「ひろしま夢ぷらざ」レシピコンテスト受賞者が県知事を表敬訪問(県連)

[受賞者自ら知事にメニューのこだわりや考案のポイントを紹介。試食会も]

受賞者にレシピのこだわりを聞きながら試食する湯崎知事

 20247月から11月にひろしま夢ぷらざで実施された消費者参加型イベント「第2回夢夢チャレンジ!」。魅力的な商品にもかかわらず、あまり調理法が知られていない県内の特産品を美味しく食べられるレシピを募集し、最優秀賞を決定。1130日(土)にひろしま夢ぷらざにて授賞式が行われました。202523日(月)には、最優秀賞に選ばれた安田女子大学の額見(がくみ)舞鈴さんと優秀賞に選ばれた同じく安田女子大学の田邉愛琳さんが県庁を訪れ、湯崎知事を表敬訪問しました。

 

 初めに広島県商工会連合会の平田圭司会長はひろしま夢ぷらざが25周年を迎えたことへの感謝の気持ちを伝えると共に「これからも広島の優れた食材を知ってもらう取り組みを続け、広島ブランドを広げていきたい」と挨拶しました。続いて長谷川専務理事がコンテストの概要を説明。受賞したメニューについて「レシピカードを作成し商品と一緒に配布したことで、売上が21倍に伸びた商品もある」述べると、会場からは驚きの声が上がりました。

 

左から平田会長、額見さん、湯崎知事、田邉さん、長谷川専務理事

 まず、湯崎知事は額見さんが福山市神辺町の「とうがらしそば」を使って考案した「ピリッと蕎麦ボナーラ」を試食。「辛みのあるそばとまろやかなカルボナーラがマッチして、意外な組み合わせなのに全く違和感がない!」と驚きの表情を浮かべ、「最後に添えられたレモンを絞ると爽やかに味変することができ広島らしさが光る」と絶賛。続けて田邉さんが東広島市の「ピーナッツペースト」を使って考案した「夏野菜を使ったピーナッツパスタ」を試食し、「野菜の味を引き立てる味付け。ほどよいピーナッツの風味と香りが絶妙」とコメント。新しい発想と感性で作られたメニューを目の当たりにし、県の特産品の秘めた可能性を感じていました。レシピ公開後、とうがらしそばの売上は10倍、ピーナッツペーストの売上は4倍に伸びています。

 

 最後に湯崎知事は「知恵とパワーが合わされば、本当にいいものができると実感した。これからの取り組みにも期待したい」とコメント。さらなる展開に注目が集まっています。