2024年記事一覧
「2024年度(令和6年度)福山市公共施設の利活用に関する民間提案制度」の募集について
1.民間提案制度の概要
福山市が保有する公共施設の更なる利活用を図るため、福山市に新たな財政負担を生じせないことを前提に、全国の民間事業者から独創的な提案を募集し、民間事業者が主体となって既存の公共施設の有効活用を行う提案を事業化することで、市民のサービスの向上や新たな財源の確保に繋げる制度です。
2024年度(令和6年度)の募集詳細はこちら
2.応募資格について
応募資格を有する者は、要件を全て満たす法人に限ります。
※要件を全て満たす法人の応募資格についは、各募集要項を確認してください。
公共施設の利活用:募集要項
ネーミングライツ:募集要項
3.受付期間
・提案前の対話受付期間 令和6年6月10日~11月18日
・提案前の対話期間 令和6年6月17日~11月25日
・提案書の受付期間 令和6年7月 1日~12月 2日
4.応募方法
・提案前の対話について
応募に必要な書類を用意いただき、メール(事務局の資産活用課)にて提出して
ください。
・応募手続について
申請に必要な書類を用意いただき、事務局の資産活用課に持参又は郵送にて提出
してください。
※郵送の場合は、配達証明付書留郵便に限ります。
詳細については、各募集要項をご確認ください。
5.学校利活用に興味のある民間事業者の方などを対象に、次のとおりセミナーを
開催します。
内容:(1) 福山市職員による制度の説明
(2) 笠岡市「シェアアトリエ 海の校舎」運営者による事例紹介
日時:2024年(令和6年)7月10日 13:30~15:30
場所:まなびの館ローズコム(福山市生涯学習プラザ)4階 中会議室
※オンライン配信も実施予定
セミナーの申し込みはこちら
6.申請に対する問合せ先
事務局
〒720-8501
福山市東桜町3番5号
福山市企画財政局財政部資産活用課 企画担当
電話 084-928-1137
E-mail:sisankatuyou@city.fukuyama.hiroshima.jp
事業所紹介-ナガスタ(佐伯商工会)
廿日市市津田の商店街にあった「ナガタストアー」の空き店舗を借りてスタートした「ナガスタ」は、アップサイクルをテーマにしたお店です。アップサイクルとは、今あるモノに付加価値を加えて、新しいものを生み出すこと。ここでは地域から集まった不用品、食品、自然素材などに地元の人々が手を加え、商品として販売しています。
ここをオープンしたのは、金澤萌さんと黒木真由さんのお二人。埼玉県で左官職人をしながら地域活性化に取り組んでいた金澤さんは、2019年に廿日市市佐伯地域に移住。一方、黒木さんは臨床検査技師として地域医療や福祉に関するまちづくりに携わるため、廿日市市の地域支援員として活動していました。この地域で二人が驚いたのは、「日々の暮らしの中で当たり前にアップサイクルが行われていたこと。地域を巻き込んでアップサイクルすることができれば、人と人が繋がり、いまある暮らしに価値を生み、暮らす人が元気でわくわくする日常を作ることができる。そんな共通の想いが生まれたお二人は、ここで共にお店をオープンすることを決めました。
店内にはシェアキッチンやレンタルスペースもあり、料理教室やワークショップなどの開催も可能。ミシンや木材を加工する機械などを設置した工房もあります。家では作業できないという方にも、新しいチャンスの場を提供しています。また5月には、敷地内の離れをDIYで整備したシェアオフィスも完成しました。単なるお店の域を超え、あらゆるニーズに応える地域交流の場として進化を続けています。
6月21日(金)、22日(土)の2日間は「津田商店街 ココから2DAYS」を開催。1日目は地域の空き店舗めぐり、2日目は約30店舗が軒を連ねるマルシェが行われます。イベントを楽しみたいという方はもちろん、この地域でお店をオープンしたい方、創業予定の方、店舗を拡大したい方もぜひご参加ください。詳しい情報はInstagramで発信しています。
ナガスタのInstagramはこちら
モノだけでなく地域のアップサイクルをめざした、新感覚のお店。まずは宝箱をひっくり返したような楽しい店内を巡ってみませんか?
