「令和6年度 第1回テストマーケティング」開催(県連)

[消費者の商品に対する率直な意見を事業者へ。商品のブラッシュアップに繋げ売上アップを目指す]

参加者は配布された使用に目を通しながら、真剣にアンケートに答えていました

 広島県商工会連合会は、県内の商工会員をはじめとする小規模事業者や「ひろしま夢ぷらざ」に出展する事業者が製造販売する食品関連の商品について、一般消費者から意見を募るテストマーケティングを実施しました。

 

 この事業は商品に関する消費者の率直な意見をアンケートやインタビュー形式で聞き取り、商品のブラッシュアップに活かしてもらおうというもの。一般消費者から募ったモニターから出た意見をもとに、専門家が分析し、各事業者にフィードバックします。今年度も3回に分けて実施し、1回につき10商品計30商品のテストマーケティングを予定しています。

 

 75日(金)に実施した第1回テストマーケティングには、6事業所からスイーツ、乾物、ラーメンなどバラエティ―に富んだ10商品が集まりました。モニターは広島市在住の消費者(2060代)、ひろしま夢ぷらざの関係者など、15人が参加。専門家から商品の説明や事業者の想いを聞きながら試食し、それぞれの商品について評価を行いました。

 

 参加した消費者からは「味はいいがパッケージが残念」や「価格帯が高く感じる」「他商品との違いが分かりにくい」などの感想が寄せられました。今後はこの意見を申込みのあった事業者にフィードバックしながら商品のブラッシュアップに繋げます。

 

 第2回のテストマーケティングは726日(金)、第3回は823日(金)に実施します。県連では、今回のテストマーケティングの評価を受けて商品改良した際にかかる費用の一部を補助する「特産品等開発支援」や改良した商品の販路開拓を後押しする「商談会」など、今後も一貫性を持って事業者の商品開発・販促支援を進めていきます。