クラウドPOSレジ体験型セミナー開催します!(広島安佐商工会)

[飲食店を経営している方、必聴!メリットいっぱいのPOSレジを理解し、操作できる体験会]

 2025年1月22日(水)、広島安佐商工会が飲食店を対象とした「クラウドPOSレジ・キャッシュレス・クラウド会計 体験型セミナー」を開催します。レジとしてだけでなく、様々な活用法があるPOSレジについて、そのメリットや機能を分かりやすく紹介します。

 

 講師はITコーディネーターで中小企業診断士の伊藤大介氏。第1部では、デジタルツールを使って増収増益を達成しながら、アルバイトの人数を半減させることができた町のお好み焼きやさんの事例を紹介します。第2部はクラウドPOSレジに実際に触れる体験会。第3部では、伊藤氏による個別相談会も実施します。POSレジに関する疑問をまるっとぶつけてください。

 

 「在庫管理や棚卸作業がスタッフの負担に…」「どの商品が売れているか正確に把握できていない」「顧客情報をデジタル化して管理したい」「日々の会計業務が負担」「キャッシュレス化したい」「人手不足を解消し、少人か体制を構築したい」。そんな悩みをお持ちの飲食店経営者のみなさん。クラウドPOSレジ導入で、解決しませんか?

 

 希望の方は下記のQRコードを読み込み、お申込みフォームからお申込みください。FAXでのお申し込みの場合は、下記にリンクのチラシを出力の上、必要事項を記入して広島安佐商工会(FAX082-815-1456)までお送りください。

 

お申し込みはこちら

 

セミナーのチラシはこちら

 

○クラウドPOSレジ・キャッシュレス・クラウド会計 体験型セミナー

日時/2025122日(水)14:0016:00

会場/広島市安佐北区民文化センター 中会議室(広島市安佐北区可部7-28-25

受講料/無料

定員/15

お問合せ/広島安佐商工会 TEL 082-814-3169

神辺町商工会 藤本課長(経営指導員)の経営支援内容が経済産業省「METI Journal ONLINE」ウェブマガジンに掲載されました。

経済産業省「METI Journal ONLINE」ウェブマガジン(2024年12月6日)の政策特集最終回「下請けからパートナーの関係へVol.5」に掲載

METI Journal ONLINEの「下請けからパートナーの関係へVol.5

【高いアンテナ、強みを認識、迅速な決断。地域の最前線を知る経営指導員が語る「勝つ中小企業」とは】 記事へのリンク

https://journal.meti.go.jp/p/36282/

 

11月政策特集トップ:https://journal.meti.go.jp/policy/202411/

 

 2024年12月6日に経済産業省「METI Journal ONLINE」ウェブマガジンに、神辺町商工会 藤本課長(経営指導員)が、地域の最前線で現場の支援にあたっている実例を基に語られた内容について、11月の政策特集最終回「政策特集/下請けからパートナーの関係へvol.5」に取り上げられました。掲載に至った経緯や感想などを藤本課長にお話をお聞きました。

 

Q1 取材のきっかけは何だったのしょうか。

A1 藤本課長

 この度の取材は、一緒にインタビューを受けた表郷商工会(福島県白河市)の藤田達夫さんから全国商工会連合会を通じてのご紹介とお聞きしています。

 11月中旬頃に話が決定し、1125日(月)に全国連・藤田指導員・私の三者で現場の経営指導員の支援内容について打ち合わせを行いました。

翌日の1126日(火)に経済産業省、中小企業庁、読売新聞、全国商工会連合会からインタビューを受けました。

 私と藤田指導員が知り合ったきっかけは、約10年前の中小企業大学校の研修でした。今でも、藤田指導員や同時期に知り合った他県の経営指導員とは、経営支援の内容について意見交換をする仲間です。

 

 

Q2 取材の雰囲気はどのような感じだったのでしょうか。

A2 藤本課長

 Microsoft Teamsで取材が行われました。場所は、仕事で慣れた神辺町商工会内で行ったため、落ち着いた雰囲気で臨めました。

 主に質問の内容は以下のとおりでした。

 ・商工会において、どんな相談業務を行っているのか?

