年頭挨拶   広島県商工会青年部連合会 会長 滝 原 雄 太

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 旧年中は広島県商工会青年部連合会の活動に対し、格別のご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 令和5年度は、長く続いた新型コロナウイルスが5類へと移行され、全国各地でこれまで自粛していたイベントなどの活動が再開されました。広島県商工会青年部連合会としましても「アップデート青年部」というスローガンを掲げ、コロナ前以上に青年部活動を活発に取り組んでまいりました。特に、令和59月に行われました中国・四国ブロック商工会青年部交流会広島大会においては、県内外から870名もの商工会青年部員・ご来賓の皆様に広島の地へご参集いただき、盛大に大会を開催することができました。これもひとえに、広島県内の青年部員さんをはじめ、事務局の皆様、そして商工会全体のお力添えのおかげであります。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

 これまで様々な猛威を奮ってきた新型コロナウイルスから脱却を図りつつも、我々中小・小規模事業者の取り巻く環境は未だ不透明であります。原材料価格の高騰を契機とした物価高、また人口減少等に対応するための喫緊の課題であるDX化、インボイス制度のスタートや改正電子帳簿保存法の施行など、我々が対応していかなければならない課題は多岐にわたります。

 このような環境の中、広島県商工会青年部連合会としましては、これまで諸先輩方が繋いでこられた歴史を踏まえた上で、単に時代の環境に適応するだけではなく、一歩先を見据えた商工会青年部の姿を模索していく所存です。時代が変われば変化することもある。しかし、変えてはならない本質をしっかりと見据えつつ、これからも地域にとって必要不可欠な商工会青年部を目指し、自己研鑽と青年部活動を推進してまいります。

 結びに、本年が皆様にとって更なる飛躍・発展の年となることを祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。

令和6年 元旦

 

年頭挨拶   広島県商工会女性部連合会 会長 松 井 美 椰 子

 新年、明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は、広島県商工会女性部連合会の事業運営に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 

 さて、令和5年は新型コロナウイルス感染症の取り扱いが5類に移行し、社会活動は徐々に平常を取り戻しつつありますが、商工業者を取り巻く環境は原材料費・原油価格の上昇の影響に加え、10月からはインボイス制度が開始されるなど目まぐるしく変化した1年でした。

 そのような環境下において、我々中小・小規模事業者が事業を継続していくためには、インボイスや電子帳簿保存法など新たな制度への対応だけではなく、デジタル化の推進など自らが様々な環境の変化に合わせて果敢に変革することが求められています。

 広島県女性連においても令和5年度は一種の転換期を迎え、これまで6つの地域ごとに選出いただいておりました主張発表大会への発表者選出単位を3つに統合する運びとなりました。

選出単位の統合に伴い、研修会やリハーサル大会を合同開催することとなり、当初は不安の声もありましたが、いざ開催してみると、出席する側が訪れることのなかった地域に招かれたことで、良い刺激を受けたこと、また主催した女性部にとっても地域の魅力を再考する機会に繋がった事は、とても良いタイミングだったと思います。

女性部活動の根底に共通しているのは、「地域を元気にしたい」思いと、「楽しく活動したい」気持ちです。私たちが「楽しい」と感じなければ、女性部の事業は生まれることもなく、次世代につないでいくこともできません。

 今後も変革を恐れずにチャレンジし、女性部が地域振興発展のよき協力者であるとともに推進者であり続けるために、今後も「楽しく」、魅力ある女性部を目指して精進してゆく所存でございます。

 結びに、本年が皆様にとりまして、更なる飛躍の年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 

令和6年 元旦