新着情報
事業所紹介-ナガスタ(佐伯商工会)
[今あるものに新しい価値を付ける“アップサイクル”をテーマにした新感覚のショップ]
投稿日:2024.06.06
廿日市市津田の商店街にあった「ナガタストアー」の空き店舗を借りてスタートした「ナガスタ」は、アップサイクルをテーマにしたお店です。アップサイクルとは、今あるモノに付加価値を加えて、新しいものを生み出すこと。ここでは地域から集まった不用品、食品、自然素材などに地元の人々が手を加え、商品として販売しています。
ここをオープンしたのは、金澤萌さんと黒木真由さんのお二人。埼玉県で左官職人をしながら地域活性化に取り組んでいた金澤さんは、2019年に廿日市市佐伯地域に移住。一方、黒木さんは臨床検査技師として地域医療や福祉に関するまちづくりに携わるため、廿日市市の地域支援員として活動していました。この地域で二人が驚いたのは、「日々の暮らしの中で当たり前にアップサイクルが行われていたこと。地域を巻き込んでアップサイクルすることができれば、人と人が繋がり、いまある暮らしに価値を生み、暮らす人が元気でわくわくする日常を作ることができる。そんな共通の想いが生まれたお二人は、ここで共にお店をオープンすることを決めました。
店内にはシェアキッチンやレンタルスペースもあり、料理教室やワークショップなどの開催も可能。ミシンや木材を加工する機械などを設置した工房もあります。家では作業できないという方にも、新しいチャンスの場を提供しています。また5月には、敷地内の離れをDIYで整備したシェアオフィスも完成しました。単なるお店の域を超え、あらゆるニーズに応える地域交流の場として進化を続けています。
6月21日(金)、22日(土)の2日間は「津田商店街 ココから2DAYS」を開催。1日目は地域の空き店舗めぐり、2日目は約30店舗が軒を連ねるマルシェが行われます。イベントを楽しみたいという方はもちろん、この地域でお店をオープンしたい方、創業予定の方、店舗を拡大したい方もぜひご参加ください。詳しい情報はInstagramで発信しています。
ナガスタのInstagramはこちら
モノだけでなく地域のアップサイクルをめざした、新感覚のお店。まずは宝箱をひっくり返したような楽しい店内を巡ってみませんか?
●ナガスタ
住所/広島市廿日市市津田4191-6
TEL/080-7998-9455
営業時間/10:30~(閉店時間は季節によって異なる)
休み/火曜
HP/tocolabo.com
『令和6年度 第63回通常総会』開催
投稿日:2024.06.05
5月30日(火)、広島県商工会連合会はリーガロイヤルホテル広島(広島市中区基町)にて、
『令和6年度第63回通常総会』を開催し、本人出席34名のもと、令和5年度の事業報告、収支決算等について審議しました。
開会挨拶で平田圭司会長は、コロナ禍から、ようやく社会経済活動の正常化が進みつつあるものの、急激な円安、
エネルギーや原材料価格の高騰、頻発する大規模な自然災害、人口減少による人手不足を背景とした賃金格差による
労働移動を防ぐための防衛的賃上げの実施、それに伴うコスト上昇分の価格転嫁不足の影響による利益の減少、
加えて後継者不足による事業承継問題、更には、DX・デジタル化の推進による、生産性の向上やインボイス制度への対応など、
時代変化への適応力が求められる中小・小規模事業者においては、多種多様な課題が山積しており、事業者に寄り添う商工会の役割りは、
益々重要であると述べました。
続いて、津田宏氏(安芸太田町商工会長)を議長に選任し、議事を進行しました。
提出議案は次の通り
・第1号議案
令和5年度事業報告書・収支決算書・貸借対照表及び財産目録承認の件(監査報告)
・第2号議案
任期満了に伴う役員の選任に関する件
なお、第2号議案については、任期満了に伴う役員改選にて、江田島市商工会 平田会長が再任され、新役員が決定しました。
(役員の任期 令和6年5月30日から令和9年5月29日までの3年間)
その後、中国経済産業局の實國局長をはじめ多くの来賓を迎えて祝辞や表彰式が行われ、
珠算検定実施・商工貯蓄共済事業の推進に優秀な実績を残した商工会に表彰状が贈られました。
