第62回商工会全国大会における『経営改善普及事業に関する表彰』について

広島県では8団体・50名の方々が受賞

令和4年11月10日に、東京都渋谷区のNHKホールにて開催された「第62回商工会全国大会」において、経営改善普及事業に関する功労者等の表彰がおこなわれました。本表彰は、商工会等の組織運営及び実施する経営改善普及事業が特に優良であり、他の商工会の模範とするに足る商工会や商工会役職員、青年部・女性部及び部員に贈られるもので、広島県からは、以下の8団体・50名の方々が受賞されました。

(1)中小企業庁長官表彰

  ① 役員功労者      世羅町商工会       玉 浦 洋 明

  ② 女性部功労者     黒瀬商工会女性部     松 井 美椰子

  ③ 優良常勤役職員    世羅町商工会       佐 倉 喜代美

               世羅町商工会       片 岡 京 子

(2)全国商工会連合会長表彰

  ① 優良商工会      三原臨空商工会

  ② 優良青年部      広島安佐商工会青年部

               安芸太田町商工会青年部

               福山北商工会青年部

  ③ 優良女性部      広島安佐商工会女性部

               北広島町商工会女性部

  ④ 役員功労者  

    11商工会 35

  ⑤ 青年部功労者     安芸太田町商工会青年部  森 脇 智 史

               安芸高田市商工会青年部  下土居   猛

               三原臨空商工会青年部   髙 下 慎 也

  ⑥ 女性部功労者     府中町商工会女性部    中 村 順 子

               宮島町商工会女性部    山 村 ゆう子

               安芸津町商工会女性部   高 下 昭 美

  ⑦ 優良常勤役職員    呉広域商工会       松 岡 昭 博

               呉広域商工会       奥 田 節 子

               呉広域商工会       水 谷 みどり

               三原臨空商工会      土 井   崇

               三原臨空商工会      礒 辺 香 苗

  ⑧ 事業推進優良商工会等 会員増強部門       広島安佐商工会

  ⑨ 事業推進優良商工会等(共済部門)会員福祉共済  三次広域商工会

                       ※全て順不同・敬称略・令和4年3月31日現在

中小企業庁長官表彰の様子

西村経済産業大臣と中国地域経済界との懇談会が開催されました

懇談会の出席者(左から3番目が西村経済産業大臣)

11月12日(土)に、経済産業省の西村康稔経済産業大臣と中国地域の経済団体

(広島県商工会連合会・中国経済連合会・中国地方商工会議所連合会・

広島県中小企業団体中央会・広島経済同友会)との懇談会が開催されました。

懇談会では、出席団体が注力している取組みや課題、経済産業施策等に関する

意見等が述べられました。

広島県商工会連合会からは蓼副会長が出席し、

中小・小規模事業者への政策拡充等について要望を行いました。

中小企業景況調査(令和4年7月~9月期)の結果を公表します

 中小企業景況調査とは

 全国の商工会、商工会議所、中小企業団体中央会の3団体が、管内の中小企業を対象に4半期ごとに実施する調査です。調査は経営指導員による訪問面接方式で、全国約19,000社の調査データを(独)中小企業基盤整備機構で集約、分析し、中小企業施策立案等の基礎資料として活用しています。  

 広島県商工会地域では14商工会、231社を対象に実施。商工会地域における景気動向推移をみるための参考資料として、ご活用ください。

 

令和4年10月公表

 1.(広島県/商工会地域) 調査報告書

  「第169回(R4.7-9月期)報告書」(PDF)

 

 ----- 参考資料:全国版の調査報告書 -----

 2.(全国/3団体総合)  (独)中小企業基盤整備機構(HPリンク)                                           

 


 【問合せ先】
 1. 広島県商工会連合会 東部支所 電話084-960-3107
 2.(独)中小企業基盤整備機構 総合情報戦略課 電話03-5470-1521

 

広島県商工会連合会 東部支所

広島県事業者サイバーセキュリティパートナーシップ協定の締結について

協定イメージ図

参加12団体代表者の締結式記念写真(平田会長は下段右2番目)

11月7日(月)、広島県警察本部において広島県商工会連合会ほか

事業者主体の支援団体7団体、その他支援団体3団体、広島県、
広島県警察との間で「広島県事業者サイバーセキュリティパートナーシップに関する協定」を締結しました。

 これは昨今拡大しているランサムウェア等によるサイバー
空間上の脅威に対し、広島県警が中心となり、安心・安全なサイバー空間の実現を図るため、各団体間での「定期的な情報共有」、「意識啓発の推進」、「各団体の意見を反映した取組の実施」を目的とした協定となります。

 締結式では、各団体の代表者出席の中、今回の協定の意義について広島県警生活安全部長より説明した後、協定書への署名を行いました。

 締結式の挨拶で平田県連会長は「我々、中小・小規模事業者がセキュリティ対策を講じるうえで、
デジタル人材の確保はもとより、情報面や資金面など、いずれの経営資源も決して十分な状況にあるとは
言えない。そのため、我々、支援機関である商工会では、DXの推進支援とあわせて、サイバーセキュリティ
対策についても、きめ細かな対応が必要であると痛感している。これらのことから本日の協定を契機に、
参画団体がより一層連携を深め、広報啓発活動や相談体制を構築することで、中小・小規模事業者の
サイバーセキュリティ環境を強化していくことは、非常に意義深いものと考えている。」と述べました。

