2022年記事一覧
【職員募集】令和5年4月採用商工会等職員【事務局長】採用試験の実施
事業所紹介-通訳・翻訳 向井真珠さん(尾道しまなみ商工会)
2009年に尾道市向島にIターンで移住した向井さん。インバウンド需要を見越して、広島県内の観光案内を行うガイドとして活動するため2020年に開業しました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、しばらく休止していましたが、2022年11月に再開。ガイド依頼が入るようになり、宮島や原爆ドームなどを案内しています。また、アメリカとタイに留学した経験を活かし、英語やタイ語を必要とする尾道市内の企業の社内通訳や警察、検察、弁護士などに協力する民間通訳人としても活動しています。
自宅では現在、小学生を対象とした英語教室も開催。「文法ももちろんやりますが、コミュニケーションに役立つ会話力を身に付けてほしいと考えています.。英語を好きになってほしい」と向井さん。オンラインの教室や大人の英語学習法、英検対策など、ニーズに合わせて対応が可能です。メールにてお気軽にご相談ください。
様々な顔を持つ向井さんですが、今、力を入れている活動の一つが『みらいのこども舎』の運営です。『みらいのこども舎』とは、「地域の人や自然との関わりの中で、生きることを楽しむ」「こどもの時間を十分に味わう」「親子が共に学び合える場づくり」をテーマに2019年から活動をスタートした認可外の野外活動団体。向井さんは運営メンバー、保育スタッフとして参加しています。
ここは園舎のない環境で、子どもたちがやりたいことを大人たちが見守るスタイル。子どもたちの内側からでる気持ちを大切にして、できるだけ自由な環境で保育を行っています。カリキュラムは手仕事やお散歩、クッキング、ミュージックなどバラエティ豊か。向井さんは手仕事を担当し、麦わらのオーナメントなどを子どもたちと一緒になって作ります。向井さんは「木登りしたり、穴を掘ったり、子どもたちにとっては全てが遊び道具。遊びの中から自ら学ぶ力、問題を解決する力を養ってほしい」と話します。
2022年4月からは小学生を対象としたアフタースクールも週2回スタート。年齢を問わず、多くの子どもたちが自然の中でのびのびと成長しています。随時、体験や入舎受付中です。詳しくはHPでご確認ください。
今後は尾道しまなみ商工会のサポートを受けながら、観光ガイド、通訳・翻訳、英語教室など様々な職種で販路開拓に力を入れていく予定です。
- お問合せ先 E-mail:asianpearl75@gmail.com
事業所紹介-西馬の窯(広島県央商工会)
マツダ株式会社在社中に作陶に興味を持ち定年を機に作陶を本格的に始め、自然豊かな現在の場所に移住しました。金井さんが作る作品の最大の特徴は、釉薬から手作りであること。松やケヤキ、山桜、リンゴ枝、ぶどう枝、牡蠣殻といった身近な材料で焼き灰を作り、釉薬として使用しています。使った灰材によって異なる発色や模様を活かした、個性あふれる作品が魅力です。
また、釉薬を使わず、粘土と炎が反応して淡い緋色をまとった作品も金井さんならでは。温度管理を担当していたマツダでの経験を活かした、金井さんにしか出せない赤色が上品で温かな雰囲気を醸します。
「ものまねをせずに自分の思うものを作る」。手馴染みの良さや持ちやすさなど、使い心地にもこだわった工夫が随所に感じられる作品が揃います。作品はカップやお皿、おちょこなどバラエティ豊か。窯で購入できるほか、豊栄町、河内町、福富町の魅力的なお店が軒を連ねる「セントルマルシェ」にも出店しています。次回は2023年4月16日開催予定です。
「これからも釉薬の研究を続けていきたい」と話す金井さん。陶芸家として活動して20年が経つ今も、挑戦は続いていました。
○西馬の窯
住所/東広島市豊栄町清武1249-2
TEL/090-3743-3810
小規模企業景気動向調査(2022年10月期)の結果を公表します
全国商工会連合会では、11月25日、10月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。
<製 造 業> ◇…改善傾向にあるものの、原材料費高騰等により資金繰りに影響が出始めた製造業…◇
<建 設 業> ◇…深刻な人手不足による売り上げの停滞や資材高騰により、採算のとれない建設業…◇
<小 売 業> ◇…仕入値の高騰と消費者の購買意欲の鈍化から、資金繰りに苦慮する小売業…◇
