事業所紹介-SHOKU LEAD(沼田町商工会)
[選手のパフォーマンス向上に欠かせない栄養のこと。スポーツ栄養士に相談しませんか?]
投稿日:2023.03.28
スポーツ栄養士として活躍する馬明真梨子さんは、チームや団体、個人を対象に、スポーツ選手の栄養サポートを行っています。チームに帯同して、食事や栄養のアドバイスを行ったり、講習会を開いたり、運動している子どもたちに食の大切さを伝えたりと様々な活動に取り組んでいます。
スポーツ栄養士を目指したのは、自身が学生だった頃の経験から。ソフトボールの強豪校に進学しレギュラーとして活躍していましたが、ケガが多く食も細かったことが悩みの種でした。ハードな練習に耐えるために、無理な量を泣きながら食べた苦い経験があります。「当時は時々トレーナーが来てくれていましたが、一人ひとりに寄り添ったものでなく、自分がどうすればよいのかが良く分かりませんでした。その時に、自分に合った食事と運動のサポートを定期的にしてくれる人がいてくれたらと思ったんです。そして、いないのなら自分がなろうと思いました」と話します。
卒業後は管理栄養士の養成校である県立広島大学に進学。管理栄養士の勉強に励みながら、フィットネスクラブでアルバイトしてトレーナーの資格も取得しました。現在、スポーツに特化した「公認スポーツ栄養士」は全国でも500人弱。県内には9名という貴重な存在です。
県内のラグビー強豪校やアーチェリー選手などの栄養スタッフとしてチームに参加しています。大切にしているのは自ら考える力を養うこと。「『こうしなさい』ではなく、ヒントをアシストして、そこから選手自らが自分に合った食べ方、栄養の摂り方を見つけてほしい」と馬明さん。食事を味方につける術を身に付けて、目標を達成するだけでなく、次のステージでも活躍できる土台を築いてほしいと考えています。また、時にはメンタルをサポートする母親のような役割になることもあるのだそうです。「スポーツ栄養士は、選手がベストパフォーマンスをするための裏方の仕事。主役である選手たちを輝かせたい」と微笑みます。
スポーツ栄養士の認知度アップのため、イベントなどにも不定期で参加。4月2日(日)には、馬明さんが企画から参加した「こんさぽフェスタ2023」をCLiP HIROSHIMAで開催。16日(日)には、安佐南区伴東にある「r.d.k kitchen+」の一周年記念イベントにも参加します。
馬明さんは、スポーツ栄養士についてもっと知ってもらうため、沼田町商工会が主催する広報に関するセミナーにも参加。補助金の申請や著作権に関する個別相談も行っています。同商工会では引き続き、販路開拓などのサポートを行っていく予定です。
体と心の土台となる食事の面から選手をサポートしたいと考えている、チーム、団体、個人、企業のみなさん。ニーズや予算に合わせて、プランを提案してもらえます。スポーツ栄養士と一緒に取り組んでみませんか?お問合せはメールでどうぞ。
○SHOKU LEAD(ショクリード)