事業所紹介-有限会社山陽メンテナス(三原臨空商工会)

[工場に欠かせないコンプレッサーのプロ。販売からメンテナンス、各種アドバイスまで幅広く対応]

整備前(上)に比べ、すっきりとしたコンプレッサー室(下)

 エアーコンプレッサーの販売から配管設置、修理まで手掛ける有限会社山陽メンテナスは、昭和53年に創業し平成8年に法人化。コツコツと信頼を積み重ね、現在では300社以上の企業と取引をしています。

 

 同社が最も得意とするのが修理とメンテナンス。メーカーが対処しきれないものや予算が合わないもの、時間外のトラブルなどにも迅速に対応するフットワークの軽さが魅力です。また、ほとんどの国内メーカーの販売にも携わっているため、知識や経験も豊富。“誰もできないこと”にビジネスチャンスを見出し、成長を続けています。

 

 代表取締役の門田さんが最も重視していることは顧客の『工場を止めないこと』。「すぐに直すことができなくても、代替えできる部品を使ったり、他の方法を提案したりしながら、工場を動かし続けることが私たちの使命。そのために必要な技術や知識は常に更新し続けています」と門田さん。こうした姿勢は創業当初から変わりません。

 

 また、コンプレッサー室の設置や効率的な機器配置・配管など、工場内のトータルアドバイスも可能です。門田さんは多くの現場を回る中で、機器の設置場所が悪いことが原因で故障に繋がるケースを多く見てきたと言います。「コンプレッサー室を設けることで、耐用年数が長くなる、故障しにくくなる、省エネ効果が期待できる、空間をすっきりとさせることができるなど、メリットしかありません」と門田さんは胸を張ります。また、メーカーの指定サービス工場ではないため、数多くのメーカーの中から、その事業所に最も適した設備とサービスを提供できることも強みです。

 

「今後は若手社員をもっと増やしていきたいです」と門田さんと奥さま

 今後は、電気関係、配管関係、重機関係など様々な業種と連携しながら、チームを組んでより質の高いサービスを提供し、事業を拡大していきたいと考えています。三原臨空商工会でもビジョン達成に向けて、様々な支援を行っていく予定です。

 

 企業に寄り添い、今必要なサービスを的確に提供する同社。コンプレッサーのことなら、何でもご相談ください。

 

●有限会社山陽メンテナス

住所/三原市久井町江木239

TEL0847-32-6444

営業時間/8:3017:00

休み/火曜

HPhttp://www.ment.co.jp

 

事業所紹介-楽えもん 西風新都店(沼田町商工会)

[10周年を迎え、セラピスト歴10年以上の経験豊かなスタッフが多数在籍。ほぐしからエステまで幅広いメニューを提供]

「お値段以上の施術を提供します」と椙山さん

 「楽えもん」は広島県内を中心に店舗展開しているリラクゼーションをメインにしたお店。「ほぐし」や「足つぼ」、「リンパマッサージ」などのメニューがあり、価格帯も「ほぐし」が603600円と手頃。心と体を解きほぐす癒しスポットとして親しまれています。

 

 西風新都店には、10年以上の経験を持つセラピストが多く在籍。対話を大切にし、一人ひとりの悩みや症状に合わせた丁寧な施術が魅力です。また、定番のメニューに加え整体やアロママッサージ、角質ケア、痩身リンパといったここだけのメニューがあるのも特徴のひとつ。敷居の高いイメージのあるエステメニューが気軽に受けられると好評です。おすすめメニューは「ほぐし」80分(4800円)。たっぷり時間をかけて、頭から足先まで丁寧に揉みほぐし、筋肉を緩めて血液の循環を促します。体がしんどい、重いと感じた時にぜひお試しください。

 

 「今後もお客様の要望に合ったメニューをさらに増やして、他店舗との差別化を図っていきたいです」と店長の椙山さん。沼田町商工会では、HPの作成やSNSでの情報発信などで広報支援を行っていく予定です。

 

 

マックスバリュ西風新都店の敷地内にあります

 場所はマックスバリュ西風新都店の敷地内にあり、買い物がてら立ち寄りやすい好立地。大型駐車場も完備で利便性も抜群です。疲れた時、キレイになりたい時、気軽に利用できます。来店の際は下記のリンクからの予約がおすすめです。

 

ご予約はこちらから

 

●楽えもん 西風新都店

住所/広島市安佐南区大塚西6-6-1

TEL082-849-0988

営業時間/9002100 ※曜日スタッフによって時間変更あり

休み/なし

HPhttp://www.rakuemon.com/

 

