昨年度部員数を11名増員!40代の若い世代が増加(神辺町商工会女性部)
[誰でも楽しみながら参加できる活動を増やし参加率をアップ。今年度は新しい事業も展開]
神辺町商工会女性部は令和5年度、部員数が11名増え、その多くが40代の若い世代です。同商工会の榊原会長と連携し、青年部の配偶者に積極的に働きかけた他、月1回の講習会を定期的に開催し、徐々に参加者を増やしていきました。
「コロナ禍でなかなか活動ができなかったため、まずは女性部が楽しい場所であること知ってもらおうと、生け花やプランツギャザリング、そば打ちなど、みんなが楽しめそうな内容を選んで講習会を開催してみることにしました。集まる機会が増え、部員同士の交流も深まったことで、徐々に活動が活性化してきました」と話すのは、今年4月から女性部長に就任した平井典子さん。このマンパワーをさらに地域に役立てようと、今年度は新しい事業にも着手します。
神辺町には、2021年に発見されたミステリーローズ「廉塾バラ」があります。ミステリーローズとは、神社や一般のお墓などに残る、品種や由来の分からない古いバラの総称です。2025年に福山市で開催される世界バラ会議福山大会の準備で福山市を訪れた関係者によって発見されました。その廉塾バラを普及させ、福山市の賑わいづくりに貢献しようと、女性部が動き出しました。まずは女性部主催で挿し木の講習会を開催。各自で挿し木を増やしてもらい神辺町内に植栽しました。今後は廉塾バラのことや女性部活動を広く発信するため、Instagramのショート動画などを学ぶ講習会も予定しています。
「廉塾バラが各家庭で育ててもらえるほど普及すれば、きっと神辺町も盛り上がります。これからは部員それぞれの特技を活かして、部員みんなが輝けるような活動にしていきたいと考えています。みんなが生き生きと活動すること。それが今後の部員増強にも繋がるはずです」と平井さん。まずは、世界バラ会議福山大会2025を盛り上げていくため、部員一丸となって取り組みを進めていきます。
●問合せ先 神辺町商工会 TEL/084-963-2001