2024年12月の記事一覧
事業所紹介-手作り肉まん専門店 らん(五日市商工会)

「出来立ての美味しさをどうぞ」と高さん
2024年12月12日にオープンしたばかりの新店がこちら。中国出身の店主・高さんが作る本場の手作り肉まん専門店です。小麦粉とイースト菌だけで作るシンプルな生地はもちもちとした食感で、ほのかな甘みが特徴。具材や季節などに合わせて生地の配合や発酵時間を変え、その日最も美味しい状態で提供しています。
具材にはミンチやシイタケなど厳選した食材を使用。ミンチは赤身と脂身のバランスが良く、一口食べれば肉汁が口いっぱいに広がります。味付けはシンプルながら、中国の味噌でコクをプラス。少し甘味のある生地との相性も抜群です。
手間暇かけて作るあんまんもおすすめ。餡は佐伯区八幡に工場がある老舗、吉川製餡のつぶあんを使用。甘さ控えめの餡に自家製の背脂をブラスし、じっくりと煮詰めたオリジナルです。甘さの中に深いコクとうま味を感じる一品です。
そのほか、中国ではメジャーな饅頭(まんとう)も販売。饅頭とは、肉まんやあんまんの生地だけでできた蒸しパンの一種。そのまま食べても、好きなものを付けてアレンジして食べても楽しめます。カウンター席もあり店内で味わうことも可能です。

ボリューム満点の肉まん270円(上)とあんまん270円(下)
自家製の餃子は豚肉餃子、エビニラ餃子(数量限定)、椎茸木耳餃子の3種類を用意。餃子は注文が入ってから焼くため、10分ほど時間がかかります。待っている間に楽しめるコーヒーのサービス付きです。
手間暇かけて作る本場の味を、ご家庭でもぜひ。
●手作り肉饅専門店 らん
住所/広島市佐伯区八幡東3-26-11 2F
TEL/080-3056-8188
営業時間/10:00~19:00 ※売切れ次第終了
休み/月曜、第3土曜
事業所紹介-じゅげむ株式会社(安芸太田町商工会)

中学・高校の理科の教員免許を持つ小坂さん。「体験から充実感や幸福感を感じてほしです」。右は補助金で導入したかまど
自然豊かな安芸太田町に本拠地がある「じゅげむ」は、幼児から大人まで幅広い世代を対象とした体験型の学習教室です。「遊びを通して、才能を開花させる」をコンセプトに、スキー教室や薪を使った料理教室、農作業体験など、様々な経験を提供しています。
代表の小坂由佳さんがこうした体験型の学習塾を開業したきっかけは、自身の子育ての経験から。コロナ禍で遠足や社会見学といった子どもたちのイベントが次々と中止になり、コミュニケーションや体験の場が奪われていくことに不安を感じるようになりました。「体を動かすことは、子どもの成長にとって欠かせないことです。それを体験できる受け皿になりたいと思いました」と話します。
自宅の敷地内にはかまどやキッチン、にわとり小屋、畑などがあり、季節や素材に応じて様々な体験ができるほか、出張教室も行っています。決まったメニューはなく、「調理体験をしたい」「自然体験をしたい」「収穫・調理したい」「自然散策したい」など、要望に合わせたプランを小坂さんがコーディネート。また、親子体験だけでなく、企業研修や保護者会といった、大人の体験教室も開催可能です。メールやお電話でお問合せください。
安芸太田町商工会では、創業から税務関係を支援。昨年、補助金の申請サポートを行い、かまどを導入しました。教室のコンセプトに合わせて吟味したかまどは「愛農かまど」といい、一口の焚き口で2つの鍋とオーブンが利用できる昔ながらのかまどです。
ニーズにぴったりのプランを提案してくれる自然派学習塾。ここでしかできない体験を親子や仲間と経験してみませんか?
●じゅげむ株式会社
住所/山県郡安芸太田町下殿河内117
TEL/080-2006-5910
営業時間/10:00~17:00
休み/不定休
E-mail/info-eisai@is-jugemu.com
令和6年度販路開拓支援事業「商談会」開催(県連)

