商工会からのお知らせ
事業所紹介-洋式料理とハンバーグのお店 EST(神辺町商工会)
[ジューシーさ、柔らかさを追求した絶品ハンバーグを提供。今もなお進化中]
投稿日:2024.06.14

こんもりとした丸いハンバーグから肉汁が溢れ出します
2023年11月にオープンした「EST」は、昼は洋食のランチ、夜はイタリアンをベースにした洋式料理が楽しめるバルとしても利用できる一軒です。
看板メニューは、オーナーシェフの遠藤力三さんがその美味しさを今もなお追求し続けている手ごねハンバーグ。つなぎは一般的なパン粉ではなく砕いたお麩を使ってうま味を閉じ込め、オーブンでじっくりと火入れします。こうして完成した逸品は、想像を裏切らないジューシーさと柔らかさ。味の決め手となるデミグラスソースは味噌をブレンドして深いコクを出し、継ぎたしながらじっくりと育てています。
ランチは、手ごねハンバーグとサラダ、前菜、ライスがセットになって1600円(180g)。もっと食べたいとう方には280g(2,000円)もおすすめです。その他、日替わりランチや日替わりパスタランチ、ローストビーフ丼など、幅広いランチメニューが揃います。
夜はアラカルトやお酒も楽しめるバルとしても利用できます。お酒は洋食に合うものを遠藤さんがセレクト。幅広く揃い、中でもワインの種類が豊富です。オープンから半年が経ち、女性を中心にお一人様からファミリーまで幅広い層のファンを獲得。17席のみの小さなお店ならではの、アットホームな雰囲気も魅力です。

「人数に応じて貸切やコースメニューもご用意できます。お気軽にご相談ください」と遠藤さん
神辺町商工会では、昨年11月のオープンに向けて創業をサポート。今後も補助金申請や販路開拓などで支援を行っていく予定です。
今年3月からは、テイクアウト(前日までの要予約)もスタート。できる限り作りたてで提供してくれる、あたっかいお弁当をお家や職場でも味わってみませんか?お店の情報はInstagramでも発信しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
Instagramはこちら
●洋式料理とハンバーグのお店 EST(エスト)
住所/福山市神辺町川北999-1
TEL/084-965-6753
営業時間/11:00~14:00(LO13:00)、17:00~22:00(LO21:30)
休み/火曜、第3月曜
神辺町商工会青年部が部員増強に関する3つの賞を受賞(神辺町商工会青年部)
[地域や学生と連携した企画や組織ぐるみの地道な取り組みが知名度をアップ。部員増加に繋がる]
投稿日:2024.06.13

左から眞壁さん、河瀬さん、橋本さん
今年5月に開催された県青連の通常総会にて、神辺町商工会青年部は「新規加入部員数の部」「若手部員(二十代)新規加入数の部」「部員増加(純増)の部」の3部門を受賞しました。令和5年度は26名が加入し、そのうち20代は5名。順調に部員数を伸ばしています。
青年部ではこれまで、青年部員の事業所の魅力を紹介したタブロイド紙の発刊や地元の高校生が事業所を取材して作る「Meetsかんなべ」の制作、高校生が企業の課題について考えるビジネスコンペの開催など、地域や学生を巻き込んだ様々な取り組みを行ってきました。さらに昨年には、同青年部が企画・運営に携わる新しいイベント「かんなべストリートフェスティバル」も初めて開催し、多くの来場者で賑わいました。「地域と連携しているので、商工会に関わらない方にも青年部活動を知ってもらうことができました。取り組み自体が地域に浸透し、ブランド化が進んでいるのを実感しています」と話すのは、今年度の青年部長を務める河瀬さん。今後も継続的に活動し、まちの元気に貢献してきたいと考えています。
また、部員が増えたことで課題も見えてきました。新しい部員が多く、長く在籍している青年部員が少なくなっていること。青年部としての経験値が少ない部員が力をつけ、組織としての底力を上げていくため、各委員会の副委員長を増員して新しい部員へのチャレンジを促します。「活動の中に入ってみないと分からないこともたくさんあります。ぜひ、組織の中心に入って経験を積んでほしいです」と河瀬さん。各自が得意分野を活かして活動してきたことも、同商工会青年部の特徴です。できるだけその人に合った人事を行い、力を発揮してほしいと考えています。
最後に河瀬さんは、「青年部の目的のひとつは地域を盛り上げること。その活動の中で仲間ができたり、自身の成長、事業の成長、ひいては町の成長があります。青年部は、良い循環を生み出す中心でありたい。その夢をチーム一丸となって叶えていきたいです」と話してくれました。
●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001
昨年度部員数を11名増員!40代の若い世代が増加(神辺町商工会女性部)
[誰でも楽しみながら参加できる活動を増やし参加率をアップ。今年度は新しい事業も展開]
投稿日:2024.06.07