また、商工貯蓄共済事業の普及に貢献した商工会に株式会社広島銀行・ジブラルタ生命保険株式会社から、
商工会の共済制度『かがやき』の普及推進に寄与した商工会に広島県中小企業共済協同組合から、それぞれ感謝状が贈られました。
【珠算検定実施優良商工会表彰】
・神辺町商工会 福山北商工会 安芸津町商工会
【商工貯蓄共済事業表彰】
<純増保有口数の部>
最優秀賞:五日市商工会
優 秀 賞:高陽町商工会 神石高原商工会 大崎上島町商工会 宮島町商工会
努 力 賞:福山北商工会 佐伯商工会 神辺町商工会 広島安佐商工会
<新規加入率の部>
最優秀賞:神石高原商工会
優 秀 賞:大崎上島町商工会 安芸津町商工会 高陽町商工会 福山北商工会
<新規加入口数の部>
最優秀賞:高陽町商工会
優 秀 賞:呉広域商工会 神石高原商工会 福山北商工会 大崎上島町商工会
<純増率の部>
最優秀賞:神石高原商工会
優 秀 賞:宮島町商工会 高陽町商工会 大崎上島町商工会 佐伯商工会
ひろしま瀬戸内移住フェア2024の開催について
投稿日:2024.06.05
広島県、広島県交流・定住促進協議会が主催する移住フェアをご案内します。
【ひろしま瀬戸内移住フェア2024の開催概要】
○開催概要:2024年6月15日(土)11:00~16:00
○開催場所:東京交通会館12階カトレアサロンB
○参加費 :無料
○実施方法:リアルイベント(オンライン同時配信)
○主 催:広島県、広島県交流・定住促進協議会
○共 催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
広島県東部の6自治体と仕事・住まいの団体が参加するので、移住や仕事について様々な相談を直接行うことができます。
また、セミナーではUターン・Iターンで移住した先輩移住者がゲストとして参加するので、いろいろな体験談等を聞くことができます。
広島県商工会連合会は「広島県地域課題解決型起業支援事業」の相談窓口として参加します。
【イベント詳細】
https://www.hiroshima-hirobiro.jp/event/
【起業支援金】
お店紹介-白バラ牛乳専門店 MO‐MO‐MILK(高陽町商工会)
[ソフトクリームの人気店が4月移転オープン!白バラ牛乳を使った濃厚かつさっぱりとした味わいがやみつき]
投稿日:2024.05.30
県内ではここでしか味わえないという、白バラ牛乳を使ったソフトクリームの人気店「MO‐MO‐MILK」が4月29日に安佐北区落合南から白木町に移転オープンしました。白バラ牛乳は鳥取県内の酪農家たちからなる協同組合組織「大山乳業」の商品で、鳥取県内で搾られた生乳のみを使用。他にもカフェ・オレ、ヨーグルト、シュークリーム、ロールケーキ、かりんとうなど、多彩な商品を展開しています。新鮮な生乳を使った商品はどれも安心・安全で美味しいと評判です。
移転に伴い法人化した(株)MO‐MO‐MILKは、こうした白バラ牛乳の商品を取り扱う事業所のひとつ。50年以上前に、白バラ牛乳の宅配店として創業し、現在3代目の小田弘志さんと真穂さんご夫婦が切り盛りしています。牛乳離れが進む中、「白バラ牛乳の美味しさや魅力をもっと多くの人に知って欲しい!」と2019年に安佐北区落合南で白バラ牛乳の商品が購入できるお店をオープン。商品の一つだったソフトクリームが話題になり、瞬く間に人気店となりました。
生乳をたっぷりと使った贅沢なソフトクリームは、白バラ牛乳ならではの濃厚でクリーミーな味わいとさっぱりとした後口を感じさせてくる逸品。重厚感がありボリュームもたっぷりながらぺろりと食べられる美味しさです。SNS映えするぽってりとしたルックスも魅力。移転にともない高陽町商工会のサポートを受けて広島市物価高騰対応チャレンジ応援金を活用し、3種類のソフトが作れるソフトクリームサーバーを導入しました。これまでのミルクに加え、いちごとミックスの3種類を提供しています。夏には新フレーバーも登場。今後は、季節ごとに期間限定フレーバーも提供していく予定です。