タブロイド紙「MATCH Kannabe」第2弾が完成(神辺町商工会)

[部員のインタビュー記事を追加し「なぜ青年部に入るのか?」その疑問に熱く答える]

 神辺町青年部が制作しているタブロイド紙「MATCH Kannabe(マッチカンナベ)」は、積極的な経営を実践している企業の取り組みを紹介するため、令和4年度に創刊しました。第1弾では、「Business Award 2022」と題して、「事業躍進部門」「マッチング部門」「スタッフ自慢部門」の3つのカテゴリーで企業とその取り組みを紹介。掲載する企業は、エントリーした45社でスピーチ大会を行い、投票により上位11社が選ばれました。

 

 4月に発刊された第2弾は、昨年の4Pから12Pに拡大。青年部活動を中心となって支える部員の思いを伝えるページを追加しました。制作を担当した橋本さんは、「自社を経営しながら、青年部活動も頑張る理由を伝えてもらうこと。それこそが、未来の部員が青年部に入る理由、活動する理由になるはずです」と話します。その他、各委員会のこれまでの取り組みも見開きで紹介。見た人が青年部に入ってみたい!と思える内容に仕上げました。

 

タブロイド紙の制作に携わった橋本さん(左)と真壁さん(右)

 創刊のきっかけは、青年部の魅力を伝えるコンテンツが少ないと感じていたこと。「青年部の活動は活発で、熱意のある部員も多い。でもこれは入ってから分かったことで、対外的には内容も背景も伝わりません。そのことをとてももったいないと感じていました。誘われたから入るのではなく、自主的に入りたいと思える組織になるため、外に向けて発信する必要があると考えました」と橋本さん。経営者だけでなく、若いスタッフにも見てもらえるように、デザインにもこだわっています。

 

 タブロイド紙は、他の経済団体や大学、高校などに設置。ブランディングツールとして位置づけ、今年度も制作予定です。また、今年度はデジタル版の制作を予定。発信方法もより効果的にターゲットに届く方法を模索しています。

 

MATCH Kannabe(マッチカンナベ)」第2弾はこちら

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-みかど寿司(三原臨空商工会)

[長年愛され続ける地域の方の憩いの場。職人技が光るお寿司をお酒とともに]

食べ応え抜群で手頃な「岩海唐揚げ定食」(800円)

 昭和10年代に元店主・山本泰生さんの祖母がコップ酒とおでんのお店としてスタートし、両親、山本さんへと受け継がれていった歴史あるお店。昭和24年に「みかど食堂」に名前を変え、うどんやラーメンなど幅広いメニュを提供。現在は大阪の寿司屋で経験を積んだ山本さんが、寿司を中心とした定食や一品料理でもてなします。

 

 一番人気は、国の天然記念物「久井岩海」をモチーフにしたゴツゴツとした「岩海唐揚げ定食」。カリッと仕上がった唐揚げが見事に岩海を再現。野菜を中心とした小鉢3品にごはん、味噌汁まで付いたバランスの良さも魅力です。自慢のにぎりが6貫味わえる「うどんとにぎりセット」もおすすめ。しゃりは口の中でほろりとほどける絶妙な握り加減。この道50年の技が光ります。また、夜はカウンターでお寿司とお酒を愉しむ常連客で賑わいます。ふらりと立ち寄れるアットホームな雰囲気も、地元の方に愛され続ける所以です。

 

 2023年には、三原臨空商工会のサポートを受けて小規模事業者持続化補助金を申請。補助金で店内の座敷をテーブル席に改修しバリアフリー化しました。その後、ファミリーでの利用も増加しています。また、大広間のある2階にもテーブル席を設置。宴会や法事などの幅広いニーズにも応えています。

 

 

店主の山本さん。職人の丁寧な手仕事が光ります

●みかど寿司

住所/三原市久井町江木81-16

TEL0847-32-6063

営業時間/12:0020:00

休み/不定休

事業所紹介-洋式料理とハンバーグのお店 EST(神辺町商工会)

[ジューシーさ、柔らかさを追求した絶品ハンバーグを提供。今もなお進化中]

こんもりとした丸いハンバーグから肉汁が溢れ出します

 202311月にオープンした「EST」は、昼は洋食のランチ、夜はイタリアンをベースにした洋式料理が楽しめるバルとしても利用できる一軒です。

 

