青年部の部員増強に成功し、県内最大の組織に(神辺町商工会)
[今年度の新規加入は22名。3年間で50名以上増員し総部員数は85名に!!]
神辺町商工会では2021年から精鋭部員によるプロジェクトチームを立ち上げ、部員増強に力を注いでいます。管轄エリア内の企業に片っ端から電話をかけ、アポが取れたところに直接商工会と青年部の魅力を伝えるローラー作戦を展開。地道な活動が功を奏し、2021年には22名が加入しました。2022年には9名、2023年には22名増え、素晴らしい結果を残しています。合併をしていない商工会でありながら部員数は85名となり、県内最大の組織になりました。
今年度は青年部、親会、事務局が一丸となって部員増強を推進するチーム戦を展開。親会の理事には青年部のOBも多く、各方面で青年部の魅力を伝え加入を斡旋しました。事務局では、創業支援などを行った事業者に対して青年部を紹介するなどしてサポート。青年部員たちも足を使った地道な取り組みで、より多くの事業者に声をかけてきました。
部員増強に力を入れる理由について藤井利彦部長は「自分が青年部に入って15年ほど経ちますが、先輩たちはほとんど卒業してしまいました。これまで先輩たちが作ってきた歴史とこれから青年部の未来を作っていく部員たちを繋ぐのが私の仕事だと思っています。受け継ぎ繋ぐためには、組織の強化は絶対に必要なことでした」と話します。
今年度は、毎月実施している定例会に親会の青年部OBを招くなどして、積極的に交流しています。12月に実施した忘年例会にはOBも参加し、50名以上が集まりました。連携しやすい環境づくりも進んでいます。
「青年部が地元高校生と作っている冊子『Meetかんなべ』を見て青年部のことを知り、自ら加入したいと言ってくれる人も増えてきました。知名度を上げていくことも加入者を増やすひとつの方法だと思います」と藤井部長。続けて「これからは部員をどんどん増やすだけでなく、活動してくれる人をどれだけ増やせるかも考えていかなげればなりません。またみんなで知恵を出し合いながら取り組んでいきたいです」と今後の課題にも目を向けていました。
マンパワーで地域に貢献する活動を継続して実施している神辺町商工会青年部。来年度以降の活動にも期待が高まります。
●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001