また、お好きなドリンクにソフトをのせたフロート(500円)やシェイク(500円)、特製のコーヒーゼリーとソフトの上に冷たいエスプレッソをかけたコーヒーソフト(600円)など、メニュー数も増加。「お客様の声に応えているうちに、どんどんメニュー数が増えていきました」とご夫婦は笑います。
敷地のすぐ横には三篠川が流れ、豊かな自然に包まれた絶好のロケーション。敷地内に手作りのデッキが設けられ、ゆっくりとくつろぐこともできます。「常連さんやメーカーさんなどみんなのサポートでオープンすることができました。ソフトと一緒に自然の心地よさも感じてもらえたら嬉しいです」と弘志さん。県北へのドライブがてら、立ち寄るのにぴったりです。
●MO-MO-MILK(モーモーミルク)
住所/広島市安佐北区白木町大字三田4827-1
TEL/082-215-4543
営業時間/10:00~16:00
定休日/月火曜、日曜不定
事業所紹介-ヒルバレー(佐伯商工会)
[わざわざ訪れたい、山の中の隠れ家的レストラン。心も満たす贅沢な時間を]
投稿日:2024.05.29
廿日市市内から吉和へ続く国道を走っていると、車道から少し奥まったところに洋風の愛らしい建物が佇んでいます。こちらのお店は、長年愛されているレストラン「ヒルバレー」。地元の食材をふんだんに使い、丁寧に手作りされた料理やスイーツを求めて、遠方からも多くの人が訪れる人気店です。
看板メニューはローストチキンランチ。メインのローストチキンは、丁寧な下ごしらえで柔らかくジューシーに仕上げたチキンに特製ソースをかけたオリジナル。季節の野菜もたっぷりと添えられ、栄養バランスもばっちりです。ランチは、サラダ、ドリンク、ガーリックトースト(自家製の丸パン)またはご飯付き。その他、ハンバーグランチやパスタランチ、牛肉の煮込みランチも揃います。
ここでぜひ味わってほしいのが、自家製の丸パン。ふんわりとして素朴な味わいの丸パンは、思わず笑みがこぼれる美味しさ。+100円でガーリックトーストを蜂蜜トーストに変更することもできます。蜂蜜は水と空気のきれいな場所に置いた巣箱から集めた自家製。優しい甘さとハチミツならではの濃厚な風味が堪能できる逸品です。
ドライフラワーがふんだんに飾られた落ち着いた店内からは、羅漢峡の豊かな自然を一望できます。四季折々の景色も魅力のひとつ。心もお腹も満たしてくれる、そんなとっておきの一軒です。
●ヒルバレー
住所/廿日市市栗栖北山188-275
TEL/0829-72-1671
営業時間/11:00~18:00
休み/なし
小規模企業景気動向調査(2024年4月期)の結果を公表します
~コロナ禍を脱した経済の中で、業種により明暗の分かれる小規模企業景況~
投稿日:2024.05.27
全国商工会連合会では、5月24日、4月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。
<製 造 業> ◇…嗜好品等の売上額が伸び悩み、業種で景況感に偏りがある製造業…◇
<建 設 業> ◇…大口工事の減少や、災害復旧工事等の局地的な発注が多く、先行き不透明な建設業…◇
<小 売 業> ◇…消費マインドが生活必需品に集中する小売業…◇
<サービス業> ◇…全業種で唯一業況がプラス値で推移し、活況の続くサービス業…◇
詳細については、添付ファイルをご覧ください。
≪小規模企業景気動向調査とは≫
全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。
全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。
(問合せ先)
全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085
広島県商工会連合会 東部支所
事業所紹介-いゑもり(佐伯商工会)
[伝統技法を用いながら、独自性あふれるデザインを追求。いつもの暮らしがもっと楽しくなるお気に入りのアイテムを]
投稿日:2024.05.27
新潟県から廿日市市栗栖に移住して工房を構えた矢竹純さんは、銅製の生活工芸品を手掛ける鍛金作家。作品はコーヒーカップやぐいのみ、ビールカップ、やかん、アクセサリーなど多岐に渡ります。