 ・管内の小規模事業者の特徴について。

 ・どのような相談内容が増えているのか?

 ・特に力を入れている支援などがあれば教えてください。

 ・受け身的な経営から自発的な経営へマインドチェンジしてきた企業を教えてください。

 ・自社の強みを把握し、経営に生かすことが出来ている企業の特徴や傾向を教えてください。

 ・受け身的な経営姿勢になっている、または経営に悩んでいる企業に対してアドバイスをお願いします。

 

 私は、昨年度の経営支援事例発表大会で最優秀賞を頂いた支援事例の㈱日野折箱店のことや金属加工業・宮大工をしている個人事業主の方などの支援事例をお話しさせて頂きました。

 

Q3 最後にインタビュー記事が掲載された感想をお聞きします。

A3 藤本課長

 まず始めに、地方の小規模事業者の価格転嫁や価格交渉等が難しい状況であることを聞いて頂き感謝しています。

そして、現場の経営指導員の経営支援について取材及び周知して頂いたことに感謝しています。

経済産業省のホームページやInstagramにも掲載され、大変反響がありました。

 今後もこのような機会があれば、地方の小規模事業者の状況や商工会で働く経営指導員の支援内容をPRしていきたいと思います。

 

Webサイト「上下のippin」に5つの新事業者が追加(上下町商工会)

[上下町でがんばる事業者の知られざる魅力を、徹底取材で深掘りして発信]

 上下町商工会では第2期経営発達支援計画に基づき、小規模事業者が持つ“秀でた逸品” “まだ知られていない隠れた魅力”など、訪問取材で深堀した情報を事業所紹介サイト「上下のippin」で公開しています。平成29年からスタートし、年間5事業所のペースで、これまで34の事業所を掲載しました。取材にはプロのライターとカメラマン、WEB制作者、商工会職員が同行。個性豊かで事業所の真の魅力が詰まった内容を記事にまとめ公開しています。

 

 今年度、新たに5つの事業所が追加。経営発達支援事業を通じて小規模事業者の魅力を引き出し、WEB上で広く発信することで、地域内外の消費者に対して有益な情報を提供するとともに、上下町に関心を持った多くの人に地域やお店を訪問してほしいと考えています。

 

 今後も、上下町内の小規模事業者が持つ素敵な商品やサービス、多様なストーリーがぎゅっと詰まった「上下のippin」サイトを更新予定。小規模事業者の新規顧客獲得、販路の拡大に繋がっていくよう支援を続けていきます。

 

 「人に会いに行きたくなる」。そんな「上下のippin」をぜひご覧ください。

 

取材の様子

「上下のippin」はこちら

 

今年度、新たに加わったのはこちらの事業所

 

DENTO/伝統工芸株式会社 代表取締役 服巻年彦さん

「上下で、上下の人と暮らしのフレームをつくっていく」

https://jyoge-ippin.jp/company/786/

 

上下鈑金塗装工業所 代表 永井享さん

「信じてくれるのがありがたい」親子で仕上げる鈑金塗装

https://jyoge-ippin.jp/company/809/

 

やなぶ養神堂薬局 代表 柳父研一さん

「少しでも楽になってほしい」漢方相談で未来へ希望、最後まで元気に

https://jyoge-ippin.jp/company/822/

 

メガネのシンノ 代表 眞野秀明さん

「説明しすぎ」が喜ばれる眼鏡と補聴器の専門店

https://jyoge-ippin.jp/company/835/

 

Happy Dog 代表 西山稔大さん

「上下駅そばに広々ドッグラン併設 ワンちゃんも人もハッピーになれる場所」

https://jyoge-ippin.jp/company/836/

 

●お問合せ 上下町商工会 TEL0847-62-3504

どなたでも参加可能!『新春講演会』開催します(神辺町商工会)

[『笑いの中に学びあり』をテーマに毎年開催している講演会が今年も]

特殊な環境だからこそ生まれた優秀な育成術を知るチャンス!