「他の女性部とも交流しながら部長としても成長していきたいです」と平井さん
神辺町商工会女性部は令和5年度、部員数が11名増え、その多くが40代の若い世代です。同商工会の榊原会長と連携し、青年部の配偶者に積極的に働きかけた他、月1回の講習会を定期的に開催し、徐々に参加者を増やしていきました。
「コロナ禍でなかなか活動ができなかったため、まずは女性部が楽しい場所であること知ってもらおうと、生け花やプランツギャザリング、そば打ちなど、みんなが楽しめそうな内容を選んで講習会を開催してみることにしました。集まる機会が増え、部員同士の交流も深まったことで、徐々に活動が活性化してきました」と話すのは、今年4月から女性部長に就任した平井典子さん。このマンパワーをさらに地域に役立てようと、今年度は新しい事業にも着手します。
神辺町には、2021年に発見されたミステリーローズ「廉塾バラ」があります。ミステリーローズとは、神社や一般のお墓などに残る、品種や由来の分からない古いバラの総称です。2025年に福山市で開催される世界バラ会議福山大会の準備で福山市を訪れた関係者によって発見されました。その廉塾バラを普及させ、福山市の賑わいづくりに貢献しようと、女性部が動き出しました。まずは女性部主催で挿し木の講習会を開催。各自で挿し木を増やしてもらい神辺町内に植栽しました。今後は廉塾バラのことや女性部活動を広く発信するため、Instagramのショート動画などを学ぶ講習会も予定しています。

小ぶりで愛らしい廉塾バラ
「廉塾バラが各家庭で育ててもらえるほど普及すれば、きっと神辺町も盛り上がります。これからは部員それぞれの特技を活かして、部員みんなが輝けるような活動にしていきたいと考えています。みんなが生き生きと活動すること。それが今後の部員増強にも繋がるはずです」と平井さん。まずは、世界バラ会議福山大会2025を盛り上げていくため、部員一丸となって取り組みを進めていきます。
●問合せ先 神辺町商工会 TEL/084-963-2001
事業所紹介-ナガスタ(佐伯商工会)
[今あるものに新しい価値を付ける“アップサイクル”をテーマにした新感覚のショップ]
投稿日:2024.06.06

「地域の何でも屋さんとして、地域の方々の元気とともに発展していきたいです」と金澤さん(左)と黒木さん(右)
廿日市市津田の商店街にあった「ナガタストアー」の空き店舗を借りてスタートした「ナガスタ」は、アップサイクルをテーマにしたお店です。アップサイクルとは、今あるモノに付加価値を加えて、新しいものを生み出すこと。ここでは地域から集まった不用品、食品、自然素材などに地元の人々が手を加え、商品として販売しています。
ここをオープンしたのは、金澤萌さんと黒木真由さんのお二人。埼玉県で左官職人をしながら地域活性化に取り組んでいた金澤さんは、2019年に廿日市市佐伯地域に移住。一方、黒木さんは臨床検査技師として地域医療や福祉に関するまちづくりに携わるため、廿日市市の地域支援員として活動していました。この地域で二人が驚いたのは、「日々の暮らしの中で当たり前にアップサイクルが行われていたこと。地域を巻き込んでアップサイクルすることができれば、人と人が繋がり、いまある暮らしに価値を生み、暮らす人が元気でわくわくする日常を作ることができる。そんな共通の想いが生まれたお二人は、ここで共にお店をオープンすることを決めました。