作品は一枚の銅板を金槌で打ち起こし立体的に仕上げる手法で、その工程は全て手作業。ぐいのみを仕上げるのに約1週間を要し、やかんになると1ヶ月ほどかかります。金槌にも様々な種類があり、それによって出る模様が異なるのも面白いところ。色は塗料ではなく、硫化着色、煮色着色などの伝統工芸の技法を用いて、色付けしています。どんな反応を起こすかは作り手である矢竹さんも完成するまで分かりません。
伝統的な技法を用いながらも、デザイン性の高さを兼ね備えているのが矢竹さんの作品の特徴。波や木目、葉などの自然をモチーフに、暮らしの中できらりと光る洗練された作品を生み続けています。「作品作りで大切にしているのは、オリジナリティ。常に新しい技法を開発したり表現方法を探したり、それを取り入れていくことで、常に進化し続ける作品を作りたいです」と矢竹さんは話します。
矢竹さんは広島市立大学芸術学部工芸学科で金属造形を専攻し、卒業後に新潟県の伝統工芸店に就職。7年間修行を重ね、伝統工芸の基礎を身に付けました。学生時代を過ごした広島県に戻り、工房兼ショップ「いゑもり」をオープン。ショップの他、広島市内のショップやギャラリーでも取り扱いがあります。販売店や新作情報、オープン日などの最新情報はInstagramで発信中。こちらもぜひチェックしてみてください。
Instagramはこちら
また、工房では予約制でワークショップも開催しています。ぐいのみやアクセサリーなど、作品はお好きなものから選択可能。自分だけのオリジナル銅器が作れます。また、6月1日から16日までの期間、呉市のギャラリー「結わう」(呉市室瀬町15-68)にて展示会とワークショップが開催されます。父の日にちなみ、ぐいのみを制作。参加費はワンドリンク付きで7500円。ワークショップは要予約です。父の日の特別な贈り物にぴったりです。
●いゑもり
住所/廿日市市栗栖260-1
TEL/080-3490-3921
営業時間/10:00~17:00(土日曜・祝日のみの営業)
休み/月火水木金曜、ほか不定あり
事業所紹介-IRIE-FARM(佐伯商工会)
[健康野菜として注目されている「ルバーブ」を生産。食べやすい加工品も製造・販売]
投稿日:2024.05.24
「ルバーブ」という野菜をご存知ですか? シベリア原産で、寒暖差から生まれる鮮やかな赤い色が特徴の西洋野菜です。酸味とえぐみがあるため、フレッシュな状態で食べられることはほとんどありませんが、砂糖を加えてジャムにすると甘味と酸味のバランスのとれたさっぱりとした味わいへと変化します。また、食物繊維を多く含み、整腸作用や抗酸化作用も期待できる健康野菜としても注目を集めています。
廿日市市吉和にある「IRIE-FARM」は、このルバーブを栽培し、ジャムとピクルスに加工して販売している農園です。2016年に広島市内から家族と一緒に移住した代表の深瀬真見さんが一人で切り盛りしています。
この畑では、もともと深瀬さんのご主人のおばあさんが一人でルバーブを育てていました。深瀬さんも栽培を手伝っているうちに、寒暖差の激しいこの土地でしか育たないルバーブの魅力の虜に。もっとその良さを広く知ってもらうためSNSで発信したところ、想像を上回る反響がありニーズがあることを確信しました。畑を拡大し、2020年からルバーブの栽培を一手に担うようになった深瀬さん。その後、ルバーブの魅力をさらに広げるため、加工品の製造にも着手しました。「おばあちゃんたちがこの地で育ててきたものを守っていきたい。その一心でした」と深瀬さんは振り返ります。
ジャムは農園で獲れたルバーブの赤い部分のみを使用し、広島県産のレモンをプラス。甘酸っぱい爽やかな味わいは、パンやヨーグルトとの相性も抜群です。唐辛子を一緒に漬け込んだピクルスもおすすめ。お酒のアテやカレーにそえても楽しめます。ご購入はショップサイトからどうぞ。
今後は、宮島で開催される佐伯商工会主催のポップアップショップに出店するなど、同商工会サポートのもと販路拡大にも力を入れていく予定です。
●IRIE-FARM(アイリーファーム)
お問合せはインスタグラムのDMから