 毎年1月に「面白くてためになる」、そんな講演会を開催している神辺町商工会。今回は、『ホンマでっか⁉TV』『日経ビジネス』『週刊ポスト』等、数多くのメディアに出演する人材コンサルタントの齊藤正明氏が登場。「日本一のマグロ船船長に学ぶ!社員が喜んで働く仕掛けの秘密」をテーマに講演します。

 

 会社員時代、上司の理不尽な業務命令によりマグロ船に乗ることになったという齊藤さん。マグロ船は、病院もコンビニもない海上で40日以上も同じ人と顔を合わせなければならないとても過酷な環境です。その上、人材の替えがきかず、仕事ができる、できないにかかわらず、今そこにいる人を一人前にする必要性があります。今回の講演会では、齊藤さんが乗船することになった日本一の売上を誇るマグロ船の船長から学んだ「どんな人材でも成果を上げる社員に育てる秘訣」をお届けします。

 

 内容は「社員が自発的に動く船長の声かけとは?」「漁船流コミュニケーションとは?」「1円もかからない人材育成とは?」の3つが大きなテーマ。経営者でなくても、参考になるエピソードが満載です。また、齊藤さんは、TSUTAYAが主催する『第2回講師オーディション』でグランプリを獲得した実力の持ち主。年間200回以上の講演を行い、各地で好評を得ています。どんな学びが待っているのか、わくわくが止まりません。

 

 参加希望の方はお電話でお申し込みいただくか、下記にリンクしたチラシを出力の上、必要事項を記入して神辺町商工会(FAX 084-963-5258)までお送りください。

 

申込用紙はこちら

 

○新春講演会

「日本一のマグロ船船長に学ぶ!社員が喜んで働く仕掛けの秘密

 ~狭くて不便な環境だからこそ培われた知恵~

日時/2025年1月22日(水)19:00~20:30

会場/神辺商工文化センター2階(福山市神辺町川北892-1

参加費/無料

お問合わせ/神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-淡野製作所株式会社(安芸太田町商工会)

[職人の高い技術と知識を活かした搬送装置を提供。新たに一般消費者向けの事業も展開]

持ち運びやすく、組み立てやすい焚き火台。正方形、長方形、六角形の3種類があり、ソロキャンプから大人数まで用途に合わせて使えます

 工事現場の省力化を実現するための搬送装置を中心に、金属を使った製品の製造を行っている淡野製作所株式会社。設計から加工、組み立て、製缶、溶接、据え付け、アフターフォローまでを一貫して行い、顧客のニーズに合わせた質の高いサービスを提供しています。経験豊富な職人が多く在籍し、その知識と技術を活かした丁寧なものづくりは、多くの顧客から高い評価を受けています。

 

 BtoBが中心の同社ですが、一般消費者にも広く自社のことを知ってもらうためにBtoC向けの新しい事業も展開しています。その一つがアウトドア用品事業。ガレージブランド『Awa Sell』を立ち上げ、熟練の職人がこれまでのノウハウを活かしたアウトドア用品を製造しています。3段階に火力調整が可能な組み立て式のポータブルコンロや焚き火台など、使いやすさと良質な素材にこだわった製品が魅力です。

 

全て手作業で作られるポン酢

 もう一つは食品事業。安芸太田町産の柚子を皮ごと贅沢に使ったポン酢は、代表取締役である淡野乃祐さんの母が作るオリジナル。爽やかな酸味と香り、そしてすりおろしたタマネギが生み出す深みのある味わいは、ドレッシングとしてだけでなく、料理にも活躍します。定番の『本搾り』のほか、熟成させた『熟成1年』、とれたての柚子のみを使った『とれたて』の3種類を用意。『とれたて』は、柚子が収穫できる11月から1月の期間にしか味わえないスペシャルな味わいです。商品はHPから購入可能。爽やかな柚子の香りと風味をお楽しみください。