5月に完成したばかりのシェアオフィス
店内にはシェアキッチンやレンタルスペースもあり、料理教室やワークショップなどの開催も可能。ミシンや木材を加工する機械などを設置した工房もあります。家では作業できないという方にも、新しいチャンスの場を提供しています。また5月には、敷地内の離れをDIYで整備したシェアオフィスも完成しました。単なるお店の域を超え、あらゆるニーズに応える地域交流の場として進化を続けています。
6月21日(金)、22日(土)の2日間は「津田商店街 ココから2DAYS」を開催。1日目は地域の空き店舗めぐり、2日目は約30店舗が軒を連ねるマルシェが行われます。イベントを楽しみたいという方はもちろん、この地域でお店をオープンしたい方、創業予定の方、店舗を拡大したい方もぜひご参加ください。詳しい情報はInstagramで発信しています。
ナガスタのInstagramはこちら
モノだけでなく地域のアップサイクルをめざした、新感覚のお店。まずは宝箱をひっくり返したような楽しい店内を巡ってみませんか?
●ナガスタ
住所/広島市廿日市市津田4191-6
TEL/080-7998-9455
営業時間/10:30~(閉店時間は季節によって異なる)
休み/火曜
HP/tocolabo.com
お店紹介-白バラ牛乳専門店 MO‐MO‐MILK(高陽町商工会)
[ソフトクリームの人気店が4月移転オープン!白バラ牛乳を使った濃厚かつさっぱりとした味わいがやみつき]
投稿日:2024.05.30

ぽってりとしたシルエットがかわいい「モーモーソフト」(400円)コーンはメイプルとブラック(竹炭)の2種類から選べます
県内ではここでしか味わえないという、白バラ牛乳を使ったソフトクリームの人気店「MO‐MO‐MILK」が4月29日に安佐北区落合南から白木町に移転オープンしました。白バラ牛乳は鳥取県内の酪農家たちからなる協同組合組織「大山乳業」の商品で、鳥取県内で搾られた生乳のみを使用。他にもカフェ・オレ、ヨーグルト、シュークリーム、ロールケーキ、かりんとうなど、多彩な商品を展開しています。新鮮な生乳を使った商品はどれも安心・安全で美味しいと評判です。
移転に伴い法人化した(株)MO‐MO‐MILKは、こうした白バラ牛乳の商品を取り扱う事業所のひとつ。50年以上前に、白バラ牛乳の宅配店として創業し、現在3代目の小田弘志さんと真穂さんご夫婦が切り盛りしています。牛乳離れが進む中、「白バラ牛乳の美味しさや魅力をもっと多くの人に知って欲しい!」と2019年に安佐北区落合南で白バラ牛乳の商品が購入できるお店をオープン。商品の一つだったソフトクリームが話題になり、瞬く間に人気店となりました。
生乳をたっぷりと使った贅沢なソフトクリームは、白バラ牛乳ならではの濃厚でクリーミーな味わいとさっぱりとした後口を感じさせてくる逸品。重厚感がありボリュームもたっぷりながらぺろりと食べられる美味しさです。SNS映えするぽってりとしたルックスも魅力。移転にともない高陽町商工会のサポートを受けて広島市物価高騰対応チャレンジ応援金を活用し、3種類のソフトが作れるソフトクリームサーバーを導入しました。これまでのミルクに加え、いちごとミックスの3種類を提供しています。夏には新フレーバーも登場。今後は、季節ごとに期間限定フレーバーも提供していく予定です。

