2024年記事一覧
事業所紹介-道の駅 ゆめランド布野(三次広域商工会)
山陽からも山陰からも1時間半の場所にあり、絶好の休憩スポットとして親しまれている道の駅。「野菜館」には地元の農家が直接持ち寄る新鮮な野菜や加工品、お土産にもぴったりの特産品などが並びます。併設の「まるごと布野のアイス屋さん」では、布野ならではの食材を使ったバラエティ豊かなフレーバーを提供。野菜や果物など旬の食材を使ったジェラートは、珍しさも加わって市外の観光客にも人気です。
ここでぜひ味わってほしいのが、レストラン「味の宿」で提供されている「ふるさと惣菜バイキング」。地元で獲れた旬の野菜を使った惣菜は、派手さはないものの、どこか心が和む優しい味わいです。煮物、焼き物、揚げ物など常時約30種類のバラエティ豊かな料理が堪能できます。
また、近年は伝統野菜の栽培やオリジナルキムチの商品化など新しい特産品づくりにも力を注ぎ、布野の新しい魅力を発信。5年前にテスト栽培をスタートし、2023年から店頭に並ぶ「松雲寺ネギ」もその一つ。優しい甘さと柔らかな食感が特徴で、「鍋に入れると最高です」と駅長の升井さんは話します。店頭に並ぶのは12月下旬から2月中旬頃までの寒い季節。冬の登場までしばしお待ちください。
チャレンジを続ける「道の駅 ゆめランド布野」の取り組みは、三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」でも公開しています。こちらもぜひご覧ください。
●道の駅 ゆめランド布野
住所/三次市布野町下布野661-1
TEL/0824-54-2929
営業時間/8:30~17:00
休み/なし
事業所紹介-上壱からあげ とりしん(三次広域商工会)
大阪・吹田市にある唐揚げの人気店「とり信」で38年間腕を磨いてきた店主の木反田勝彦さんが、故郷の三次市三和町にオープンした唐揚げ専門店。オーダーが入ってから揚げる、熱々の唐揚げが堪能できます。
食材にこだわり、使用する鶏肉は国産のフレッシュなもののみ。手羽元は1本1本を手作業で血管を取り除き、モモ肉は丁寧に筋をカットするなど、手間暇かけた丁寧な下処理で、肉の風味と食感を最大限に引き出した唐揚げを提供しています。店主のイチオシは手羽元。「骨からうま味が出て、一度食べたら忘れられない美味しさです。一度食べた方は必ずリピートします」と自信をのぞかせます。
肉の味を引き立てるのは、数種類の調味料をブレンドした醤油ベースのタレ。最も美味しい状態で味わってほしいと、部位ごとに味付けを変えているのもこだわりのひとつ。また、熱々はもちろんのこと、冷めても美味しいのがこちらの唐揚げの特徴。なかには「冷めた方が好き」というお客さんが2日分を大量に購入していくこともあるそうです。
皮(200円)やなん骨(200円)、スティック(300円)などのパックも用意しています。中でもパリパリ食感の皮は子どもにも大人気。おやつにもお酒のアテにも、ドライブのおともにもおすすめです。
本格的な唐揚げが心配になるほどリーズナブルに味わえるお店。その魅力は、三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」でも公開しています。こちらもぜひご覧ください。
●上壱からあげ とりしん
住所/三次市三和町上壱1002-2
TEL/080-6262-8883
営業時間/10:00~18:00
休み/月火曜
事業所紹介-物産館みわ375(三次広域商工会)
「物産館みわ375」は、呉市と島根県大田市を繋ぐ国道375号線沿いにあるドライブインです。施設には売店とレストランがあり、地元の農家が直接持ち込んだ新鮮な朝採れ野菜や米、地酒、銘菓など、この地域ならではの特産品が並びます。
注目するべきは今「ジビエ食堂」として人気を集めているレストラン。地元で捕獲された鮮度抜群のジビエ肉を鉄板焼き、唐揚げ、すじ煮込み、丼ぶり、ラーメン、うどんなど、専門店顔負けのメニューで提供しています。新鮮なジビエ肉は臭みやクセが全くなく、肉質は柔らか。高級なジビエ料理を手頃に味わえるとあって、休日になると県外からも多くの人が訪れます。