 

 今後はさらに安芸太田町の柚子を使った新商品も開発予定です。安芸太田町内で収穫した柚子の買い取りも行っています。余っている柚子があるという方は、ぜひお声かけください。

 

●淡野製作所株式会社

住所/山県郡安芸太田町加計1002-1

TEL0826-22-2272

営業時間/9:0017:00

休み/土日曜・祝日

HPhttp://www.awano-ss.co.jp

 

「黒瀬元気プロジェクト・イルミネーション事業」が10周年(黒瀬商工会)

[訪れる人に感動と癒しを提供し続けて10年。黒瀬町の冬を彩る風物詩に]

10年間続くイルミネーションが今年はスケールアップ

 黒瀬商工会は、毎年この季節に「イルミネーション事業」を実施しています。今年も2024年12月10日から2025年1月10日までの期間、黒瀬商工会とその周辺が幻想的な光に包まれます。クリスマスシーズンを経て新年の幕開けまで、黒瀬の夜を鮮やかに彩ります。

 

 この事業は、地域のにぎわい創出と住民間の交流促進を目的に、「黒瀬元気プロジェクト」として2014年からスタート。商工会の会員を中心に地元企業や住民の協力を得て、毎年少しずつ規模を拡大してきました。コロナ禍の年も絶えず照らし続け、現在では、LEDライトが商工会会館を照らし、訪れる人々に感動と癒しを提供しています。

 

 今年は、過去10年間の感謝を込めた「10周年記念特別演出」として、新しいイルミネーションオブジェを導入しました。世代を超えたつながりを感じられる空間を創り上げています。

 

 また、観光客の増加による地域経済の活性化にも大きく貢献。商工会の吾郷会長は、「10年間続けてこられたのは地域のみなさまのおかげです。今年のイルミネーションが、これまで以上に多くの人々に楽しんでいただけるものになれば幸いです」と話します。

 

 環境に優しいLEDライトを使用し、省エネルギーにも配慮。来場者が安心して楽しめるように、安全対策も強化しています。事業期間中は商工会メンバーが中心となり、適切な運営を徹底しています。

 

 今年の冬は、ぜひ黒瀬のイルミネーションで特別なひとときをお過ごしください。詳細は、黒瀬商工会の公式ホームページ等でチェックできます。

 

公式HPはこちら

 

○黒瀬元気プロジェクト・イルミネーション事業

開催期間/2024年12月10日(火)~2025年1月10日(金)

点灯時間/毎日17:30~22:00(クリスマス・年末年始は延長予定)

会場/商工会館周辺(東広島市黒瀬町楢原244-1)

お問合せ/黒瀬商工会 TEL 0823-82-3075

    E-mail: kurose@hint.or.jp   

世界的人気ゲームとコラボ。安芸太田町の地元食材を使った新商品が誕生!(安芸太田町商工会)

[加計の天然記念物「吉水園のモリアオガエル」と人気ゲーム「東方Project」のコラボパッケージが話題]

300個限定販売です。ご購入お早めに

 1120日から数量限定で「諏訪子のお土産~ひろしま小松菜ナッツ~」が販売されています。安芸太田町産の小松菜を使ったパウダーをまとわせたナッツは、カリッと軽い食感でほのかな青菜の風味が楽しめる新感覚の味わいです。小松菜パウダーの製造を手掛けるのは、山県郡安芸太田町の穴地区で活動する「TREE FROG」。収穫からカット、乾燥、粉末状にするまで全て手作業で丁寧に作られた小松菜100%のパウダーは、生のものに比べてポリフェノールを1000倍も含み、栄養価も豊富です。

 

 パッケージデザインは、安芸太田町加計の天然記念物「吉水園のモリアオガエル」と世界的大人気ゲーム「東方Project」のキャラクター・洩矢諏訪子(もりやすわこ)がコラボ。購入特典としてコラボパッケージをデザインした限定特典カードが付いています。