今後は同協定の構成団体間で情報共有しながら、安心・安全にサイバー空間の利活用が行える体制構築に

取り組んでまいります。

小規模企業景気動向調査(2022年9月期)の結果を公表します

~コロナ第7波の収束で売上増加も、低採算から脱却できずにいる小規模企業景況~

全国商工会連合会では、10月28日、9月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。

<製 造 業> ◇…売上好調も、急激に進む円安で収支のバランスが崩れ、資金繰り計画に苦しむ製造業…◇

<建 設 業> ◇…災害復旧需要により全DI大幅改善も、材料費の高騰や人手不足から不安が残る建設業…◇

<小 売 業> ◇…コロナ第7波の収束で売上増も、採算性悪化に歯止めのかからない小売業…◇

<サービス業> ◇…行動制限緩和で売上増加も、原材料高騰で低水準が続くサービス業…◇

 詳細については、添付ファイルをご覧ください。

9月調査結果(2022.09)pdf

≪小規模企業景気動向調査とは≫

 全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。

 全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。

 

(問合せ先)
 全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085

 広島県商工会連合会 東部支所

今年も「原爆の子の像」に心を込めた折り鶴を奉納(県女性連)

[コロナ禍の中、届いたたくさんの千羽鶴。想いを込めて原爆の子の像に捧げる]

   9月29日(木)、県女性連の役員12名が平和記念公園を訪れ、『原爆の子の像に千羽鶴を捧げる事業』を実施しました。例年、夏に実施しておりますが、今年は中国・四国ブロック商工会女性部交流会広島大会時に展示を行うため、同日に開催された役員会後に実施。県内商工会女性部と中国地方・四国地方8県の女性部員から届いた約45000羽の折り鶴を奉納しました。

4万5千羽の千羽鶴を一束一束、丁寧に奉納しました

 松井会長は「コロナ禍の中、多くの方々にご協力いただきこんなにたくさんの折り鶴が届きました。今回は中国・四国ブロック交流会広島大会の時にも展示させていただきましたが、改めて皆様との共同事業であるという認識と共に、代表として世界の平和と新型コロナウイルス感染症の終息を祈りながら奉納させていただきました。」と話しました。

 

 各地域では、来年の事業に向けて早くも折り鶴の作成が始まっています。また、県女性連は来年度も引き続き本事業を継続して行っていきますが、令和5年度の奉納からは犠牲者を追悼するという原点に立ち返り、「広島原爆の日」を迎える前に奉納を行う予定です。

 

 

県女性連役員12名が原爆の子の像を訪れました

令和4年度「経営安定特別相談事業講習会」開催 

「コロナ禍において取り組むべきWEBビジネス方法」~新たに見出すビジネススタイルへの挑戦~

広島県商工会連合会東部支所では、コロナ禍において直面する経営課題の解決に向け、ビジネススタイルの変遷や、WEBを活用した販売方法への取組について具体的に理解を得られる「経営安定講習会」を開催します。
講師は、岡山県産果物のインターネット販売「岡山果物カタログ」を運営されている、有限会社漂流岡山 阿部憲三代表取締役をお招きし、商品提供に取り組むべきビジネススタイルについて、自社でのこれまでの取組や、WEBを活用した販売方法についてより実践的な説明をしていただきます。

この機会に是非ご聴講ください。


1.日  程  令和4年10月25日(火)
        13:30~15:30(受付13:00開始)

2.開催場所  神辺商工文化センター
        (福山市神辺町川北892-7)

3.講  師  有限会社漂流岡山 代表取締役 阿部 憲三 氏 

4.定  員  会場参加50名  オンライン参加100名

5.受 講 料     無  料

6.申 込 先     広島県商工会連合会 東部支所
TEL:084-960-3107 FAX:084-960-3108 Mail:shisho@hint.or.jp
※受講申込書(PDF)に必要事項を記入いただき、FAXまたはメールにて申込みください。

(担当:東部支所 河本・山城)

●チラシ
   令和4年度 経営安定特別相談事業講習会チラシ

 

 

小規模企業景気動向調査(2022年8月期)の結果を公表します

~業種で異なる需要格差、慢性的なコスト増による採算悪化に苦しむ小規模企業景況~

全国商工会連合会では、9月30日、8月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。

<製 造 業> ◇…一部で価格転嫁が進み好調であるも、慢性的な採算悪化に苦しむ製造業…◇

<建 設 業> ◇…災害関連等の需要増による業況改善に転じるが、先行き不透明感の残る建設業…◇

<小 売 業> ◇…商品の値上げ、感染症の急拡大等による、売上の悪化に苦しむ小売業…◇

<サービス業> ◇…行動制限のない盆休みで活況を取り戻すも、感染急拡大の影響に苦しむサービス業…◇

 詳細については、添付ファイルをご覧ください。

8月調査結果(2022.08)PDF

≪小規模企業景気動向調査とは≫

 全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。

 全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。

 

