00

休み/日曜・祝日、ほか不定

※お問合せはインスタグラムのDMからどうぞ(アカウント名laughingbeach

「経営力向上セミナー」の参加者募集!(備北商工会)

[今年はハイブリット開催!コロナ禍の支援事例の発表や消費動向分析の報告など、経営のヒントがいっぱい]

 備北商工会は1月31日(火)、令和4年度の「伴走型小規模事業者支援推進事業」の一環として、管内会員事業所、創業・起業を希望する人を対象に「経営力向上セミナー」を開催します。セミナーは3部で構成され、第一部は3名の経営指導員がコロナ禍で行った支援事例を発表します。経営計画の策定や補助金を活用した事例などを中心に、支援内容とそれによる効果などを具体的に伝えます。

 

 第2部は事業所の「道の駅たかの」の購買データと、庄原市内のお店で使える電子マネー機能付きポイントカード「な・み・か」加盟店の消費動向を分析して報告します。市外、県外の人が多く利用する「道の駅たかの」、地域の人が利用する「な・み・か」加盟店の消費動向から、売れ筋商品や消費者ニーズをくみ取り、今後の商品開発や経営計画策定に役立ててもらうことが狙いです。

 

 第3部では、昨年11月の第2次補正予算成立後に打ち出された国の施策を紹介します。自社に必要な支援策がきっと見つかるはずです。

 

 今回は会場とオンラインから選べるハイブリット開催です。希望の方は下記にリンクした申込用紙を出力の上、必要事項を記入して同商工会までFAX0824-82-2785)または、「LINE公式アカウント」にてお申込みください。公式アカウントのQRコードは申込用紙に掲載しています。オンラインの場合、申し込み後、ZoomIDを記載のメール等に送付します。申込受付は126日(木)まで。これからの事業のヒントが盛りだくさんのセミナーです。奮ってご参加ください。

 

セミナーのお申込み用紙はこちら

 

○経営力向上セミナー

日時/2023131日(火)19:0020:00

会場/備北商工会西城本所2階会議室またはZoomによるオンライン

対象/備北商工会地区の小規模事業者、同商工会地区で創業・起業を希望する方

受講料/無料

定員/20名(開場10名、オンライン10名)

 

●お問合せ/備北商工会 TEL 0824-82-2904

 

事業所紹介―竜栄組株式会社(広島東商工会)

[土木女(ど・ぼ・じょ)を増やして、まちの土木屋さんとしてまちをキレイに]

 広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第17弾。

 

補助金を活用して掲載した本社壁面の広告

 広島市安芸区矢野で土木工事に携わり始めて30年。「竜栄組」はこれまで矢野の町のこと、住民の方々の生活環境のことを最優先に考えて事業を行ってきました。現場と事務を分業するため、令和31月に前代表取締役の奥様である野田利恵さんが後を継ぎ、現在に至っています。

 

 創業当時から公共工事の下請け工事を中心に技術を身に付け、現在では公共工事の元請けとなれる信頼と実績を積み重ねてきました。「まちの土木屋さんとして、矢野の町をキレイにしたい」。そんな想いで近年は、土砂災害による被害を受けた地元「矢野」の町を、一日でも早くきれいな元通りの姿にすべく、復旧工事に全力で取り組んでいます。住民の方の心は少しでも晴れるよう、できるだけ災害の爪痕を感じない美しい町にしたいと考えています。

 

 令和元年には、広島東商工会のサポートを受けて、小規模事業者持続化補助金を申請。採択を受け、ホームページの作成や地域情報誌への広告掲載、本社の壁面に広告を掲載するなど、知名度アップに努めてきました。これからは公共工事で積み上げてきた工事技術を矢野地域のために活かし、駐車場の舗装やコンクリートブロック塀の補修などの外構工事、引っ越しや大掃除で出た不用品の回収、庭の草刈りや、所有する土地の伐採など、暮らしの中で生まれる困りごとにも対応します。庭の雑草のことなど、「こんなこと相談してもいいのかな?」と思ってしまうような些細な悩みでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

 

「地域のお役に立てる企業になりたい」と代表取締役の野田利恵さん

○竜栄組 株式会社

住所/広島市安芸区矢野東7丁目34-1

e-mail/tatsueigumi@ab.auone-ne.jp

お問合せはメールでどうぞ

事業所紹介-フラワーショップなかの(広島東商工会)

[頼れる町のフラワーショップ。丁寧なヒアリングで贈る人をイメージした最適なギフトを提案]

お店には種類豊富な花々が並びます

広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第16弾。

 

 「フラワーショップなかの」は1986年創業、安芸区矢野地区で最も古いフラワーショップのひとつです。2代目である代表の西田とも子さんは国家資格であるフラワー装飾技能士1級、日本フラワーデザイナー協会講師の資格などを持つその道のプロ。毎日市場で約50種類の生花を仕入れ、花束、アレンジメント、鉢花、慶弔花などを販売しています。

 

 最も得意としているのが、ギフト用のお花。お客様とのコミュニケーションを大切にし、花の色や種類、大きさ、価格、相手の年齢などを詳しくヒアリング。お客様のちょっとしたニュアンスさえも盛り込み、他店とは異なる視点で仕上げていきます。最近では、若い世代の男性顧客も増加。リボンやラッピングなどの資材も豊富に揃います。

 

 今年9月には、ホームユースやイージーケアー商品などのギフト商品や花束の商品開発を進め、花のある生活の習慣化が浸透し始めている若年層に対して購入意欲を高めてもらおうと、広島東商工会の申請サポートにより広島市販路拡大等チャレンジ応援事業に応募。採択を受けて「フラワーキーパー」を導入しました。

 

代表の西田とも子(右)さんと助成金で導入したフラワーキーパー

 花を保管する環境を長期間コントロールすることができるようになり、花の大きさ・色・香りなど、これまでSNSでは発信することができなかった魅力を伝えています。「店舗の入りやすさ」「わかりやすさ」「選びやすさ」の3つの「やすさ」を大切にしている同店。町の頼れるフラワーショップです。

 

○フラワーショップなかの 

住所/広島市安芸区矢野東4-7-18

TEL082-218-4038

営業時間/9:0018:00(日曜日900~1300

休み/水曜日

HP:https://fsnakano.com/

Instagram:https://www.instagram.com/flowershop_nakano/

「せとうちskip」に体験型観光メニュー特設ページを開設(呉広域商工会)

[体験内容とともに事業者の想いや物語も一緒にお届け。さらに深い観光体験を]

シーカヤックで海上散歩

 呉広域商工会では、呉の魅力を広く発信しようとwebサイト「せとうちskip」を立ち上げ、呉市の川尻町、安浦町、蒲刈町、下蒲刈町、音戸町、倉橋町の6つのエリアのグルメ、お土産、おすすめスポットなどを紹介しています。コロナ禍に窮する観光事業者の情報発信による集客支援と、呉市の観光振興の一助となるべく、同サイト内に体験型観光メニュー提供事業者の特設ページを開設し、今年度はさらに6事業者の追加を予定しています。

 

 特設ページの特徴は、体験型メニューの紹介だけでなく事業者の想いなど、その裏側にある物語にスポットを当てているところ。通常の紹介文だけでは分からない事業者の熱い想いに触れることで、体験がさらに密度の濃いものになること間違いなしです。

 

 ジャンルは「かき打ち体験」や「陶芸」、「SUP」などバラエティ豊か。あなたの知らない呉がきっと見つかります。

 

「せとうちskip #体験・遊び」はこちら

 

●お問合せ 呉広域商工会 TEL 0823-66-2020