その他、オリジナルの甘辛いタレが食欲をそそるホルモン定食(1,300円)や地元佐々木豆腐店の豆腐を使った豆腐ステーキ定食(1,000円)、三次産のそば粉を使用した手打ちそばなど、名物料理がいっぱい。なにを食べるか迷ってしまうほどの品揃えです。
売店では真空パックした鹿肉や猪肉も販売中です。自宅でも手軽に鍋や焼肉などが楽しめるとあって、こちらも好評。ジビエ肉を使った安心安全なペットフードも販売しています。「ジビエ肉は低カロリーで高タンパク。体に優しい食材です。新鮮なジビエ肉の美味しさをぜひご堪能ください」と代表取締役の山中祥生さん。
三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」でも施設の魅力を公開中です。こちらもぜひご覧ください。
●物産館みわ375
住所/三次市三和町上壱2098-1
TEL/0824-52-7222
営業時間/10:30~18:30
定休日/火曜
小規模企業景気動向調査(2024年2月期)の結果を公表します
全国商工会連合会では、3月29日、2月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。
<製 造 業> ◇…人手不足多や価格転嫁等の問題が山積している製造業…◇
<建 設 業> ◇…災害特需で需要はあるが、材料不足等で稼働率が低下している建設業…◇
<小 売 業> ◇…売上額DIは悪化も、価格転嫁が進んでいる小売業…◇
<サービス業> ◇…コスト高の影響や価格転嫁に苦慮しているサービス業…◇
詳細については、添付ファイルをご覧ください。
≪小規模企業景気動向調査とは≫
全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。
全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。
(問合せ先)
全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085
広島県商工会連合会 東部支所
事業所紹介-有限会社ホクブ(広島安佐商工会)
広島市安佐北区の山間にある有限会社ホクブは、一般廃棄物、産業廃棄物の運搬・処理を行っている企業です。創業から約50年が経ち、現在代表の表秀幸さんで3代目。地域に密着した細やかなサービスとクライアントを大切にする真摯な心が、今もなお受け継がれています。
「ゴミを収集するだけでなく、収集場所を掃除したり、バケツなどの物を整理したり、現場をきれいにすることを社員みんなが心掛けています。またお客様と対面で話せる集金は、私たちにとって貴重な機会。コミュニケーションも大切にしながら、信頼関係を築いています」と話すのは、先代の孫で事務関係を担当している岡藤優希さん。クライアントは病院や介護施設、飲食店、一般家庭など様々です。相手の立場に立ったサービスが信頼を集めています。
2023年には、広島安佐商工会の勧めで広島県のDX道場に参加。研修やセミナーを受けながら、経営指導員と二人三脚でDX化に取り組んできました。これまでは顧客の情報を紙の台帳で管理。請求書の発行までに何度も同じ情報を転記する必要があり、記入ミスや入力ミスといったヒューマンエラーも発生していました。「特に事務は女性が多い職種です。子育てや介護などで会社を休みたい時にも、作業量が多いため休みにくい環境になっていました。DX化に着手することで作業の効率化を図り、働き方改革にも繋げたいと考えていました」と岡藤さんは話します。
専門家のサポートもと、クラウド型販売管理システム「楽楽販売」の導入を決定。5月から本格稼働する予定です。事務のDX化が軌道にのれば、現場にも最適なシステムの導入を検討しています。「子育てをしていても、介護をしていても働くことを諦めてほしくない。女性でも心置きなく働ける環境をこれからも整えていきたいです」と力を込めます。
創業当初から変わらないアットホームな雰囲気も同社の魅力です。現在、一緒に働いてくれる社員も募集しています。詳しくはHPからお問合せください。
●有限会社ホクブ
住所/広島市安佐北区可部町大字今井田字観音谷371-6
TEL/082-815-1183
定休日/日・祝日
事業所紹介-iwaka(三次広域商工会)