(問合せ先)
 全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085

 広島県商工会連合会 東部支所

「ひろしま夢ぷらざ」リニューアルオープン!(県連)

[23年ぶりの大型リニューアルで商品ラインナップがさらに充実。見やすい・探しやすい店内レイアウトに]

大好評のお弁当・お惣菜コーナー。昼前には品薄になってしまう商品もあります

 県内各地域の特産品の展示・販売、観光情報やイベント情報などを発信している市町村情報センター「ひろしま夢ぷらざ」が、97日(水)にリニューアルオープンしました。当日はオープンニングセレモニーが行われ、酔心山根本店が提供するふるまい酒を先着100名にプレゼント。多くの人が来店し賑わいました。

 

 今回のリニューアルで新たに誕生したのは、手作りのお弁当やお惣菜コーナー。お土産が中心だった商品ラインナップにデイリー使いできるお弁当、お惣菜、パンやサンドイッチを加えることで、さらに幅広いお客さまの利用を目指します。

 

 さらに全国でも有数の酒処をPRするため、酒類の商品ラインナップを充実。店内奥の壁一面を使い、県内31の蔵元の日本酒はもちろんのこと県内産のワインやクラフトビール、リキュールなどを取り揃えています。

 

酒処ならではの品揃え。広島のお酒をどうぞ

 これまでなかったイートインコーナーでは、県内の牧場から直送されるミルクを使ったソフトクリームを販売。マシーンはイタリア製の最高級マシーン「カルピジャーニ」を採用。新鮮な原材料と最高級のマシーンで作るソフトクリームは格別です。9月は三次市のあせひら乳業のミルク、10月には東広島市豊栄町のトムミルクファームのミルクが登場予定。今後はほぼ月替わりで様々な牧場のミルクが登場します。

 

 今回のリニューアルでは、商品を新たに追加しただけでなく、見えやすい、分かりやすいレイアウトにもこだわりました。これまで人気だった店頭販売や定番商品は残しつつ、新しい魅力が加わった新しい「ひろしま夢ぷらざ」。宝物を探すような気持ちで店内を散策してみませんか?

 

オープニングセレモニーの様子

 

 

 今後も顧客に県内の素晴らしい商品を提供するだけでなく、事業者のチャレンジの場として、事業者とバイヤーを繋ぐ役割も担っていきたいと考えています。

 

○ひろしま夢ぷらざ

住所/広島市中区本通8-28

TEL082-544-1122

営業時間/10:0018:00、イートインコーナーは~17:00

休み/なし

HPhttps://www.yumeplaza.com/

「事業承継支援に関する連携協定締結式」を実施(県連)

[後継者がいない事業者と事業拡大や創業等を考えている人をマッチングする画期的な連携スキーム]

覚書を締結した広島県商工会連合会の平田会長(左)と日本政策金融公庫広島支店の斉藤支店長(右)

 824日(水)、広島県商工会連合会と株式会社日本政策金融公庫の県内4支店(広島・尾道・福山・呉)が「事業承継支援に関する覚書」を締結し、連携スキーム「“つぐ活”サポート広島」を構築しました。締結式には当会の平田圭司会長、日本政策金融公庫広島支店の斉藤卓也支店長が出席。連携協定書に署名を行いました。

 

 後継者不在や長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により、中小・小規模事業者の休業・廃業が急増しています。この協定は県内34商工会が会員事業所等の中から、後継者がいない等の理由で『事業を譲り渡したい事業者』を掘り起こし、日本政策金融公庫が全国152支店のネットワークと事業承継マッチング事業の機能等を活用して『事業拡大や創業などに向けて事業を譲り受けたい』人をマッチングするシステム。また、マッチング後も、伴走型のサポートを行っていくものです。

 

 締結式の挨拶で平田会長は「経営者の高齢化の進展に加え、2年以上に渡る新型コロナウイルス感染症の影響、急激な円安を背景とした原材料費・原油価格の大幅な高騰等の影響から、やむをえず、廃業を検討する会員事業者の声が多く聞かれます。地域に事業を残していく事業承継支援は、その必要性が一層高まっており、私たち商工会組織にとって、さらに注力して取り組むべき喫緊の課題だと考えています」と力を込めました。

 

 日本政策金融公庫の斉藤支店長も「近年は都市部から地方へ移住してくる比較的若い年代の人たちが、後継者のいない地元企業の基盤を引き継いで創業するケースも確実に増えています。今回の覚書締結により、各商工会が有する会員企業や地域特有の情報と、公庫が蓄積してきたデータを一体的に活用することで、地域に不可欠な事業を次世代へと繋ぐ効果的な事業承継支援が可能になると期待しています」と挨拶しました。

 

 この覚書を締結する動きは、全国商工会連合会と日本政策金融公庫が531日に覚書を締結したのを皮切りに、全国に広がっています。地域の産業を守り、そこに暮らす人たちの生活を守ることで地域の衰退を防ぎたい。当会もこれを機に「地域の思いを次世代に繋ぐ架け橋」として、事業承継支援に積極的に取り組んでいきます。