2024年記事一覧
(広島県)事業承継・M&Aに係るセミナーの開催について ※オンライン開催
広島県より、セミナーのご案内です。
【セミナー概要】
「集え!経営者たち~先輩から学ぶ事業展開の挑戦と進化~」
企業を取り巻く環境が大きく変化している中で、企業の存続に向けた「事業承継」と、成長を加速させるM&Aの重要性がますます高まっています。
中小企業の経営者、承継者候補を対象として、事業承継・M&Aを実際に経験し、成長や自社の変革へとつなげた“先輩”経営者達の、生の声をお届けするセミナーを開催します。
■日 時 令和6年3月27日(水)14:00~16:00
■開催方法 会場及びオンライン(Zoom)により開催
<会場>YMCA国際文化センター 本館401(広島市中区八丁堀7-11)
■内 容
(1)セッション1:「事業を拓く!事業承継と新事業展開の道のり」
パネリスト:下岸建設(株) 代表取締役社長 下岸 宏靖
(株)中本本店 取締役 中本 達久
(2)セッション2:「事業を拡げる!広島企業のM&Aにおける成功の秘訣」
パネリスト:(株)フリーエム 取締役会長 有田 耕一郎
吉岡機工(株) 代表取締役 吉岡 伸浩
(3)お知らせ:「広島県事業承継・引継ぎ支援センターの活用について」
■対象者 広島県内中小企業経営者の方、後継者(予定)の方、広島県内の経済支
援団体等の方
■参加料 無料
■申込締切 令和6年3月26日(火) (定員:会場20名、オンライン30名)
■申込・ 広島県商工労働局イノベーション推進チーム 中小・ベンチャー企業支援担当(担当:高原・谷本)
問合先 TEL:082-513-3355
(運営事務局)株式会社広島経済研究所
TEL:082-248-1444
申込フォーム https://forms.gle/FP99JsUUxfHwMmPz9
■詳細情報 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/70/seminar2403.html
経営支援事例-株式会社日野折箱店(神辺町商工会)
日野折箱店は、アイスキャンディーに使われていた木製の棒の製造で1948年に創業し、その後、婚礼を中心とした引き出物や仏事の折箱などを製造。需要が低下した30年ほど前からは、折箱製造を離れ包装資材の卸売りを中心に行っていました。
代表取締役の日野さんが「持続化補助金に挑戦したい」と神辺町商工会を訪れたのは平成29年のこと。担当した藤本経営指導員は「補助金目的の事業計画ではなく、5年後目指すべき日野折箱店の事業計画を作成しましょう」とアドバイスしました。その時の日野折箱店の現状は福山市内の飲食店や鮮魚店、青果店に割りばしやおしぼりなど5,000アイテムを販売する『包装資材販売部門』とおせち料理などで使う木製の折箱やお弁当屋が使うプラスチックや発泡製の折箱の製造・販売を行う『折箱製造部門』の2部門で構成されており、売上の8割以上が『包装資材部門』で、営業利益は赤字で推移していました。
日野さんの希望は、『折箱製造販売部門』を強化して、2つ目の売上の柱を作ること。当時、移動販売車やテイクアウトのニーズが高まっていたこと、全国的に折箱業界は事業承継ができずに廃業が進んでいたため同業社からの製造依頼があることが背景にありました。
日野さんと藤本経営指導員が話し合って絞った課題は『集客』『受注』『製造』『出荷』『自社分析能力』の5つ。多品種少ロットが生産可能なこと、木製折箱以外にPSP折箱が製造可能なことなど、自社の強みを発信できていなかった『集客』については、ホームページを作成することで周知を広げ、アナログだった『受注』は受発注システム『CO- NECT』、『製造』には生産管理システム、『出荷』にはハンディーターミナルを活用した集荷システムの導入し、デジタル化を進めました。ヒアリングを進める中で藤本経営指導員は、これらのニーズにマッチングする補助金は事業承継補助金であると判断し、日野さんには事業承継補助金を提案しました。
