「令和5年度 第1回テストマーケティング」開催(県連)
[消費者の生の声を聞ける絶好の機会。意見を分析し商品のブラッシュアップに活かす]
広島県商工会連合会は、県内の商工会員をはじめとする小規模事業者や「ひろしま夢ぷらざ」に出展する事業者が製造販売する食品関連の商品について、一般消費者から意見を募るテストマーケティングを実施しました。
この事業は商品に関する消費者の率直な意見をインタビュー形式で聞き取り、商品のブラッシュアップに活かしてもらおうというもの。一般消費者から募ったモニターから出た意見をもとに、専門家が分析し、各事業者にフィードバックします。3回に分けて実施し、1回につき10商品計30商品のテストマーケティングを予定しています。
7月14日(金)に実施した第1回テストマーケティングには、9事業所からクッキーやジャム、調味料、乾物など、バラエティーに富んだ10商品が集まりました。モニターは広島市在住の消費者(20~60代)、ひろしま夢ぷらざの関係者など、17人が参加。商品の説明を受けながら試食し、それぞれの商品について評価を行いました。
参加した事業者からは「今回の結果から、今後どうすればいいのかが明確になった。客観的な意見を得られる貴重な機会になった」や「ターゲットである女性の意見が聞け、とても有意義で、ユーザー目線の分析がとても参考になった」などの感想が寄せられ、今回参加した10商品中9商品が、本結果を基に「改良に取り組む予定」との回答がありました。
第2回のテストマーケティングは8月18日(金)、第3回は9月8日(金)に実施。テストマーケティングの評価を受けて実施する、商品改良にかかる費用を一部補助する「特産品等開発支援」、改良した商品の販路開拓を後押しする「商談会」等、一貫性を持って事業者の商品開発・販促支援を進めていきます。