●ナガスタ
住所/広島市廿日市市津田4191-6
TEL/080-7998-9455
営業時間/10:30~(閉店時間は季節によって異なる)
休み/火曜
HP/tocolabo.com
『令和6年度 第63回通常総会』開催
5月30日(火)、広島県商工会連合会はリーガロイヤルホテル広島(広島市中区基町)にて、
『令和6年度第63回通常総会』を開催し、本人出席34名のもと、令和5年度の事業報告、収支決算等について審議しました。
開会挨拶で平田圭司会長は、コロナ禍から、ようやく社会経済活動の正常化が進みつつあるものの、急激な円安、
エネルギーや原材料価格の高騰、頻発する大規模な自然災害、人口減少による人手不足を背景とした賃金格差による
労働移動を防ぐための防衛的賃上げの実施、それに伴うコスト上昇分の価格転嫁不足の影響による利益の減少、
加えて後継者不足による事業承継問題、更には、DX・デジタル化の推進による、生産性の向上やインボイス制度への対応など、
時代変化への適応力が求められる中小・小規模事業者においては、多種多様な課題が山積しており、事業者に寄り添う商工会の役割りは、
益々重要であると述べました。
続いて、津田宏氏(安芸太田町商工会長)を議長に選任し、議事を進行しました。
提出議案は次の通り
・第1号議案
令和5年度事業報告書・収支決算書・貸借対照表及び財産目録承認の件(監査報告)
・第2号議案
任期満了に伴う役員の選任に関する件
なお、第2号議案については、任期満了に伴う役員改選にて、江田島市商工会 平田会長が再任され、新役員が決定しました。
(役員の任期 令和6年5月30日から令和9年5月29日までの3年間)
その後、中国経済産業局の實國局長をはじめ多くの来賓を迎えて祝辞や表彰式が行われ、
珠算検定実施・商工貯蓄共済事業の推進に優秀な実績を残した商工会に表彰状が贈られました。
また、商工貯蓄共済事業の普及に貢献した商工会に株式会社広島銀行・ジブラルタ生命保険株式会社から、
商工会の共済制度『かがやき』の普及推進に寄与した商工会に広島県中小企業共済協同組合から、それぞれ感謝状が贈られました。
【珠算検定実施優良商工会表彰】
・神辺町商工会 福山北商工会 安芸津町商工会
【商工貯蓄共済事業表彰】
<純増保有口数の部>
最優秀賞:五日市商工会
優 秀 賞:高陽町商工会 神石高原商工会 大崎上島町商工会 宮島町商工会
努 力 賞:福山北商工会 佐伯商工会 神辺町商工会 広島安佐商工会
<新規加入率の部>
最優秀賞:神石高原商工会
優 秀 賞:大崎上島町商工会 安芸津町商工会 高陽町商工会 福山北商工会
<新規加入口数の部>
最優秀賞:高陽町商工会
優 秀 賞:呉広域商工会 神石高原商工会 福山北商工会 大崎上島町商工会
<純増率の部>
最優秀賞:神石高原商工会
優 秀 賞:宮島町商工会 高陽町商工会 大崎上島町商工会 佐伯商工会
ひろしま瀬戸内移住フェア2024の開催について
広島県、広島県交流・定住促進協議会が主催する移住フェアをご案内します。
【ひろしま瀬戸内移住フェア2024の開催概要】
○開催概要:2024年6月15日(土)11:00~16:00
○開催場所:東京交通会館12階カトレアサロンB
○参加費 :無料
○実施方法:リアルイベント(オンライン同時配信)
○主 催:広島県、広島県交流・定住促進協議会
○共 催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
広島県東部の6自治体と仕事・住まいの団体が参加するので、移住や仕事について様々な相談を直接行うことができます。
また、セミナーではUターン・Iターンで移住した先輩移住者がゲストとして参加するので、いろいろな体験談等を聞くことができます。
広島県商工会連合会は「広島県地域課題解決型起業支援事業」の相談窓口として参加します。
【イベント詳細】
https://www.hiroshima-hirobiro.jp/event/
【起業支援金】