「お子さん向けのカップやシェイクもあります。ご家族連れもぜひ」と小田さんご夫婦
また、お好きなドリンクにソフトをのせたフロート(500円)やシェイク(500円)、特製のコーヒーゼリーとソフトの上に冷たいエスプレッソをかけたコーヒーソフト(600円)など、メニュー数も増加。「お客様の声に応えているうちに、どんどんメニュー数が増えていきました」とご夫婦は笑います。
敷地のすぐ横には三篠川が流れ、豊かな自然に包まれた絶好のロケーション。敷地内に手作りのデッキが設けられ、ゆっくりとくつろぐこともできます。「常連さんやメーカーさんなどみんなのサポートでオープンすることができました。ソフトと一緒に自然の心地よさも感じてもらえたら嬉しいです」と弘志さん。県北へのドライブがてら、立ち寄るのにぴったりです。
●MO-MO-MILK(モーモーミルク)
住所/広島市安佐北区白木町大字三田4827-1
TEL/082-215-4543
営業時間/10:00~16:00
定休日/月火曜、日曜不定
事業所紹介-ヒルバレー(佐伯商工会)
[わざわざ訪れたい、山の中の隠れ家的レストラン。心も満たす贅沢な時間を]
投稿日:2024.05.29

ローストチキンランチ(1450円)は、ソースの一滴まで味わいたくなる美味しさ
廿日市市内から吉和へ続く国道を走っていると、車道から少し奥まったところに洋風の愛らしい建物が佇んでいます。こちらのお店は、長年愛されているレストラン「ヒルバレー」。地元の食材をふんだんに使い、丁寧に手作りされた料理やスイーツを求めて、遠方からも多くの人が訪れる人気店です。
看板メニューはローストチキンランチ。メインのローストチキンは、丁寧な下ごしらえで柔らかくジューシーに仕上げたチキンに特製ソースをかけたオリジナル。季節の野菜もたっぷりと添えられ、栄養バランスもばっちりです。ランチは、サラダ、ドリンク、ガーリックトースト(自家製の丸パン)またはご飯付き。その他、ハンバーグランチやパスタランチ、牛肉の煮込みランチも揃います。
ここでぜひ味わってほしいのが、自家製の丸パン。ふんわりとして素朴な味わいの丸パンは、思わず笑みがこぼれる美味しさ。+100円でガーリックトーストを蜂蜜トーストに変更することもできます。蜂蜜は水と空気のきれいな場所に置いた巣箱から集めた自家製。優しい甘さとハチミツならではの濃厚な風味が堪能できる逸品です。

ケーキセット(900円)もぜひ
ドライフラワーがふんだんに飾られた落ち着いた店内からは、羅漢峡の豊かな自然を一望できます。四季折々の景色も魅力のひとつ。心もお腹も満たしてくれる、そんなとっておきの一軒です。
●ヒルバレー
住所/廿日市市栗栖北山188-275
TEL/0829-72-1671
営業時間/11:00~18:00
休み/なし
事業所紹介-いゑもり(佐伯商工会)
[伝統技法を用いながら、独自性あふれるデザインを追求。いつもの暮らしがもっと楽しくなるお気に入りのアイテムを]
投稿日:2024.05.27

何度も何度も金槌を打ち付けて銅板を立体的に成形。「全てが一点ものです」と矢竹さん
新潟県から廿日市市栗栖に移住して工房を構えた矢竹純さんは、銅製の生活工芸品を手掛ける鍛金作家。作品はコーヒーカップやぐいのみ、ビールカップ、やかん、アクセサリーなど多岐に渡ります。
作品は一枚の銅板を金槌で打ち起こし立体的に仕上げる手法で、その工程は全て手作業。ぐいのみを仕上げるのに約1週間を要し、やかんになると1ヶ月ほどかかります。金槌にも様々な種類があり、それによって出る模様が異なるのも面白いところ。色は塗料ではなく、硫化着色、煮色着色などの伝統工芸の技法を用いて、色付けしています。どんな反応を起こすかは作り手である矢竹さんも完成するまで分かりません。
伝統的な技法を用いながらも、デザイン性の高さを兼ね備えているのが矢竹さんの作品の特徴。波や木目、葉などの自然をモチーフに、暮らしの中できらりと光る洗練された作品を生み続けています。「作品作りで大切にしているのは、オリジナリティ。常に新しい技法を開発したり表現方法を探したり、それを取り入れていくことで、常に進化し続ける作品を作りたいです」と矢竹さんは話します。

