第63回商工会全国大会が開催される
令和5年11月22日、東京都渋谷区のNHKホールにて、「第63回商工会全国大会」が開催され、全国の商工会代表者ら約2,800名が集結。当県からは78名の商工会役職員が参加しました。
冒頭、全国連の森会長は、目まぐるしく変わる社会環境の中で、我々商工会は、事業者の実情をしっかりと把握し、地域の声・現場の声を集め、国等に対し経済・生活・雇用を支える地域の中小企業・小規模事業者への大規模な支援を早期に実行するよう訴え続けていく必要がある。
そして、中小企業・小規模事業者への支援策を全国津々浦々にまで届け、持続的発展を支援するとともに、その過程において会員事業者との信頼を築き、商工会の信用を高め、新たな展開を図る。
そのためにも、今一度、我々の原点である「会員あっての商工会」に立ち返り、組織の結束をより強固にし、一緒になって挑戦・成長していく商工会づくりに、全力で取り組んでまいりましょうと参加者に訴えかけました。
この後、次の5項目について大会決議(案)が宣言され、満場一致で決議されました。
・我が国地域経済の根幹をなす中小企業・小規模事業者を支援する大型経済対策の実施
・中小企業・小規模事業者を支援する商工会の体制強化
・税制・金融、労務支援制度等の改正・拡充による事業環境の整備
・リスクに備えた経営支援の強化及び災害から復興
・地域唯一の経済団体としての商工会の組織力強化
その後、各政党代表等からの祝辞及び来賓紹介、各種表彰が行われた後、大会は終了しました。
全国大会終了後、ホテルニューオータニにて広島県商工会連合会による懇談会を開催。
昨年に引き続き、岸田文雄内閣総理大臣をはじめ、多くの広島選出国会議員ご臨席のもと、盛会裡に終了しました。