 看板メニューは、オーナーシェフの遠藤力三さんがその美味しさを今もなお追求し続けている手ごねハンバーグ。つなぎは一般的なパン粉ではなく砕いたお麩を使ってうま味を閉じ込め、オーブンでじっくりと火入れします。こうして完成した逸品は、想像を裏切らないジューシーさと柔らかさ。味の決め手となるデミグラスソースは味噌をブレンドして深いコクを出し、継ぎたしながらじっくりと育てています。

 

 ランチは、手ごねハンバーグとサラダ、前菜、ライスがセットになって1600円(180g)。もっと食べたいとう方には280g2,000円)もおすすめです。その他、日替わりランチや日替わりパスタランチ、ローストビーフ丼など、幅広いランチメニューが揃います。

 

 夜はアラカルトやお酒も楽しめるバルとしても利用できます。お酒は洋食に合うものを遠藤さんがセレクト。幅広く揃い、中でもワインの種類が豊富です。オープンから半年が経ち、女性を中心にお一人様からファミリーまで幅広い層のファンを獲得。17席のみの小さなお店ならではの、アットホームな雰囲気も魅力です。

 

「人数に応じて貸切やコースメニューもご用意できます。お気軽にご相談ください」と遠藤さん

 神辺町商工会では、昨年11月のオープンに向けて創業をサポート。今後も補助金申請や販路開拓などで支援を行っていく予定です。

 

 今年3月からは、テイクアウト(前日までの要予約)もスタート。できる限り作りたてで提供してくれる、あたっかいお弁当をお家や職場でも味わってみませんか?お店の情報はInstagramでも発信しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

 

Instagramはこちら

 

●洋式料理とハンバーグのお店 EST(エスト)

住所/福山市神辺町川北999-1

TEL084-965-6753

営業時間/11:0014:00LO13:00)、17:0022:00LO21:30

休み/火曜、第3月曜

神辺町商工会青年部が部員増強に関する3つの賞を受賞(神辺町商工会青年部)

[地域や学生と連携した企画や組織ぐるみの地道な取り組みが知名度をアップ。部員増加に繋がる]

左から眞壁さん、河瀬さん、橋本さん

 今年5月に開催された県青連の通常総会にて、神辺町商工会青年部は「新規加入部員数の部」「若手部員(二十代)新規加入数の部」「部員増加(純増)の部」の3部門を受賞しました。令和5年度は26名が加入し、そのうち20代は5名。順調に部員数を伸ばしています。

 

 青年部ではこれまで、青年部員の事業所の魅力を紹介したタブロイド紙の発刊や地元の高校生が事業所を取材して作る「Meetsかんなべ」の制作、高校生が企業の課題について考えるビジネスコンペの開催など、地域や学生を巻き込んだ様々な取り組みを行ってきました。さらに昨年には、同青年部が企画・運営に携わる新しいイベント「かんなべストリートフェスティバル」も初めて開催し、多くの来場者で賑わいました。「地域と連携しているので、商工会に関わらない方にも青年部活動を知ってもらうことができました。取り組み自体が地域に浸透し、ブランド化が進んでいるのを実感しています」と話すのは、今年度の青年部長を務める河瀬さん。今後も継続的に活動し、まちの元気に貢献してきたいと考えています。

 

 また、部員が増えたことで課題も見えてきました。新しい部員が多く、長く在籍している青年部員が少なくなっていること。青年部としての経験値が少ない部員が力をつけ、組織としての底力を上げていくため、各委員会の副委員長を増員して新しい部員へのチャレンジを促します。「活動の中に入ってみないと分からないこともたくさんあります。ぜひ、組織の中心に入って経験を積んでほしいです」と河瀬さん。各自が得意分野を活かして活動してきたことも、同商工会青年部の特徴です。できるだけその人に合った人事を行い、力を発揮してほしいと考えています。

 

 最後に河瀬さんは、「青年部の目的のひとつは地域を盛り上げること。その活動の中で仲間ができたり、自身の成長、事業の成長、ひいては町の成長があります。青年部は、良い循環を生み出す中心でありたい。その夢をチーム一丸となって叶えていきたいです」と話してくれました。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL084-963-2001

昨年度部員数を11名増員!40代の若い世代が増加(神辺町商工会女性部)

[誰でも楽しみながら参加できる活動を増やし参加率をアップ。今年度は新しい事業も展開]

「他の女性部とも交流しながら部長としても成長していきたいです」と平井さん

 神辺町商工会女性部は令和5年度、部員数が11名増え、その多くが40代の若い世代です。同商工会の榊原会長と連携し、青年部の配偶者に積極的に働きかけた他、月1回の講習会を定期的に開催し、徐々に参加者を増やしていきました。

