高陽町商工会女性部が商工会女性部全国大会で表彰(県連)
[加入促進期間加入者数、令和5年度加入実績が全国2位の快挙! 林女性部長と大瀬戸相談役に聞く高陽町商工会女性部の取り組みについて]
投稿日:2025.01.07
令和6年10月23日に三重県で開催された「第25回商工会女性部全国大会」にて、高陽町商工会女性部が2つの部門で表彰されました。加入促進期間中(令和5年9月から12月)の加入実績が21名加入で全国2位、令和5年度年間加入実績が26名加入の全国2位と、部員増強に関する素晴らしい成果を収めています。同女性部は平成16年の商工会合併時から着実に会員数を伸ばし、令和6年12月現在の会員数は142名。女性部としては県内で最も大きい組織になりました。
「楽しくなくちゃ女性部じゃない」をスローガンに掲げ、交流・親睦を中心とした様々な取り組みを行っている同商工会女性部。その一つが一泊の研修旅行や日帰りの親睦事業です。18年間部長を務めた大瀬戸相談役は、「女性部に入るメリットは横の繋がりができること。楽しみながら活動し、ビジネスに活かせる情報も収集できる、困った時に相談できる人もできる。まずは、繋がりがしっかりと作れるような親睦事業を多く実施しています」と話します。部員たちが楽しむことを重視し、その中で人間関係を築き、ビジネスにも活かせる人脈が生まれています。また女性部として取り組んでいる貯蓄共済の収益があるため、参加費が安く、前述の親睦事業にも手頃に参加できるのも特徴です。
年に1度は青年部との交流会も実施。情報交換や親睦を深めることで、お互いの部員増強に繋げ、交流会の他にもそれぞれの事業をサポートするなどして連携を図っています。また、商工会へ相談に訪れた会員に職員が女性部を紹介し、入部に繋がることもあるそうです。事務局含め、商工会がワンチームとなって部員増強に取り組んでいました。
これからの女性部を任され、令和6年度から部長に就任した林部長はこれまでの取り組みを維持させながら、今後は夕方など若い世代が集まりやすい時間帯での交流事業を企画したいと考えています。「入っていることにメリットを感じることができる組織であれば、人は増えていくと考えています。これからも部員の“楽しい”を尊重した事業を展開していきます」と締めくくりました。