申請に必要な書類は、日野さんが作成し、藤本経営指導員が作り方を助言しながら、何度も手直しして完成。その結果、平成29年度の事業承継補助金に採択されました。この時に広島県で採択を受けたのは県内で日野折箱店1社のみ。この事が日野さんにとっても大きな自信になりました。また、補助金の申請と同時進行で経営革新計画を作成し、承認を得ています。藤本経営指導員が目指すのは、これからも一人で走り続けることができる自立型の支援。藤本経営指導員は、「事業者が自走するためには、まず自分で立つことができなければいけません。そのためにまず自分で経営計画を作ることが第一歩だと考えています」と話します。その後、ニーズに合わせて福山市の課題解決補助金、小規模事業者持続化補助金などを活用しました。
当時、同商工会青年部の部長を務めていた日野さんは、青年部を卒業する際にも部員たちに経営革新計画を自分で作ることの大切さを熱弁。日野さんの事業の実績を見て経営革新計画の重要性を感じた部員に作り方を支援した結果、R5年度は3名が承認を得ました。
日野折箱店は支援後、売上が1.8倍に増加。折箱部門の売上は6.8倍となり包装資材販売部門を超えて、日野さんの希望通り事業のもう一つの柱となりました。日野さんは、機械を使いやすいように独自に改造するアイデアマン。この知識と経験を活かし、折箱専門のコンサルとしてもスタートを切りました。日野さんにしかできない技術により第3本目の柱が誕生しようとしています。また、藤本経営指導員の今回の支援事例はR5年12月の経営支援事例発表全国大会で最優秀賞となり日本一に輝きました。
○日野折箱店
TEL/084-922-3837
住所/福山市明神町1-3-7
事業所紹介-株式会社HK‐CONNECT(広島東商工会)
太陽光の総合コンサル、不動産管理業、町の便利屋など、幅広い事業を展開している「株式会社HK‐CONNECT」。太陽光の総合コンサルでは、申請から設置、売電までをワンストップで任せることができ、アフターフォローも万全です。
不動産管理業では、アパートやマンションの退去後のルームクリーニング、共用部の定期清掃、不用品の買い取りなどのサービスを提供。丁寧な作業で仕上がりの美しさに定評があります。「月に作業する現場数に制限を設けて、徹底的にキレイにしています」と下山さんも胸を張ります。それに加えて、クロスの張り替えなどのリフォームや建物周辺の清掃、植木の管理、草刈りなど必要なオプションも用意。多岐に渡る管理業を一手に任せることができる頼れる存在です。
「私がやっていることは、時間をかければ誰でもできること。それを自分にしかできない仕事にしていくのがモットーです。お客様には依頼することで空いた時間を、有意義に使っていただきたいです」と下山さん。また、スピーディーな見積もりも魅力のひとつ。予算に応じた簡素なプランにも対応しています。ビルオーナーの方、不動産管理会社の方はぜひお問合せください。
個人向けのサービスでは、暮らしの困りごとを解決する町の便利屋として様々な依頼を受け付けています。草刈りや水道トラブル、建具の不具合など、その内容は様々。ご相談はHPから受け付けています。
どこに依頼すればいいか分からないと悩んでいた方。顧客に寄り添いながら、それぞれのニーズに合わせたサービスを提供してくれる同社にぜひ一度ご相談ください。
●株式会社HK‐CONNECT
住所/広島市東区福田8-7-4-101
TEL/080-5212-5845
営業時間/9:00~20:00
休み/不定休
事業所紹介-お庭の相談処 果凛(広島東商工会)
エクステリアデザイナーの大石一孝さんは、大学卒業後、福岡県の大手エクステリア専門店に就職。現場、営業、設計、店長を歴任し経験を積んできました。退職後は広島県内外のエクステリアメーカーで庭に携わる仕事に就き、令和5年1月、「自分の経験を活かした庭造りをやってみたい」と独立しました。
大石さんの作る庭は、機能性を重視したデザインが特徴。洗濯物を干す場所や高さ、ポストの位置など生活に欠かせない動線を意識し、5年後、10年後、20年後を見越した外構プランを提案してくれます。「その方のイメージや使い方によってデザインは全く変わってきます。一つひとつの希望を確認しながらできる限り低価格で提供します」と大石さん。家事や育児を分担し、これまで主夫業にも取り組んできた大石さんだからこそできる、実用的な庭が叶います。