ギャラリーには独自性の高い洗練された作品が並びます
矢竹さんは広島市立大学芸術学部工芸学科で金属造形を専攻し、卒業後に新潟県の伝統工芸店に就職。7年間修行を重ね、伝統工芸の基礎を身に付けました。学生時代を過ごした広島県に戻り、工房兼ショップ「いゑもり」をオープン。ショップの他、広島市内のショップやギャラリーでも取り扱いがあります。販売店や新作情報、オープン日などの最新情報はInstagramで発信中。こちらもぜひチェックしてみてください。
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また、工房では予約制でワークショップも開催しています。ぐいのみやアクセサリーなど、作品はお好きなものから選択可能。自分だけのオリジナル銅器が作れます。また、6月1日から16日までの期間、呉市のギャラリー「結わう」(呉市室瀬町15-68)にて展示会とワークショップが開催されます。父の日にちなみ、ぐいのみを制作。参加費はワンドリンク付きで7500円。ワークショップは要予約です。父の日の特別な贈り物にぴったりです。
●いゑもり
住所/廿日市市栗栖260-1
TEL/080-3490-3921
営業時間/10:00~17:00(土日曜・祝日のみの営業)
休み/月火水木金曜、ほか不定あり
事業所紹介-IRIE-FARM(佐伯商工会)
[健康野菜として注目されている「ルバーブ」を生産。食べやすい加工品も製造・販売]
投稿日:2024.05.24

自家製のジャム(1,000円)やピクルス(1,000円)のほか、4種類のハーブティも販売しています
「ルバーブ」という野菜をご存知ですか? シベリア原産で、寒暖差から生まれる鮮やかな赤い色が特徴の西洋野菜です。酸味とえぐみがあるため、フレッシュな状態で食べられることはほとんどありませんが、砂糖を加えてジャムにすると甘味と酸味のバランスのとれたさっぱりとした味わいへと変化します。また、食物繊維を多く含み、整腸作用や抗酸化作用も期待できる健康野菜としても注目を集めています。
廿日市市吉和にある「IRIE-FARM」は、このルバーブを栽培し、ジャムとピクルスに加工して販売している農園です。2016年に広島市内から家族と一緒に移住した代表の深瀬真見さんが一人で切り盛りしています。
この畑では、もともと深瀬さんのご主人のおばあさんが一人でルバーブを育てていました。深瀬さんも栽培を手伝っているうちに、寒暖差の激しいこの土地でしか育たないルバーブの魅力の虜に。もっとその良さを広く知ってもらうためSNSで発信したところ、想像を上回る反響がありニーズがあることを確信しました。畑を拡大し、2020年からルバーブの栽培を一手に担うようになった深瀬さん。その後、ルバーブの魅力をさらに広げるため、加工品の製造にも着手しました。「おばあちゃんたちがこの地で育ててきたものを守っていきたい。その一心でした」と深瀬さんは振り返ります。

「ルバーブで地域を元気にできたら嬉しいです」と深瀬さん
ジャムは農園で獲れたルバーブの赤い部分のみを使用し、広島県産のレモンをプラス。甘酸っぱい爽やかな味わいは、パンやヨーグルトとの相性も抜群です。唐辛子を一緒に漬け込んだピクルスもおすすめ。お酒のアテやカレーにそえても楽しめます。ご購入はショップサイトからどうぞ。
今後は、宮島で開催される佐伯商工会主催のポップアップショップに出店するなど、同商工会サポートのもと販路拡大にも力を入れていく予定です。
●IRIE-FARM(アイリーファーム)
お問合せはインスタグラムのDMから
事業所紹介-シェアオフィス/コワーキングスペース 笑顔ぷらす(五日市商工会)
[使い勝手の良い郊外型シェアオフィス。Webマーケティングサポートや士業紹介など独自のサービスも展開]
投稿日:2024.05.23

