青年部が地元高校生に地元を想う川柳を募集(神辺町商工会)

[250作品の中から6作品を選出。地元について考える、想いを馳せるきっかけに]

神辺高校の体育館で行われた授賞式の様子

 神辺町商工会青年部がまちづくり委員会の活動の一環として、神辺高校の全校生徒に神辺町にちなんだ川柳の募集を行いました。集まったのは約250作品。神辺愛にあふれる作品が揃いました。「地元神辺を思う川柳を考えることで、神辺について考えたり、神辺愛を育んだりするきっかけになれば」と委員長の松岡さんは話します。

 

 集まった川柳は一次選考で40作品を選出。青年部の例会で青年部員約30名、外部審査員として地域のまちづくり推進委員会の代表者4名にも参加してもらい、上位6句を決定しました。選考には「インパクト性」「メッセージ性」「アイデア性」の3つを重視。松岡さんは、「大人にはない学生らしい発想から生まれた、面白い作品が揃いました」と振り返ります。

 

 受賞した作品はこちら

【最優秀賞】

『六番砂留 四季を彩る 堂々と』

 

【優秀賞】 2作品

『鬼門櫓 新緑香る 街見渡して』

『彼岸花 堂々川に 帯を巻く』

 

【入賞】 3作品

『路地まがり タイムスリップ 土蔵造り』

『神辺に 古墳たくさん 古代ロマン』

『歴史ある 本陣集まり 茶で雑談』

 

 320日(月)には、学校の終業式にあわせて青年部員が神辺高校を訪問。体育館に集まった全校生徒を前に表彰式を行いました。受賞者にはガラスの盾と作品を筆でしたためた額が贈られました。

 

 青年部が高校生に川柳を募集したのは今回が初めて。今後は幅広い世代を対象にした作品募集を行っていきたいと考えています。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001