施工エリアは広島市、廿日市市、東広島市など。お問い合わせはメールまたはフリーダイヤルで受け付けています。洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた大石さんのお庭。ぜひ一度ご相談ください。
●お庭の相談処 果凛(かりん)
住所/広島市東区中山東3-2-34-202
TEL/フリーダイヤル050-5530-6638
営業時間/9:00~18:00
休み/水曜・祝日
E-mail/karin2023311@gmail.com
事業所紹介-雑貨喫茶 琴野音(三次広域商工会)
ハンドメイド作家でもある店主の藤原真希さんが、雑貨をゆっくりと見てもらいながらくつろいでもらえる場所を作りたいと、2023年7月にオープンした喫茶店。店内には藤原さんお手製のピアスやイヤリング、ブレスレット、リングなどが並びます。作品には、本革と天然石を使用。藤原さんが好んで使う大ぶりの天然石は、存在感がありながら上品な雰囲気をまといます。また、親子でオシャレを楽しいでほしいと子ども用のアクセサリーも販売。こちらは300円と手頃な価格で、子どもにも大人気です。
純喫茶をイメージした落ち着いた店内で味わえるのは、手間暇かけて手作りしたランチやスイーツなど。ハンバーグ、ナポリタン、唐揚げの3種類の定食があり、時には数量限定の気まぐれランチが登場します。藤原さんのおすすめは、ボリューム満点の手ごねハンバーグを2種類のソースで味わう「二色ハンバーグ定食」(1250円)。さっぱりとしたタマネギソース、濃厚なオリジナルケチャップソースが肉汁たっぷりのハンバーグに良く合います。地元の農家から仕入れるお米や野菜を使い、丁寧に手作りされた自慢のメニューが揃います。
芳醇な香り、甘味と苦みの絶妙なバランスが魅力の八女抹茶を使った「抹茶ミルクプリン」やほうじ茶ゼリーなど、心和む和スイーツも全て手作り。「ここは携帯も繋がらない場所。心地よい音楽と雑貨に包まれながら、ゆったりとした時間の流れを感じていただきたいです」と藤原さんは話します。
月に一度のペースで15店舗が軒を連ねるマルシェも開催しています。イベント情報や新メニューの紹介は同店のインスタグラム(@koto.no.me)をチェック! また、お店のPR動画を三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」で公開中です。こちらもぜひご覧ください。
●雑貨喫茶 琴野音(ことのね)
住所/三次市三良坂町仁賀666-2
TEL/0824-44-4370
営業時間/10:00~17:00、土曜は~22:00
休み/水木曜
事業所紹介-有限会社五十川商事(広島東商工会)
まもなく60周年を迎える損害保険・生命保険の代理店。安芸郡府中町で創業し、昭和52年に中区八丁堀に移転。令和5年7月に現在の場所に事務所を移し、二代目の五十川学さんが代表取締役を務めています。
損害保険とは、火災保険や自動車保険も含まれる暮らし密接したものを保証するもの。「最近では保険金をウイルス感染したパソコンの復旧費用に充てるなど、補償内容も多様化しています。時代のニーズにあった提案をしていきたい」と五十川さんは話します。
「多くの人にいい保険であっても、その人に合うとは限らない」というのが五十川さんのポリシー。丁寧なヒヤリングと幅広い知識が五十川さんの強みです。分かりにくい分野だからこそ、丁寧な説明を心掛けています。
新規はもちろん、現在加入している保険で必要なもの、必要でないものをプロの目で見極め。五十川さんのおすすめは、特約で付けることができる日常生活賠償です。子どもがケガをさせたり、ペットが人を噛んだり、日常のハプニングに対応します。今は保障の時代。備えておくに越したことはありません。相談予約はお電話にて受け付けています。
また、五十川さんは広島東商工会安芸支所長と同商工会の副会長を兼任。地域の活性化にも努めています。令和5年11月には4年ぶりの開催となった『安芸安芸まつり』を開催。地域に元気を届けました。