ここは三次市作木町にある岩岡石材(有)が、お墓がすぐに必要のない人にも石の魅力を伝えたいと、石にまつわる雑貨やオブジェを集めたショップです。店内には、石の産地である愛知県岡崎市の女性石工が手彫りしたイヌやネコの置物など、全国の石材店が手掛けたユニークなアイテムがずらり。珍しいアイテムも多く、店内を見て回るだけでも楽しめる商品ラインナップです。中には、オーナーの岩岡さんが試行錯誤して完成させた溶岩石のフラワーポットなど、オリジナルアイテムも並びます。
また、石で作る表札や雑貨などのオーダーメイドにも対応し、石のことなら何でも相談できる頼れるお店。もちろんお墓の相談も随時受け付けています。一般的な墓石はもちろんのこと、今注目の自宅に置ける「自宅墓」なども店内に展示。流行りが分かる、お墓の最新事情もゲットできます。
さらに石の魅力をもっと多くの人に伝えるため、マルシェやイベントにも不定期で出店。ストーンアートのワークショップやコーヒーを石臼で挽いて味わう体験会など、様々な角度で石の魅力を発信し続けています。
石材店の常識を覆すユニークなショップは、訪れるだけでも楽しめること間違いなしです。Iwakaの魅力は、三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」でも公開中。こちらもぜひご覧ください。
●iwaka(イワカ)
住所/三次市東酒屋1479-4
TEL/0824-55-6609
営業時間/10:00~18:00
休み/金土日曜は不定休
HP/https://iwaokasekizai.com
事業所紹介-Yショップ中久保店(三次広域商工会)
「Yショップ中久保店」は、戦後まもなく創業し、長く地域の方に親しまれているお店です。創業当初は食料品店としてスタートし、2000年に時代のニーズに合わせて、「コンビニヤマザキYショップ」に加入しました。店内には地域の方の暮らしを支える食料品や日用品がずらりと並びます。そんな中、ひと際目を引くのがオーナーの中久保さんがセレクトした地元や全国各地の逸品、地酒、特産品など。一般的なYショップではなかなかお目にかかれない、ユニークな商品ラインナップも好評です。
また、併設する厨房で手作りされたお弁当やお惣菜も人気。揚げ物、焼き物、和え物など種類豊富に揃い、中久保さんの奥様お手製の日替わりサービス弁当はワンコイン(500円)と破格。忙しい子育て世代や高齢者など、幅広いニーズに応えています。なかでも30年間で21万枚を売り上げたお好み焼は、この店一番のロングセラー。定番の肉玉そば(600円)、うどん(600円)のほか、三次唐麺焼(700円)や府中焼(600円)といったご当地お好み焼まで専門店顔負けの品揃えです。
三次市と合併してから人口の減少が続いている甲奴町。中久保さんは町の商店の生き残りをかけて、通販など様々な方法にチャレンジしてきました。中久保さんは、「ティッシュや石鹸などの日用品を買うために、隣町まで出かけないといけないのは寂しいことです。自分たちの子ども代がこの地域に戻ってこられるように、やっぱりお店は必要だと思うんです」と話します。ここは買い物をするだけでなく、地域の元気を支えるコミュニティースポット。これからも中久保さんご夫婦が様々な仕掛けで店と地域を盛り上げてきます。
Yショップ中久保店の最新情報はこちら
また、Yショップ中久保店の魅力は、三次広域商工会の公式YouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」でも公開中です。こちらもぜひご覧ください。
●Yショップ中久保店
住所/三次市甲奴町梶田16-2
TEL/0847-67-2328
営業時間/7:00~20:30、土曜・祝日は~19:00
休み/不定休
『令和5年度臨時総会』開催(県連)
広島県商工会連合会は、令和6年3月21日(木)ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)にて、『令和
5年度臨時総会』を開催し、出席者34名(うち委任状2名)により、令和6年度の事業計画や予算などについて審議を行いまし
た。
平田圭司会長は、冒頭の挨拶で、1月18日に初めて開催した新年互礼会が盛会に開催できたことに感謝の意を述べると
ともに、元日に発生した能登半島地震に対して、職員の応援派遣への協力をお願いしました。