 

 「コロナ禍でなかなか活動ができなかったため、まずは女性部が楽しい場所であること知ってもらおうと、生け花やプランツギャザリング、そば打ちなど、みんなが楽しめそうな内容を選んで講習会を開催してみることにしました。集まる機会が増え、部員同士の交流も深まったことで、徐々に活動が活性化してきました」と話すのは、今年4月から女性部長に就任した平井典子さん。このマンパワーをさらに地域に役立てようと、今年度は新しい事業にも着手します。

 

 神辺町には、2021年に発見されたミステリーローズ「廉塾バラ」があります。ミステリーローズとは、神社や一般のお墓などに残る、品種や由来の分からない古いバラの総称です。2025年に福山市で開催される世界バラ会議福山大会の準備で福山市を訪れた関係者によって発見されました。その廉塾バラを普及させ、福山市の賑わいづくりに貢献しようと、女性部が動き出しました。まずは女性部主催で挿し木の講習会を開催。各自で挿し木を増やしてもらい神辺町内に植栽しました。今後は廉塾バラのことや女性部活動を広く発信するため、Instagramのショート動画などを学ぶ講習会も予定しています。

 

 

 

小ぶりで愛らしい廉塾バラ

 「廉塾バラが各家庭で育ててもらえるほど普及すれば、きっと神辺町も盛り上がります。これからは部員それぞれの特技を活かして、部員みんなが輝けるような活動にしていきたいと考えています。みんなが生き生きと活動すること。それが今後の部員増強にも繋がるはずです」と平井さん。まずは、世界バラ会議福山大会2025を盛り上げていくため、部員一丸となって取り組みを進めていきます。

 

●問合せ先 神辺町商工会 TEL084-963-2001

事業所紹介-ナガスタ(佐伯商工会)

[今あるものに新しい価値を付ける“アップサイクル”をテーマにした新感覚のショップ]

「地域の何でも屋さんとして、地域の方々の元気とともに発展していきたいです」と金澤さん(左)と黒木さん(右)

 廿日市市津田の商店街にあった「ナガタストアー」の空き店舗を借りてスタートした「ナガスタ」は、アップサイクルをテーマにしたお店です。アップサイクルとは、今あるモノに付加価値を加えて、新しいものを生み出すこと。ここでは地域から集まった不用品、食品、自然素材などに地元の人々が手を加え、商品として販売しています。

 

 ここをオープンしたのは、金澤萌さんと黒木真由さんのお二人。埼玉県で左官職人をしながら地域活性化に取り組んでいた金澤さんは、2019年に廿日市市佐伯地域に移住。一方、黒木さんは臨床検査技師として地域医療や福祉に関するまちづくりに携わるため、廿日市市の地域支援員として活動していました。この地域で二人が驚いたのは、「日々の暮らしの中で当たり前にアップサイクルが行われていたこと。地域を巻き込んでアップサイクルすることができれば、人と人が繋がり、いまある暮らしに価値を生み、暮らす人が元気でわくわくする日常を作ることができる。そんな共通の想いが生まれたお二人は、ここで共にお店をオープンすることを決めました。

 

 

5月に完成したばかりのシェアオフィス

 店内にはシェアキッチンやレンタルスペースもあり、料理教室やワークショップなどの開催も可能。ミシンや木材を加工する機械などを設置した工房もあります。家では作業できないという方にも、新しいチャンスの場を提供しています。また5月には、敷地内の離れをDIYで整備したシェアオフィスも完成しました。単なるお店の域を超え、あらゆるニーズに応える地域交流の場として進化を続けています。

 

 621日(金)、22日(土)の2日間は「津田商店街 ココから2DAYS」を開催。1日目は地域の空き店舗めぐり、2日目は約30店舗が軒を連ねるマルシェが行われます。イベントを楽しみたいという方はもちろん、この地域でお店をオープンしたい方、創業予定の方、店舗を拡大したい方もぜひご参加ください。詳しい情報はInstagramで発信しています。

 

ナガスタのInstagramはこちら

 

 モノだけでなく地域のアップサイクルをめざした、新感覚のお店。まずは宝箱をひっくり返したような楽しい店内を巡ってみませんか?

 

●ナガスタ

住所/広島市廿日市市津田4191-6

TEL080-7998-9455

営業時間/10:30~(閉店時間は季節によって異なる)

休み/火曜

HPtocolabo.com