古民家の温かな雰囲気を残すオープンスペース
2024年4月、佐伯区利松に古民家を改装した郊外型のシェアオフィス&コワーキングスペースが誕生しました。施設内は古民家の趣を残す落ち着いた雰囲気。イスとテーブルを配したオープンスペースの他、商談や会議もできる個室(1日2時間まで無料)も2室完備しています。
利用料は月額10,000円でコーヒー、ミネラルウォーターが飲み放題のほか、コピーも基本無料。24時間利用でき、あらゆるビジネススタイルに合わせた使い方が可能です。また、受験や資格取得のために集中して勉強したいという方には、土日祝日と平日の17時から翌9時まで利用できるライトメンバー(1ヶ月5,000円)を用意。さらに法人登記ができ、郵便物の受け取りも可能で、様々なニーズに応えます。

駐車場もあり利便性抜群です
「事務所を構えず、経費を抑えて事業をしたい」「仕事の合間に作業ができるスペースがほしい」「ビジネスで交流したい」「集中して勉強したい」「家で仕事がはかどらない」など、様々な要望に応えます。近隣にはスーパーや100円ショップもあり、広島市中心部から車で約30分という好立地も魅力です。
またサービスの一環として、SNSやランディングページ、Googleマップ対策等にかかせないツールはすべてレクチャー。士業の紹介やビジネスに特化した交流会の開催、ビジネスマッチングなども行っています。
作業スペースだけではない、幅広い魅力を備えたシェアオフィス&コワーキングスペース。見学は随時受け付けています。HPまたはお電話でお問合せください。
●笑顔ぷらす
住所/広島市佐伯区利松1-11-48
TEL/0905376-8009-
営業時間/24時間
休み/なし
HP/https://tanabe-kikaku.com/share/
事業所紹介-株式会社アグリード(佐伯商工会)
[全国的にも珍しい夏に旬を迎えるイチゴを栽培。バラエティ豊かな加工品も開発]
投稿日:2024.05.22

新しくなったハウス
株式会社アグリードは広島市安佐北区で中古の農機具を販売している企業です。廿日市市吉和にあるハウスでは、全国的にも希少価値の高い夏イチゴの栽培を行っています。その始まりは2020年のこと。代表取締役の栗田さんは長年、父の故郷である吉和で農業がしたいと考えていました。同じような気候である長野県の農園に無作為に電話したところ、イチゴ農家の奥田さんに出会いました。そこで育てていたのは夏から秋に旬を迎える夏イチゴ。「これだ!」と感じた栗田さんはその翌月には現地を訪れ、技術指導を受けて準備をスタートさせました。
栽培している品種は「信大BS8-9」。広島県内でも夏イチゴは作られていますが、一般的に酸味が強くケーキなどの加工品に使われることがほとんど。消費者に届くことはありません。しかしこの品種は一年間栽培が可能で、暑い季節でも甘味と酸味のバランス良いのが特徴。全国的にも栽培している農家が少なく、希少価値の高いイチゴです。
昨年までは加工したスムージーなどを中心に販売していましたが、今年は2棟を温度管理がしやすく雪の重みにも強いハウスに建て替え、生産量アップを見込んでいます。夏頃から「ひろしま夢ぷらざ」などでフレッシュなイチゴを販売する予定です。加工品ではイチゴそのものの風味が楽しめるスムージーのほか、原材料にイチゴを使用した焼きドーナツなども製造。5月中旬には新商品のベビーカステライチゴ味も登場します。吉和内のデイリーストアなどで購入可能。新商品の開発は佐伯商工会が派遣した専門家がサポートしました。今後も新しいイチゴの魅力を伝える商品の開発を続けてきます。

夏に楽しめる特別なイチゴは、甘味と酸味のバランスが絶妙
栗田さんは、「将来的にはイチゴ狩りができる観光農園のような取り組みもしていきたいと思っています。また、これを機に新規就農してくるイチゴ農家を増やしていきたいです。吉和に人が集まる仕組みづくりを続けていきたいですね」と話してくれました。
加工品を販売するキッチンカーの出店や新商品などの情報はインスタグラムをチェック。
●株式会社アグリード
お問合せはインスタグラムのDMまたはHPから