 

 仕掛け人は安芸太田町商工会の紙川経営指導員。「中小企業や小規模事業者とアニメなどとのコラボ商品は売れることも大切ですが、それ以上に地域にこんな素晴らしい企業があることを知ってもらうことが重要だと考えています。大規模生産が難しい企業であっても、商品のこだわりや物語を多くの人に知ってもらいファンになってもらうことが次のステップへの第1歩だと思います」と話します。

 

 今後も安芸太田町や広島を元気にするために、第2弾、第3弾とコラボ企画を実現していく予定です。

 

「諏訪子のお土産~ひろしま小松菜ナッツ~」のご購入はこちらから

 

●お問合せ 安芸太田町商工会 加計支所 TEL 0826-22-1221

 

事業所紹介-手作り肉まん専門店 らん(五日市商工会)

[素材を楽しむ本場中国の肉まんが味わえる専門店がオープン!]

「出来立ての美味しさをどうぞ」と高さん

 20241212日にオープンしたばかりの新店がこちら。中国出身の店主・高さんが作る本場の手作り肉まん専門店です。小麦粉とイースト菌だけで作るシンプルな生地はもちもちとした食感で、ほのかな甘みが特徴。具材や季節などに合わせて生地の配合や発酵時間を変え、その日最も美味しい状態で提供しています。

 

 具材にはミンチやシイタケなど厳選した食材を使用。ミンチは赤身と脂身のバランスが良く、一口食べれば肉汁が口いっぱいに広がります。味付けはシンプルながら、中国の味噌でコクをプラス。少し甘味のある生地との相性も抜群です。

 

 手間暇かけて作るあんまんもおすすめ。餡は佐伯区八幡に工場がある老舗、吉川製餡のつぶあんを使用。甘さ控えめの餡に自家製の背脂をブラスし、じっくりと煮詰めたオリジナルです。甘さの中に深いコクとうま味を感じる一品です。

 

 そのほか、中国ではメジャーな饅頭(まんとう)も販売。饅頭とは、肉まんやあんまんの生地だけでできた蒸しパンの一種。そのまま食べても、好きなものを付けてアレンジして食べても楽しめます。カウンター席もあり店内で味わうことも可能です。

 

ボリューム満点の肉まん270円(上)とあんまん270円(下)

 自家製の餃子は豚肉餃子、エビニラ餃子(数量限定)、椎茸木耳餃子の3種類を用意。餃子は注文が入ってから焼くため、10分ほど時間がかかります。待っている間に楽しめるコーヒーのサービス付きです。

 

 手間暇かけて作る本場の味を、ご家庭でもぜひ。

 

●手作り肉饅専門店 らん

住所/広島市佐伯区八幡東3-26-11 2F

TEL080-3056-8188

営業時間/10:0019:00 ※売切れ次第終了

休み/月曜、第3土曜

事業所紹介-じゅげむ株式会社(安芸太田町商工会)

[子どもの心と体を育てる体験をオリジナルプランで。体験から生きる力を育てる]

中学・高校の理科の教員免許を持つ小坂さん。「体験から充実感や幸福感を感じてほしです」。右は補助金で導入したかまど

 自然豊かな安芸太田町に本拠地がある「じゅげむ」は、幼児から大人まで幅広い世代を対象とした体験型の学習教室です。「遊びを通して、才能を開花させる」をコンセプトに、スキー教室や薪を使った料理教室、農作業体験など、様々な経験を提供しています。

 

 代表の小坂由佳さんがこうした体験型の学習塾を開業したきっかけは、自身の子育ての経験から。コロナ禍で遠足や社会見学といった子どもたちのイベントが次々と中止になり、コミュニケーションや体験の場が奪われていくことに不安を感じるようになりました。「体を動かすことは、子どもの成長にとって欠かせないことです。それを体験できる受け皿になりたいと思いました」と話します。

 