事業所紹介-シェアオフィス/コワーキングスペース 笑顔ぷらす(五日市商工会)
[使い勝手の良い郊外型シェアオフィス。Webマーケティングサポートや士業紹介など独自のサービスも展開]
投稿日:2024.05.23
2024年4月、佐伯区利松に古民家を改装した郊外型のシェアオフィス&コワーキングスペースが誕生しました。施設内は古民家の趣を残す落ち着いた雰囲気。イスとテーブルを配したオープンスペースの他、商談や会議もできる個室(1日2時間まで無料)も2室完備しています。
利用料は月額10,000円でコーヒー、ミネラルウォーターが飲み放題のほか、コピーも基本無料。24時間利用でき、あらゆるビジネススタイルに合わせた使い方が可能です。また、受験や資格取得のために集中して勉強したいという方には、土日祝日と平日の17時から翌9時まで利用できるライトメンバー(1ヶ月5,000円)を用意。さらに法人登記ができ、郵便物の受け取りも可能で、様々なニーズに応えます。
「事務所を構えず、経費を抑えて事業をしたい」「仕事の合間に作業ができるスペースがほしい」「ビジネスで交流したい」「集中して勉強したい」「家で仕事がはかどらない」など、様々な要望に応えます。近隣にはスーパーや100円ショップもあり、広島市中心部から車で約30分という好立地も魅力です。
またサービスの一環として、SNSやランディングページ、Googleマップ対策等にかかせないツールはすべてレクチャー。士業の紹介やビジネスに特化した交流会の開催、ビジネスマッチングなども行っています。
作業スペースだけではない、幅広い魅力を備えたシェアオフィス&コワーキングスペース。見学は随時受け付けています。HPまたはお電話でお問合せください。
●笑顔ぷらす
住所/広島市佐伯区利松1-11-48
TEL/0905376-8009-
営業時間/24時間
休み/なし
HP/https://tanabe-kikaku.com/share/
事業所紹介-株式会社アグリード(佐伯商工会)
[全国的にも珍しい夏に旬を迎えるイチゴを栽培。バラエティ豊かな加工品も開発]
投稿日:2024.05.22
株式会社アグリードは広島市安佐北区で中古の農機具を販売している企業です。廿日市市吉和にあるハウスでは、全国的にも希少価値の高い夏イチゴの栽培を行っています。その始まりは2020年のこと。代表取締役の栗田さんは長年、父の故郷である吉和で農業がしたいと考えていました。同じような気候である長野県の農園に無作為に電話したところ、イチゴ農家の奥田さんに出会いました。そこで育てていたのは夏から秋に旬を迎える夏イチゴ。「これだ!」と感じた栗田さんはその翌月には現地を訪れ、技術指導を受けて準備をスタートさせました。
栽培している品種は「信大BS8-9」。広島県内でも夏イチゴは作られていますが、一般的に酸味が強くケーキなどの加工品に使われることがほとんど。消費者に届くことはありません。しかしこの品種は一年間栽培が可能で、暑い季節でも甘味と酸味のバランス良いのが特徴。全国的にも栽培している農家が少なく、希少価値の高いイチゴです。
昨年までは加工したスムージーなどを中心に販売していましたが、今年は2棟を温度管理がしやすく雪の重みにも強いハウスに建て替え、生産量アップを見込んでいます。夏頃から「ひろしま夢ぷらざ」などでフレッシュなイチゴを販売する予定です。加工品ではイチゴそのものの風味が楽しめるスムージーのほか、原材料にイチゴを使用した焼きドーナツなども製造。5月中旬には新商品のベビーカステライチゴ味も登場します。吉和内のデイリーストアなどで購入可能。新商品の開発は佐伯商工会が派遣した専門家がサポートしました。今後も新しいイチゴの魅力を伝える商品の開発を続けてきます。
栗田さんは、「将来的にはイチゴ狩りができる観光農園のような取り組みもしていきたいと思っています。また、これを機に新規就農してくるイチゴ農家を増やしていきたいです。吉和に人が集まる仕組みづくりを続けていきたいですね」と話してくれました。
加工品を販売するキッチンカーの出店や新商品などの情報はインスタグラムをチェック。
●株式会社アグリード
お問合せはインスタグラムのDMまたはHPから