●有限会社五十川商事(いそかわしょうじ)
住所/広島市東区福田1-672 原野ビル201
TEL/082-516-7799
営業時間/9:00~17:00
休み/土日曜・祝日
事業所紹介-お好み焼 めだか(広島東商工会)
創業して41年目を迎える「めだか」は、長年矢野地区で愛され続けるお好み焼店。一人でお店を始めた国近節子さんと食品会社を定年退職したご主人の仁志さんのお二人で店を切り盛りしています。お好み焼はヘラでじっくりと押さえながら焼き上げる昔ながらのスタイル。水分をしっかりと飛ばして素材のうま味を凝縮した1枚はファンの心を掴んで離しません。
今年1月には、お客様の声から誕生した新しい名物が加わりました。お好み焼にぷりぷりの小腸を入れた、その名も「ホルモン入りお好み焼」(1150円)。精肉店から仕入れる新鮮な小腸は、甘味のある上品な脂が特徴。うま味たっぷりの脂がさっぱりとしたお好み焼に良く合います。
お好み焼の他、居酒屋メニューや鉄板料理も充実。鶏のハラミを米酢と砂糖で炊いた「鶏ハラミ南蛮漬け」(400円)はお酒のアテにもぴったり。油がしっかりとのってうま味が凝縮した八戸のしめさば(800円)も人気です。晩酌を楽しみたいなら17時30分から21時限定の「晩酌セット」がおすすめ。500円までのおかず2品(または1品と野菜肉玉)、アルコールのセットが1500円で楽しめます。
長年地元の方に愛されてきた同店ですが、最近ではSNSなどの影響で遠方から訪れる人も増えてきました。昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな店内が、さらにわくわく感をアップします。昨年9月に広島東商工会のサポートを受けて省エネ補助金を申請し、最新のエアコンを導入しました。レトロで快適な店内で、美味しいお好み焼と一品料理、お酒を心行くまで楽しめます。
●お好み焼 めだか
住所/広島市安芸区矢野西5-12-16
TEL/082-888-0362
営業時間/11:00~13:30、17:30~21:00
休み/月火曜、第2、4水曜
女性部員数150名超で県内一位!(高陽町商工会)
高陽町商工会女性部は令和5年度、部員数が150名を超え、県内一の大組織になりました。県内でも部員数が100名を超えているのはここだけ。平成16年の合併時に比べ、部員数は3倍に増加しています。令和2年には9月から12月の部員増強キャンペーンで全国1位になり全国大会で表彰されました。今、一番勢いのある女性部と行っても過言ではない同商工会女性部部長の大瀬戸さんにお話しを伺いました。
一泊の研修旅行や日帰りの親睦事業などを実施しているという同商工会女性部。18年間部長を務めている大瀬戸さんは、「女性部に入るメリットは横の繋がりができること。楽しみながら活動し、ビジネスに活かせる情報も収集できる、困った時に相談できる人もできる。まずは、繋がりがしっかりと作れるような親睦事業を多く実施しています」と話します。『楽しくなくちゃ女性部じゃない』をスローガンに掲げ、まずは部員たちが楽しむことを重視。その中で人間関係を築き、ビジネスにも活かせる人脈が生まれています。また貯蓄共済の収益があるため、会費が安いのも特徴です。
女性部活動では、地域イベントのサポートや年に2回の婚活事業を実施しています。婚活事業はこれまで婚活パーティーを22回開催し、多くのカップルを誕生させました。「地域で暮らす人が増えれば地域の元気に繋がります。手作りのパーティーだから会費も安く、女性部が世話をやくので、奥手の人も安心です(笑)」と大瀬戸部さん。商工会が主催するという安心感も参加者には好評です。
また、年に1度は同商工会青年部との交流会も行っています。情報交換や親睦を深めることで、お互いの部員増強に繋がっているとのこと。職員との連携も取れており、職員の紹介で入部する例もあります。
こうした女性部の取り組みを参考にしようと、令和6年2月19日には新潟県商工会女性部連合会の約100名が視察研修で来広しました。大瀬戸さんはこれまでの取り組みを発表し、マンパワーの大切さを訴えました。