 自宅の敷地内にはかまどやキッチン、にわとり小屋、畑などがあり、季節や素材に応じて様々な体験ができるほか、出張教室も行っています。決まったメニューはなく、「調理体験をしたい」「自然体験をしたい」「収穫・調理したい」「自然散策したい」など、要望に合わせたプランを小坂さんがコーディネート。また、親子体験だけでなく、企業研修や保護者会といった、大人の体験教室も開催可能です。メールやお電話でお問合せください。

 

 「子どもたちは机上の知識よりも体験したことから多くを学ぶと考えています。体験は生活力をつけるベースになるもの。昔ながらの生きる力を身に付けてほしい」と小坂さん。また、大人の体験教室は自然の中でリラックスできる、癒しの時間も提供したいと考えてします。

 

 安芸太田町商工会では、創業から税務関係を支援。昨年、補助金の申請サポートを行い、かまどを導入しました。教室のコンセプトに合わせて吟味したかまどは「愛農かまど」といい、一口の焚き口で2つの鍋とオーブンが利用できる昔ながらのかまどです。

 

 ニーズにぴったりのプランを提案してくれる自然派学習塾。ここでしかできない体験を親子や仲間と経験してみませんか?

 

●じゅげむ株式会社

住所/山県郡安芸太田町下殿河内117

TEL080-2006-5910

営業時間/10:0017:00

休み/不定休

E-mailinfo-eisai@is-jugemu.com

令和6年度販路開拓支援事業「商談会」開催(県連)

[事業者の要望に応え、自社商品の価値を理解してくれる高品質スーパーなどを招聘]

経営指導員とともに商談会に挑んだ福永さん。合格祈願の絵馬が入ったコーヒー豆は、外国人観光客にも人気

 11月20日(水)、広島県商工会連合会主催の「商談会」がホテルメルパルク広島にて開催されました。食品関係の事業所を対象としたこの事業は、県連が毎年11月に実施しているもので、高品質スーパーやセレクトショップ、百貨店などから首都圏、関西圏、広島地区のバイヤー13社と25事業者が参加。対面とオンラインの両方で実施され、81件の商談が行われました。取引を成約まで持って行きたい事業者により会場は熱気に包まれました。

 

 今回初めて商談会に参加した「コーヒーストーリー・ニシナ屋」の福永さんは、自家焙煎のコーヒー豆専門店を営んでいます。一人でお店を経営している中で、店に訪れる顧客を対象とした販売だけでは限界を感じ、他の販売方法を模索するため商談会に参加しました。今回は県内外のバイヤー3社と交渉。「コーヒーという差別化しにくい商品を、どういう切り口で効果的にアピールしていくか、そのヒントを探りにきました」と福永さん。バイヤーからはテストマーケティングの提案があり、挑戦してみることにしました。「インバウンドも視野に入れながら、消費者の声をパッケージなどに活かしたい」と力を込めます。

 

 「こういう機会があれば、可能な限り参加しています」と話す有限会社濵口醤油の代表取締役・濵口さんは、今回3度目の参加。「自力で大手のバイヤーとアポを取ることは難しい。権限がある方と直接話ができる貴重な機会です」と話します。今回は新商品をPRし、価格や内容量などについてアドバイスをもらいました。濵口さんは、「販路拡大は大きな課題。今後の足掛かりにしていきたい」と語りました。

 

濵口さんは今回の商談会で新商品開発のヒントを得ました

 商談会実施10日後の後追い調査では、10事業者から7件(約5,000千円)が成約になったとの回答があり、「即決でスピーディに対応いただき、早速121日からECサイトに掲載されることになった」、「弊社で取り扱う全アイテムの取り扱い開始に繋がり、年間3,000千円の売上増加を見込んでいる」との声を頂いています。

 

 12/11現在、残り15事業者から回答待ちですが、当連合会では後追い調査により事業者からバイヤーに継続的に連絡するよう促し、商談が自然消滅しないように成約までをサポートしています。事業者の挑戦は続きます。