事業所紹介-インパルスレザーワークス(広島東商工会)
[使うほどに馴染み味を増していくハンドメイドの革製品。永く愛着を持って使えるアイテムがここに]
投稿日:2022.08.30
広島東商工会の事業所紹介「VIVA SOHO」の第3弾。
革職人の鶴田修さんが営む「インパルスレザーワークス」は、素材にこだわり一点一点丁寧に作られる革製品のお店。型紙作り、裁断、下ごしらえ、縫製、仕上げまで全ての工程を手作業で行っています。
もともと会社員として働いていた鶴田さん。革製品づくりが趣味だった叔父さんから道具を譲り受けたのを機に、革製品づくりを独学で学びました。最初は趣味で始めた革製品づくりでしたが、作品を見た友人や知人から依頼を受けるようになり、その人気はクチコミで広がっていきました。会社を辞め、2019年1月に革職人として独立。ショップ兼アトリエ「インパルスレザーワークス」が誕生しました。ショップには財布やバッグ、キーケース、メガネケース、ベルト、アクセサリーなどバラエティ豊かな作品が並びます。
主役となる革は、牛ヌメ革をはじめ、クロコダイル、ゾウ革、コードバン、シャーク、ヘビ革など、上質な革を吟味して仕入れ。東広島市産のジビエレザーを使った作品もあります。野生動物ならではのキズやシミもデザインのひとつとして捉え、表情が一つひとつ異なるワイルドな一点ものに仕上がっています。
飽きのこないシンプルなデザインでありながら存在感は抜群。長く愛着を持って使ってもらえるように機能性にもこだわっています。大切にしているのは、どんな作業にも気持ちを入れて行うこと。鶴田さんは「工程の一つひとつに気持ちを込めて丁寧に作業していくと、仕上がりが違うんです。作り手の想いが伝わる作品を作り続けたい。もちろん動物への感謝の気持ちも忘れずに」と話してくれました。
鶴田さんはオーダーメイドを得意とする革職人。顧客と打ち合わせを重ねながら、イメージをどんどん形にしてくれます。デザイン、サイズ、色、素材を選び、自分だけのオリジナルアイテムを作ることも可能です。
使えば使うほど馴染み、味を増していく革製品。自分へのご褒美や大切な人の贈り物にぴったりです。同店は現在、オーダーメイドの強化、ブランド化に向けて広島東商工会の支援を受けて事業計画を策定中。今後の展開も楽しみです。
○インパルスレザーワークス
住所/広島市安芸区矢野東6-23-15 イーストヒルズ矢野1F
TEL/082-516-4106
営業時間/10:00~20:00
休み/不定休