また、中小・小規模事業者においては賃上げの原資としての価格転嫁ができない中、人員不足を防ぐための防衛的な賃上げを余儀なくされるなど、依然として厳しい状況が続く中、商工会からの意見に重点を置き、国・県など行政機関に対して、会長就任以来、一貫して要望活動に取り
組んできたことや、商工会組織の認知度向上に努めてきたことを説明しました。
令和6年度の事業計画については、「広島県商工会連合会プラン2020」が実行5年目を迎えることから、PDCAのプラン検証を含め、次期プランの作成に着手することを説明。
また、一昨年9月にリニューアルした夢ぷらざについて、売上も好調に推移しており、販路開拓のハブ機能を目指して事業に取り組んでいくことを説明しました。更には、県連会館の移設についても検討すべき事項と情報等を整理のうえ、具体的な協議に着手することを述べました。
最後に大きく変貌する経済環境の中で、商工会の活動をさらに強化できるよう、5年先10年先を見据え、取り組んで参りたいと出席者に協力を依頼しました。
その後、大崎上島町商工会の小川裕壮会長を議長に選出し、議事が進行され、上程した第1号議案から第6号議案の全てが、原案通り承認可決されました。
提出議題は次の通り
第1号議案 令和5年度収支補正予算書(案)承認の件
第2号議案 令和6年度事業計画書(案)及び収支予算書(案)承認の件
第3号議案 令和6年度県連合会会費賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件
第4号議案 令和6年度電子計算機処理手数料賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件
第5号議案 令和6年度借入金最高限度額(案)及び借入先承認の件
第6号議案 広島県商工会等職員の給料表、初任給、昇格、昇給等に関する統一規約の一部改正(案)承認の件について
事業所紹介-いろどり(沼田町商工会)
2023年10月に『いろどり』を立ち上げ、PR動画の制作やSNS運用のサポートなど、幅広いサービスを展開している金村彩さん。中でもSNSの運用代行を得意とし、Instagramを中心に集客や売上アップに繋がる運営サポートを行っています。集客に繋がる様々な機能を搭載しているInstagramは、今注目の販促ツール。しかし、その利便性を理解していても、それをどうやって活用すればいいのかが分からない、運用する時間がないという人が多いのも事実です。金村さんはInstagramの運用サポートと併せて、SNSを活用したマーケティングも提案。ターゲットに届くSNS運用を叶えてくれます。
金村さんがSNSを運用する際に大切にしていることは、事業者の人柄が見える発信をすること。「いい商品だから買いたい」だけでなく、「この人の商品だから買いたい」と感じてもらえる発信がリピートに繋がり、ファン層の拡大になると考えています。
また金村さんは、YouTubeやバックオフィス、HP、プログラミングなど様々なジャンルのクリエーターとチームを組んで活動中。SNSで集客するためのサービスをほぼ網羅し、幅広い要望に応えてくれるのも魅力です。
Instagram運用を仕事にしたいという人を対象にした講座も開講しています。講座では初心者から上級者まで幅広くサポート。受講生はママが中心で、「自らの力で収入を得たい」と考える方に向けて、案件を獲得するまで伴走支援する手厚い内容が好評です。受講の申し込みやお問い合わせはメールで受け付けています。
講座はチームで運営しているコワーキングスペース「MBA_Work.CAMP」で開催しています。ここは、企業の会議や打ち合わせ、フリーランスの作業場など、様々な使い方ができる便利なスペース。金村さんの他にも、様々な講座やセミナーが開催されています。「地域の方にも気軽に利用してもらい、ここが地域の方と事業者の方を繋げる場所になれば嬉しいです」と金村さん。お問い合わせは「MBA_Work.CAMP」のInstagramから受け付けています。
「MBA_Work.CAMP」のInstagramはこちら
Instagram運用に興味があるけれど、まだ二の足を踏んでいるという方。Instagramとマーケティングのプロと一緒に取り組んでみませんか?