大瀬戸さんは「これからは40代や50代の若い人が参加できる事業にも、取り組んでいかなければいけません。魅力的な女性部になれるよう、みんなで力を合わせて取り組んでいきたいです」と話しました。
●お問合せ 高陽町商工会 TEL/082-842-0186
事業所紹介-不動二輪(広島東商工会)
令和5年11月オープンしたばかりの「不動二輪」は、魅力的なのに古くて動かなくなってしまったバイクを生まれ変わらせるレストア専門店。ない部品は代用できるものを見つけ出したり、時には作ったりしながら再び走れるようにメンテナンスします。
店主の中嶋一馬さんは、大のバイク好き。特に80年代後半から90年代前半のバイクを愛してやみません。「この頃のバイクは当時ならではのデザインやクセのあるメカノイズなど、この時代にしかなかったものがあります。今では手に入らなくなってしまった希少なバイクを一台でも多くよみがえらせたい」と話します。メーカーもヤマハ、ホンダ、スズキ、カワサキと幅広い国内メーカーを取り扱っています。
これまでもプライベートでバイクを楽しんでいた中嶋さん。「古いバイクに乗っているとお店では新車を勧められ、修理してくれる所が少ないと感じていました。愛着があるバイクを長く乗りたいという人は多くいると感じ、ニーズがあるなら自分でやろうと思いました」と振り返ります。バイクの専門店で整備士として15年勤めた知識と経験をもとに創業を決めました。
中嶋さんが心掛けているのは、オリジナルを忠実に再現すること。丁寧な作業で古い味わいも残しつつ、安心して乗ることができるバイクに仕上げていきます。レストアは費用がかかるというイメージを払拭するため、できるだけあるもので代用するのも中嶋さんのこだわり。「乗らなくなれば劣化も進みます。動かなくなったバイクを一台でも減らして、魅力的なバイクを現役で楽しんでほしい」と話します。
レストアしたいという言う人を増やし、レストアしたいと思う整備士も増やしていくのが中嶋さんの目標。古いバイク好きが集まるイベントなど、興味のある人はもちろん、これまで興味がなかった人にも届くような企画を予定しています。バイクに関するお問い合わせは電話またはHPから受け付けています。気になる方はお気軽にご相談ください。
●不動二輪
住所/広島市東区温品4-2-7
TEL/090-7597-7340
営業時間/11:00~19:00、土日曜は9:00~
休み/不定休
「ひろしま夢ぷらざ」レシピコンテスト最優秀賞受賞者が県知事を表敬訪問(県連)
1月にひろしま夢ぷらざで実施された初の消費者参加型イベント「夢夢チャレンジ!」。本来とても魅力的な商品にもかかわらず、あまり調理法が知られていない県内の特産品を美味しく食べられるレシピを消費者から募集しました。1月19日にはひろしま夢ぷらざにで授賞式が行われ、指定型部門、自由型部門の各受賞者に表彰状と副賞が授与されました。2月2日には、各部門の最優秀賞受賞者が湯崎県知事を表敬訪問しました。
知事を表敬訪問したのは、指定型で最優秀賞を受賞した広島県立総合技術高等学校のチーム「Mrs.チキン」の4名と自由型で最優秀賞を受賞した安田女子大学管理栄養学科の栗田栞さん。それぞれが開発したレシピの特徴やこだわりを紹介した後、県知事による試食が行われました。
Mrs.チキンの菊芋チップスを使った「クリスピーチキン」を試食した知事は「菊芋チップスがたっぷりと使われていて、食感がいいアクセントになっています。菊芋の風味もしっかりして美味しい」と絶賛。栗田さんが考案した「ささみの金山寺みそ巻き」では、梅や大葉など、いろいろな味があって面白い。コクのあるマヨネーズがいい隠し味になっています」とこちらも好評価。食材の特徴と良さを活かしたレシピに感心していました。
湯崎知事は最後に「広島にはたくさんの素晴らしいもの食材や加工品があります。今回のレシピコンテストは、それらが工夫次第で新しいものへと進化していくという良い例を示していただきました。今回は高校生と大学生が受賞され、若い方のパワーも感じました」と話し、若い世代の今後の活躍にも期待を寄せていました。