<サービス業> ◇…観光客と外出需要の増加から、3期連続で改善が続くサービス業…◇
詳細については、添付ファイルをご覧ください。
≪小規模企業景気動向調査とは≫
全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。
全国約300商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。
(問合せ先)
全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085
広島県商工会連合会 東部支所
令和4年度 販路開拓支援事業「商談会」開催(県連)
11月14日(月)、広島県商工会連合会主催の「商談会」が、ホテル広島サンプラザで開催されました。商品関係の事業所を対象としたこの事業は、毎年11月に実施されているもので、今年は首都圏、関西圏、広島地区のバイヤー15社と25の出展事業所が参加しました。商談は対面とオンラインの両方で実施。94の商談が行われ、会場は熱気に包まれました。
商談は例年通り、事業者の希望とバイヤーからの事前指名をマッチングした形式で進行。今年度はWithコロナとなる今後の生活様式を見据え、百貨店などの小売りに力を入れている企業のバイヤーや、地域で頑張っている小規模事業者に目を向けて取引を行っている企業のバイヤーを重点的に招聘しました。
山県郡北広島町でどぶろくづくりを行っている福光酒造株式会社の4代目、福光寛泰さんは商談会に初参加。コロナ禍で売上が下がる中、いいものを作っても知ってもらわなければ意味がないと感じ、参加を決めました。「どぶろくとは何か?から説明し、まずは興味を持ってもらうことからスタートしました。商品のことだけでなく、その裏側にあるストーリーや作り手の思いも一緒に伝えることができて良かった」と話します。また「新しい視点でアドバイスがもらえる点もよかった。価格や内容量など顧客のニーズも吸収していきたい」と意欲的。2023年2月に開催されるビジネスフェアにも出展予定で、新たな販路開拓を目指します。
同じく初参加となった株式会社ライフデザインマンボの代表取締役社長の宮庄春恵さんは、自社栽培した茶葉を使った杜仲茶を製造・販売しています。「畑を広げて収穫量が安定したことで販路を拡大することができるようになりました。健康志向でお茶の人気が高まる中、丁寧に作ったお茶を遠くの人にも届けたい」と宮庄さん。「バイヤーの方から他の商品も見てみたいと言ってもらえ、夢が膨らみました。今回商談会に参加できたのは商工会の手厚いバックアップがあったから。サポートしてもらったことで道が開けました」と話してくれました。
販路開拓だけでなく、新商品の開発や既存商品のブラッシュアップなど、商談会を機に新しい一歩を踏み出した事業者のみなさん。熱い思いが伝わる商談会になりました。
事業所紹介-株式会社NOSON(備北商工会)
株式会社NOSONは庄原市高野町の「瀬尾商店」をはじめ、「はしなかや高野店」「はしなかや君田店」の3店舗を展開する小売店です。食料品や日用品など、暮らしに欠かせない商品を取り揃え、地域の方の生活を支えています。
冬季は天然雪で人気を集めるスキー場「りんご今日話国」を運営するほか、特産品のりんごを使ったアップルパイやコンポート、ジュレなどを製造・販売。道の駅たかのや広島市内のスパークなどで販売しています。おこわや甘酒、クッキー、そばなど、商品ラインナップも豊富です。
10月22日(土)にサンフレッチェ広島がJリーグカップ(YBCルヴァンカップ)で優勝した翌日、同社が手掛ける高野町産のブルーベリーを使った「飲むブルーベリージュレ」がそごう広島店で配布されました。優勝を祝って来場者にプレゼントされたもので、その人気は行列ができるほど。多くの人が高野町の味覚を楽しみました。
同社では、自慢の加工品を販売してくれるビジネスパートナーを募集しています。興味のある方はお気軽にお問合せください。
田舎のなんでも屋として様々な事業を展開する同社ですが、今年9月に新事業がスタート。スキー場隣のエリアにコテージ4棟が完成しました。5角形の特徴的な建物にはベッドトイレ、シャワールームも完備。BBQができるスペースもあり、スキー客などの需要を見込んでいます。
「もともとスキーに来たお客様から宿泊施設がほしいという要望を受けていました。宿泊することで2日目も高野町で楽しんででもらえるような周遊拠点になれればうれしいです。町に活気を呼び戻したい」と代表取締役の瀬尾達徳さん。