○いろどり
住所/広島市安佐南区西原4-28-22(MBA_Work.CAMP内)
E-mail/miraino.irodori88@gmail.com
経営支援事例-美谷ファーム(江田島市商工会)
江田島市能美町にある「美谷ファーム」は、古民家の一角を改装した小さなスイーツ店です。もともとは、農業を主として令和2年3月に創業しましたが、農業の副業として作り始めたスイーツが人気を呼び、現在はスイーツの製造・販売をメインに、ケーキに使用する花やハーブなどを栽培しています。
広島市内の有名スイーツ店に勤めていた美谷さんは、在職時は販売を中心に担当。食材に興味を持ち、「自分で安心な果物・野菜を育てたい」「自然の中で仕事がしたい」との想いを持ち、農業の世界を目指しました。専門的な知識と技術の習得するため「広島県立農業技術大学校」に入学した後、江田島市内の農業法人に就職。9年間お世話になり、江田島市能美町に古民家と農地を購入し独立しました。
「食を通じて、おいしい、楽しい、を広げていきたい」という想いから、野菜や果樹を育てながら、自分のスキルを活かすことを考え、スイーツづくり(試作)に取り組みました。そして、経営力向上・事業計画作成のため令和元年に江田島市商工会が主催する創業塾を受講し、令和元年11月に卒業。令和2年4月に自宅(古民家)をリフォームして、スイーツ店をオープンしました。
江田島市内に生洋菓子を製造・販売するお店が少なかったこと、SNSでの情報発信などが功を奏し、スイーツ人気が急上昇。販売日には、昼過ぎに売り切れてしまうことが増え、圧倒的に生産量が追い付かなくなってしまいました。「スイーツの製造を本業でやるつもりではなかったので、最初の道具はハンドミキサー1つだけ。商品を陳列するショーケース冷蔵庫も商店で見かける縦型の小さなものでした」と美谷さんは振り返ります。
本格的な設備投資が必要だと感じた美谷さんは創業塾で支援を受けた江田島市商工会に相談。田中経営指導員は、商品の多品種化・製造量の増加、併せて作業効率の向上や品質向上も図る事業計画を店主と一緒に検討しました。
スイーツ店にはなくてはならい大型ショーケースや業務用の冷蔵庫、材料を保管するための冷凍庫、大型のミキサー、販売スペースなど増産に必要なものを一緒に考え、活用できる補助金の申請をサポートしました。活用したのは、『江田島市がんばりすと応援事業補助金』と『小規模事業者持続化補助金』の2つ。補助金で設備を整えた結果、ケーキの種類は常時3種類から10種類に増え、それが顧客の購買意欲に繋がり、売り上げも1.5倍に増加しています。また、作業効率が上がったことで時間にもゆとりが生まれ、新しい商品開発にも力を注げるようになりました。
現在は店舗での販売の他、創業塾で繋がりができた喫茶店での生洋菓子の委託販売、ホテル・民宿などからイベント用ホールケーキの注文もあります。「対応力が上がり、商品種類の多品種化と製造量の増加が実現できたため、お客様の注文に応えられるようになりました。スタッフも2名増えました」と美谷さん。今後は、新たな商品を開発し商談会やテストマーケティングへの参加、イベントなどへの出店も視野に入れながら販路開拓に挑んでいく予定です。
美谷さんは、「地元で採れたラズベリーやみかんなどの果樹を育ててお菓子に使ってみたい。いつか江田島銘菓と呼ばれるものが作れたら最高ですね」と笑顔を見せます。江田島市商工会では、今後も専門家派遣、販路開拓など、様々な支援を行っていく予定です。
美谷ファームのインスタグラムはこちら
○美谷ファーム
住所/江田島市能美町鹿川2195-2
TEL/090-7132-7461
営業時間/11:00~18:00(売切れ次第終了)
休み/火水木曜