『令和5年度 第62回通常総会』開催
投稿日:2023.06.06
5月30日(火)、広島県商工会連合会はシェラトングランドホテル広島(広島市東区若草町)にて、『令和5年度第62回通常総会』を開催し、本人出席34名のもと、令和4年度の事業報告、収支決算等について審議しました。
開会挨拶で平田圭司会長は、3年にわたりパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスがインフルエンザと同様の扱いに変わったことや、広島においてG7サミットが開催されるなど明るい要因がある一方で、原材料やエネルギーの高騰など、多種多様なマイナス要因が顕在しており、事業者においては厳しい状況に置かれていると述べました。
そうした中、デジタル化による社会改革が加速しており、中小・小規模事業者においても、デジタル技術を活用した業務の効率化が不可欠であるため、県連では令和5年度を「DXチャレンジ」元年と位置づけ、新たな時代の当たり前を目指し、商工会組織を上げてDXを推進することを説明しました。
その一環として、この度の総会においてもタブレットによる議案説明に取り組むなど、今後はペーパーレスによる会議運営を目指していくことを述べました。
続いて、津田宏氏(安芸太田町商工会長)を議長に選任し、議事を進行しました。
提出議案は次の通り
・第1号議案
令和4年度事業報告書・収支決算書・貸借対照表及び財産目録承認の件(監査報告)
・第2号議案
商工会広域カード事業(ぽっぽカード)廃止に伴う事業会社の清算に関する件
・第3号議案
辞任に伴う役員の補欠選任に関する件
なお、第3号議案については、上田竜也理事が広島県商工会青年部連合会会長を任期満了により退任したことに伴い、理事を辞任したため上程されたもので、後任には広島県商工会青年部連合会新会長の滝原雄太氏が選任されました。
『正副会長研修会』では、宇宿商店街振興組合の河井達志理事長を講師に迎え、『商店街の持続化に挑戦する活動は?』をテーマに講演を行いました。河井氏は賑やかなイベントは地域の力を示していること、行政を積極的に利用すること、地域を元気にするためにはトリガーを引けるリーダーを見つけることなど、地域活性化に必要なことについて講演しました。
その後、広島県の玉井副知事をはじめ多くの来賓を迎えて祝辞や表彰式が行われ、珠算検定実施・商工貯蓄共済事業の推進に優秀な実績を残した商工会に表彰状が贈られました。
また、商工貯蓄共済事業の普及に貢献した商工会に株式会社広島銀行・ジブラルタ生命保険株式会社から、商工会の共済制度『かがやき』の普及推進に寄与した商工会に広島県中小企業共済協同組合から、それぞれ感謝状が贈られました。