経営指導員とともに商談会に挑んだ福永さん。合格祈願の絵馬が入ったコーヒー豆は、外国人観光客にも人気
11月20日(水)、広島県商工会連合会主催の「商談会」がホテルメルパルク広島にて開催されました。食品関係の事業所を対象としたこの事業は、県連が毎年11月に実施しているもので、高品質スーパーやセレクトショップ、百貨店などから首都圏、関西圏、広島地区のバイヤー13社と25事業者が参加。対面とオンラインの両方で実施され、81件の商談が行われました。取引を成約まで持って行きたい事業者により会場は熱気に包まれました。
今回初めて商談会に参加した「コーヒーストーリー・ニシナ屋」の福永さんは、自家焙煎のコーヒー豆専門店を営んでいます。一人でお店を経営している中で、店に訪れる顧客を対象とした販売だけでは限界を感じ、他の販売方法を模索するため商談会に参加しました。今回は県内外のバイヤー3社と交渉。「コーヒーという差別化しにくい商品を、どういう切り口で効果的にアピールしていくか、そのヒントを探りにきました」と福永さん。バイヤーからはテストマーケティングの提案があり、挑戦してみることにしました。「インバウンドも視野に入れながら、消費者の声をパッケージなどに活かしたい」と力を込めます。
「こういう機会があれば、可能な限り参加しています」と話す有限会社濵口醤油の代表取締役・濵口さんは、今回3度目の参加。「自力で大手のバイヤーとアポを取ることは難しい。権限がある方と直接話ができる貴重な機会です」と話します。今回は新商品をPRし、価格や内容量などについてアドバイスをもらいました。濵口さんは、「販路拡大は大きな課題。今後の足掛かりにしていきたい」と語りました。

濵口さんは今回の商談会で新商品開発のヒントを得ました
商談会実施10日後の後追い調査では、10事業者から7件(約5,000千円)が成約になったとの回答があり、「即決でスピーディに対応いただき、早速12月1日からECサイトに掲載されることになった」、「弊社で取り扱う全アイテムの取り扱い開始に繋がり、年間3,000千円の売上増加を見込んでいる」との声を頂いています。
12/11現在、残り15事業者から回答待ちですが、当連合会では後追い調査により事業者からバイヤーに継続的に連絡するよう促し、商談が自然消滅しないように成約までをサポートしています。事業者の挑戦は続きます。
令和6年度商工会等職員【経営指導員】R07.04.01採用試験の実施
令和6年度【令和7年4月1日採用予定】商工会等職員(経営指導員)の採用試験を実施します。
受験希望の方は、必ず募集要項をご覧いただき申込みください。
■職種、採用予定人員
(1)経営指導員 2名
勤務地:県内の商工会等
■受験申込(応募)受付期間
令和6年12月13日~令和7年1月10日
■一次試験
令和7年1月19日(日)
■受験資格、申込手続きなど採用情報
当会ホームページ「採用情報」より募集要領等をご確認ください。
申込手続きについては「郵送」又は当会ホームページの
「エントリーフォーム」よりお申込みください。
■問合せ先
広島県商工会連合会 組織運営部総務課
採用担当:堀尾・進藤
電話082-247-0221
■実施要領等
職員採用試験【実施要領】(A経営指導員R070401採用)
職務内容等調査票【A経営指導員】(R070401採用試験用)
神辺町青年部が学校関係者対象の研究会に登壇(神辺町商工会青年部)

事業の内容や意義について説明する河瀬部長
11月15日、福山市の神辺高校で開催された学校関係者を対象とした研究会の記念講演に、神辺町商工会青年部の河瀬部長と荒川実行委員長が登壇しました。この研究会には、中国地方5県の学校関係者約70名が参加。2022年から、地元の高校生と連携して制作している冊子「Meetsかんなべ」について発表を行いました。
「Meetsかんなべ」は、神辺高校や神辺旭高校の生徒有志と青年部が編集部を結成し、高校生が地元企業を取材。高校生の目線で企業やお店の魅力をまとめた一冊です。この取り組みは、高校生に地元企業を知ってもらうだけでなく、商工会青年部がどんな団体なのか、何をしているのかを知ってもらう機会にもなりました。進化を続けながら、今年で創刊4年目を迎えます。

トークセッションには「Meetsかんなべ」の制作に携わった高校生も参加
講演後半のトークセッションには活動に参加した神辺高校の3年生、3名も一緒に登壇。冊子の制作を通して得た体験や想いを言葉にしました。講演を終えた河瀬部長は「商工会青年部として地域の学校と連携してきた事業に対して、一定の評価を頂けたことに誇らしい気持ちでいっぱいです。各地の商工会青年部でもこういった地域連携事業が広がれば、青年部の価値も更に上がるのでは」と話し、この活動の意義を再認識していました。
●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001