お店紹介-白バラ牛乳専門店 MO‐MO‐MILK(高陽町商工会)
県内ではここでしか味わえないという、白バラ牛乳を使ったソフトクリームの人気店「MO‐MO‐MILK」が4月29日に安佐北区落合南から白木町に移転オープンしました。白バラ牛乳は鳥取県内の酪農家たちからなる協同組合組織「大山乳業」の商品で、鳥取県内で搾られた生乳のみを使用。他にもカフェ・オレ、ヨーグルト、シュークリーム、ロールケーキ、かりんとうなど、多彩な商品を展開しています。新鮮な生乳を使った商品はどれも安心・安全で美味しいと評判です。
移転に伴い法人化した(株)MO‐MO‐MILKは、こうした白バラ牛乳の商品を取り扱う事業所のひとつ。50年以上前に、白バラ牛乳の宅配店として創業し、現在3代目の小田弘志さんと真穂さんご夫婦が切り盛りしています。牛乳離れが進む中、「白バラ牛乳の美味しさや魅力をもっと多くの人に知って欲しい!」と2019年に安佐北区落合南で白バラ牛乳の商品が購入できるお店をオープン。商品の一つだったソフトクリームが話題になり、瞬く間に人気店となりました。
生乳をたっぷりと使った贅沢なソフトクリームは、白バラ牛乳ならではの濃厚でクリーミーな味わいとさっぱりとした後口を感じさせてくる逸品。重厚感がありボリュームもたっぷりながらぺろりと食べられる美味しさです。SNS映えするぽってりとしたルックスも魅力。移転にともない高陽町商工会のサポートを受けて広島市物価高騰対応チャレンジ応援金を活用し、3種類のソフトが作れるソフトクリームサーバーを導入しました。これまでのミルクに加え、いちごとミックスの3種類を提供しています。夏には新フレーバーも登場。今後は、季節ごとに期間限定フレーバーも提供していく予定です。
また、お好きなドリンクにソフトをのせたフロート(500円)やシェイク(500円)、特製のコーヒーゼリーとソフトの上に冷たいエスプレッソをかけたコーヒーソフト(600円)など、メニュー数も増加。「お客様の声に応えているうちに、どんどんメニュー数が増えていきました」とご夫婦は笑います。
敷地のすぐ横には三篠川が流れ、豊かな自然に包まれた絶好のロケーション。敷地内に手作りのデッキが設けられ、ゆっくりとくつろぐこともできます。「常連さんやメーカーさんなどみんなのサポートでオープンすることができました。ソフトと一緒に自然の心地よさも感じてもらえたら嬉しいです」と弘志さん。県北へのドライブがてら、立ち寄るのにぴったりです。
●MO-MO-MILK(モーモーミルク)
住所/広島市安佐北区白木町大字三田4827-1
TEL/082-215-4543
営業時間/10:00~16:00
定休日/月火曜、日曜不定
小規模企業景気動向調査(2024年4月期)の結果を公表します
全国商工会連合会では、5月24日、4月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。
<製 造 業> ◇…嗜好品等の売上額が伸び悩み、業種で景況感に偏りがある製造業…◇
<建 設 業> ◇…大口工事の減少や、災害復旧工事等の局地的な発注が多く、先行き不透明な建設業…◇
<小 売 業> ◇…消費マインドが生活必需品に集中する小売業…◇
<サービス業> ◇…全業種で唯一業況がプラス値で推移し、活況の続くサービス業…◇
詳細については、添付ファイルをご覧ください。
≪小規模企業景気動向調査とは≫
全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。
全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。
(問合せ先)
全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085
広島県商工会連合会 東部支所
事業所紹介-いゑもり(佐伯商工会)
新潟県から廿日市市栗栖に移住して工房を構えた矢竹純さんは、銅製の生活工芸品を手掛ける鍛金作家。作品はコーヒーカップやぐいのみ、ビールカップ、やかん、アクセサリーなど多岐に渡ります。
