『令和4年度臨時総会』開催(県連)

挨拶をする平田会長

 広島県商工会連合会は、令和5年3月23日(木)ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)にて、『令和4年度臨時総会』を開催し、出席者34名(うち委任状3名)により、令和5年度の事業計画や予算などについて審議を行いました。

 平田圭司会長は、冒頭の挨拶で、3年に及ぶコロナ禍が5月のGW明けからは、季節性インフルエンザと同様の扱いに変わるなど、収束が見えてきていることに触れる一方で、中小・小規模事業者の経済を取り巻く環境は、原材料、電気料金の高騰などにより、収益性の悪化を招いており、依然として厳しい状況が続いていることを述べました。

 こうした中、令和5年度の事業計画については、3年前に策定した「広島県商工会連合会プラン2020」に基づき、PDCAサイクルを回しながら進捗を検証し、管理運営しているが、重点的に取り組みたい事業として、引き続き、経営発達支援事業、及び、事業継続力強化支援事業に取組み、小規模事業者の売上・利益の確保、災害等の事業継続リスクへの対応を強化することを、商工会組織の共通の方針として揚げる旨を示しました。

 また、新たな時代を勝ち抜く為に、令和5年度を「DXチャレンジ」元年として位置づけ、県連にDX推進課を設置し、商工会組織全体でDX推進が図れるよう体制を構築していくこと、更には、昨年9月7日に23年振りにリニューアルした「ひろしま夢ぷらざ」について、コロナ禍前の売上に戻すことを目指し、新たなターゲットの創出を図ることで、引き続き事業者の販路開拓を強力に支援する旨を述べました。

最後に、「地域の中小・小規模事業者の持続的発展、及び、持続可能な地域経済の活性化への貢献を目指し、国・県など行政機関に対して、ニーズを的確に捉えた要望活動に重点を置き、活動する」ことについて強い思いを表明しました。

その後、大崎上島町商工会の小川裕壮会長を議長に選出し、議事が進行され、上程した第1号議案から第6号議案の全てが、原案通り承認可決されました。

 

提出議題は次の通り

第1号議案 令和4年度収支補正予算書(案)承認の件

第2号議案 令和5年度事業計画書(案)及び収支予算書(案)承認の件

第3号議案 令和5年度県連合会会費賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件

第4号議案 令和5年度電子計算機処理手数料賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件

第5号議案 令和5年度借入金最高限度額(案)及び借入先承認の件

第6号議案 広島県商工会連合会役員選任規約の改正(案)承認の件

令和4年度広島県商工会連合会臨時総会の様子