高台に位置する見晴らしの良いコテージは居心地も抜群です。備北商工会では、今後ビジネスマッチングや販路開拓等でサポートを行っていく予定。庄原DMO(庄原市観光推進機構)とも連携し、施設の周知、PRにも力を入れていきます。
見た目も愛らしい5角形のコテージは、SNS映えすること間違いなし。庄原観光にお越しの際は、ぜひご利用ください。
○株式会社NOSON(ノーソン)
住所/庄原市高野町下門田5059-184
TEL/0824-86-2328
営業時間/9:00~18:00
休み/水曜
11月は「過重労働解消キャンペーン」月間です。(厚生労働省)
広島労働局よりお知らせです。
過労死等防止対策については、過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)及び「過労死等の防止のための対策に関する大綱」(平成27年7月24日策定、令和3年7月30日変更)に基づき取組を行ってきました。しかしながら、週40時間以上の労働者のうち、週の労働時間が60時間以上の労働者の割合は近年低下傾向にあるものの引き続き高く、依然として恒常的な長時間労働の実態が認められるほか、過労死等に係る労災認定件数も引き続き高水準で推移しています。
このような状況の中、平成31年4月1日から、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成30年法律第71号)による改正後の労働基準法(昭和22年法律第49号)において、時間外労働の上限規制が罰則付きで規定され、また、令和2年4月1日から時間外労働の上限規制が中小企業にも適用されたため、きめ細やかな周知等を通じ、長時間労働の削減等の過重労働解消に向けた気運の醸成を行う必要があります。
このため、厚生労働省では、「過労死等防止啓発月間」の一環として「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施し、長時間労働の削減等の過重労働解消に向けた取組を推進するため、使用者団体・労働組合への協力要請、リーフレットの配布などによる周知・啓発等の取組を集中的に実施します。
実施期間 令和4年11月1日(火)から11月30日(水)までの1か月間
詳しくは、下記をご参照ください。
第62回商工会全国大会が開催される
令和4年11月10日、東京都渋谷区のNHKホールにて、「第62回商工会全国大会」が開催されました。昨年度までは新型コロナウイルス感染症の拡大により、縮小した規模での開催となっていましたが、感染防止策を徹底しながらのコロナ前と同規模での開催となりました。今年度は全国の商工会代表者ら約2,400名が集結し、当県からは68名の商工会役職員が参加。佐飛全国連副会長による、開会宣言の後、森全国連会長は冒頭の挨拶で、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、戦後最大級の落ち込みから徐々に持ち直してきていることに触れました。
そして、不安定な国際情勢の影響を受け、燃料・原材料価格の高止まりや急激に進行する円安、さらには各地で相次いでいる自然災害等により、地域経済を支える中小企業・小規模事業者は、依然として厳しい経営環境に置かれており、この様な状況下で、商工会は国や地方公共団体と一体となって、資金繰りをはじめ、各種給付金の申請支援や従業員の雇用確保対策等、様々な支援策をいち早く中小企業・小規模事業者に届けるなど、地域の身近な相談窓口としての機能を着実に発揮してきたことを述べました。
さらに、本年3月に中小企業庁が今後の伴走支援の在り方についてとりまとめた報告書でも商工会には、経営力再構築伴走支援の担い手として、大きな社会的役割が期待されていることを報告しました。
最後に、「会員あっての商工会」を念頭に、一層信頼される組織を目指し、後継人材の育成や組織内DXの推進など機能強化に取り組むとともに、政府と一体となってこの困難を乗り越え、全国の中小企業・小規模事業者が希望をもって挑戦・成長できるよう、引き続き事業者支援に全力を挙げていくことを宣言しました。
この後、
・中小企業・小規模事業者の支援に重点を置いた大型経済対策の早期実施
・地域を支える小規模事業者に対する支援策の大幅拡充
・小規模事業者等に寄り添って支援する商工会の体制強化
・企業力向上のための税制・金融、労務支援等の制度の改正・拡充
・リスクマネジメント支援の強化及び災害からの復興
・地域を支え、共に歩む唯一の経済団体としての商工会の組織力強化