作品は一枚の銅板を金槌で打ち起こし立体的に仕上げる手法で、その工程は全て手作業。ぐいのみを仕上げるのに約1週間を要し、やかんになると1ヶ月ほどかかります。金槌にも様々な種類があり、それによって出る模様が異なるのも面白いところ。色は塗料ではなく、硫化着色、煮色着色などの伝統工芸の技法を用いて、色付けしています。どんな反応を起こすかは作り手である矢竹さんも完成するまで分かりません。
伝統的な技法を用いながらも、デザイン性の高さを兼ね備えているのが矢竹さんの作品の特徴。波や木目、葉などの自然をモチーフに、暮らしの中できらりと光る洗練された作品を生み続けています。「作品作りで大切にしているのは、オリジナリティ。常に新しい技法を開発したり表現方法を探したり、それを取り入れていくことで、常に進化し続ける作品を作りたいです」と矢竹さんは話します。
矢竹さんは広島市立大学芸術学部工芸学科で金属造形を専攻し、卒業後に新潟県の伝統工芸店に就職。7年間修行を重ね、伝統工芸の基礎を身に付けました。学生時代を過ごした広島県に戻り、工房兼ショップ「いゑもり」をオープン。ショップの他、広島市内のショップやギャラリーでも取り扱いがあります。販売店や新作情報、オープン日などの最新情報はInstagramで発信中。こちらもぜひチェックしてみてください。
Instagramはこちら
また、工房では予約制でワークショップも開催しています。ぐいのみやアクセサリーなど、作品はお好きなものから選択可能。自分だけのオリジナル銅器が作れます。また、6月1日から16日までの期間、呉市のギャラリー「結わう」(呉市室瀬町15-68)にて展示会とワークショップが開催されます。父の日にちなみ、ぐいのみを制作。参加費はワンドリンク付きで7500円。ワークショップは要予約です。父の日の特別な贈り物にぴったりです。
●いゑもり
住所/廿日市市栗栖260-1
TEL/080-3490-3921
営業時間/10:00~17:00(土日曜・祝日のみの営業)
休み/月火水木金曜、ほか不定あり
事業所紹介-IRIE-FARM(佐伯商工会)
「ルバーブ」という野菜をご存知ですか? シベリア原産で、寒暖差から生まれる鮮やかな赤い色が特徴の西洋野菜です。酸味とえぐみがあるため、フレッシュな状態で食べられることはほとんどありませんが、砂糖を加えてジャムにすると甘味と酸味のバランスのとれたさっぱりとした味わいへと変化します。また、食物繊維を多く含み、整腸作用や抗酸化作用も期待できる健康野菜としても注目を集めています。
廿日市市吉和にある「IRIE-FARM」は、このルバーブを栽培し、ジャムとピクルスに加工して販売している農園です。2016年に広島市内から家族と一緒に移住した代表の深瀬真見さんが一人で切り盛りしています。
この畑では、もともと深瀬さんのご主人のおばあさんが一人でルバーブを育てていました。深瀬さんも栽培を手伝っているうちに、寒暖差の激しいこの土地でしか育たないルバーブの魅力の虜に。もっとその良さを広く知ってもらうためSNSで発信したところ、想像を上回る反響がありニーズがあることを確信しました。畑を拡大し、2020年からルバーブの栽培を一手に担うようになった深瀬さん。その後、ルバーブの魅力をさらに広げるため、加工品の製造にも着手しました。「おばあちゃんたちがこの地で育ててきたものを守っていきたい。その一心でした」と深瀬さんは振り返ります。
ジャムは農園で獲れたルバーブの赤い部分のみを使用し、広島県産のレモンをプラス。甘酸っぱい爽やかな味わいは、パンやヨーグルトとの相性も抜群です。唐辛子を一緒に漬け込んだピクルスもおすすめ。お酒のアテやカレーにそえても楽しめます。ご購入はショップサイトからどうぞ。
今後は、宮島で開催される佐伯商工会主催のポップアップショップに出店するなど、同商工会サポートのもと販路拡大にも力を入れていく予定です。
●IRIE-FARM(アイリーファーム)
お問合せはインスタグラムのDMから