の6項目について大会決議(案)が宣言され、満場一致で決議されました。
その後、岸田内閣総理大臣をはじめ、各政党代表等からの祝辞及び来賓紹介が行われた後、藤村全国連副会長による閉会宣言が行なわれ、大会は終了しました。
全国大会終了後、広島県商工会連合会の情報交換会を明治記念館で開催し、岸田内閣総理大臣をはじめ、広島選出の国会議員ご臨席のもと盛会裡に開催しました。
今年のグランプリはどの商品に⁉ クレワングランプリが今年も開幕(呉広域商工会)
呉広域商工会が11月中旬から「令和4年度伴走型小規模事業者支援推進事業」をスタートします。この事業はテストマーケティング広島県内・首都圏のバイヤーとの商談会などを通じて、商品のブラッシュアップ・新商品の開発支援を行うとともに、新たな販路開拓を目的に同商工会が毎年実施しているもの。11月19日(土)から23日(水)までの5日間開催される「#せとうちskip物産展」を皮切りに、「食べるJAPAN三味アワード」への出品、「オールクレ・クレコレバイヤーズ商談会」、商品ブラッシュアップ相談会の4つのイベントが用意されています。
東京・銀座にある「ひろしまブランドショップTAU」で行われる「#せとうちskip物産展」には、10事業所が参加。倉橋島産のひじきを使ったコロッケやワイン、ジャム、シロップ、レモンケーキなど呉ならではの柑橘商品など、バラエティ豊かな商品が登場します。専門家による消費者ヒアリング等による消費者評価も実施する予定です。
さらに、11月下旬には日本の一流シェフが日本各地の美味を発掘する『食べるJAPAN美味アワード2022』にも出展予定。このイベントは国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率に貢献するという趣旨で開催されるもので、フードジャーナリスト、料理研究家、インフルエンサーが商品を評価します。
続いて令和5年1月18日(水)にはクレイトンベイホテルにて『オールクレ・クレコレバイヤーズ商談会』を実施。呉地域で行われる最大級の商談会で、新たな取引先確保の機会を創出します。
都市圏でのテストマーケティングによる消費者の評価、食べるJAPAN美味アワーでの評価、商談会でのバイヤーの評価の3つのステップを踏まえ、今年度のクレワン・グランプリが決定します。
2018年の有限会社瀬戸鉄工「十割ちっぷす」、2019年の株式会社クレセント「大人のレモンケーキ」、2020年のリベルテ本帆株式会社「三大呉イカ店」2021年の株式会社 Story Agent「クラフトビール Sunflower White」に続く、新たなグランプリの誕生に期待が高まります。
●お問合せ 呉広域商工会 TEL 0823-70-5660
第62回商工会全国大会における『経営改善普及事業に関する表彰』について
令和4年11月10日に、東京都渋谷区のNHKホールにて開催された「第62回商工会全国大会」において、経営改善普及事業に関する功労者等の表彰がおこなわれました。本表彰は、商工会等の組織運営及び実施する経営改善普及事業が特に優良であり、他の商工会の模範とするに足る商工会や商工会役職員、青年部・女性部及び部員に贈られるもので、広島県からは、以下の8団体・50名の方々が受賞されました。
(1)中小企業庁長官表彰
① 役員功労者 世羅町商工会 玉 浦 洋 明
② 女性部功労者 黒瀬商工会女性部 松 井 美椰子
③ 優良常勤役職員 世羅町商工会 佐 倉 喜代美
世羅町商工会 片 岡 京 子
(2)全国商工会連合会長表彰
① 優良商工会 三原臨空商工会
② 優良青年部 広島安佐商工会青年部
安芸太田町商工会青年部
福山北商工会青年部
③ 優良女性部 広島安佐商工会女性部
北広島町商工会女性部
④ 役員功労者
11商工会 35名
⑤ 青年部功労者 安芸太田町商工会青年部 森 脇 智 史
安芸高田市商工会青年部 下土居 猛
三原臨空商工会青年部 髙 下 慎 也
⑥ 女性部功労者 府中町商工会女性部 中 村 順 子
宮島町商工会女性部 山 村 ゆう子
安芸津町商工会女性部 高 下 昭 美
⑦ 優良常勤役職員 呉広域商工会 松 岡 昭 博
呉広域商工会 奥 田 節 子
呉広域商工会 水 谷 みどり
三原臨空商工会 土 井 崇
三原臨空商工会 礒 辺 香 苗
⑧ 事業推進優良商工会等 会員増強部門 広島安佐商工会
⑨ 事業推進優良商工会等(共済部門)会員福祉共済 三次広域商工会
※全て順不同・敬称略・令和4年3月31日現在